この夏はPixivにどっぷり。
お久しぶりです。このところ1か月くらいは、Pixivへの投稿にどっぷりハマってしまい、noteがおろそかになっている僕です。どれもこれも僕のお絵描きコレクション熱に火を灯してくれた50周年アニバーサリー中の『グレートマジンガー』のせいなのですが、同じように来年50周年を迎えるコンテンツを発見してしまいました。
『ロボダッチ』。昭和40年代世代の男子なら、だれもが一度は見聞きした覚えがあると思います。イマイが発売していたチーププラモデルのシリーズで、漫画家の小沢さとる先生デザインのユーモラスでカラフルなロボットたちが沢山展開されていました。実際に買って作った数はひとつやふたつではなく(笑)
モノの本によれば当時1個80円、4つセットになったパックが300円で販売されていたそうで(これは駄菓子屋とかではなく玩具店やデパートで取り扱ってもらうための苦肉の策だったんだそうです)、今の相場で考えるとめちゃくちゃ安いですよね。成形色もだいたい2色、3色使われていて、そのPOPさも特徴的でした。とにかく素組で作って遊ぶ、という当時のプラモの遊び方の王道でしたね。
「ロボダッチ研究所」さん、最近お世話になりっぱなしw
ロボダッチを描いてみた
このタマゴローが主役級のキャラだと思っていましたが、実は彼は後発組なんだそうです。最初に小沢先生が生み出したのは『ロボQ』『ロボX』『ロボZ』の3体なんだとか(ヤクルトの空き容器に描いたとか)。というわけでその3体も描いてみました。今、ハマている僕流""キン消し風フォルム"のアレンジ入れちゃってますが、描いてて思ったのは実にシンプルで伸び伸びしたラインで構成されているのに、ちゃんとキャラクタライズされてるなー、ということ。アニメ的ともいえますが、これ小沢先生が図面を引けるエンジニアってところも影響しているようですね。
このまま全ダッチを描いてしまいたくなりますが、そこはぐっとこらえて(笑) 実は消しゴムのコレクションにも、ロボダッチがいるんです。それはまた次の機会にご紹介できたらと思います!
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そうそう『ロボダッチ』って「ロボットの友達」という意味合いだと思っていたんですが、某雑誌の小沢先生インタビュー記事に「「ダッチ」ってフランス語で噴射とかあふれるっていう意味。際限なく、機関銃のように噴き出していくシリーズだからそういう名前にしたんだ」というのがありました。限られた資源で、起死回生を賭けたというイマイさんの要望に応えたいという小沢先生の熱意を感じますね。
・・・でもね、どんなに調べても「ダッチ」というフランス語が見当たらなくて、フランス語で「噴射する」は「インジェクション」って出るし、「ダッチ」はどう検索してもオランダ人のことを指す言葉としてしか出てこないんですよねー・・・(特に蔑称的な意味合いでの💦)。なので、小沢先生が勘違いされているのか、それに似た別の言葉があるのか・・・真相はやぶの中。