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【電動キックボード】ワイドパンクレスタイヤのレビュー!100km乗った

前回までの話

リアタイヤのパンクレスタイヤの溝が無くなり、晴れていてもリア側がズルズルする感触になってしまいました。
Swallow社のモデルでは、交換部品としてタイヤ単体の交換が可能です。

こういった修理サービスが提供されている点は、電動キックボードを選ぶうえでも重要なポイントです。

紆余曲折あり、この度はワイドパンクレスタイヤを提供いただきました。ありがとうございます。

通常パンクレスタイヤレビュー

前回の、通常幅のパンクレスタイヤは、およそ400kmで交換となりました。

交換した、通常幅パンクレスタイヤ

溝が無くなり、ズルズルしていたと思っていましたが、写真をよく見ると、タイヤのクッション性をだすための穴部分まで、路面とこすれた跡があります。
これが、リアタイヤがズルズルしていた主たる原因と考えられます。

電動キックボードは、2輪車ですのでハンドルで曲がるというよりは、体重移動で曲がっていきます。体重移動をすると、自然とハンドルバーが行きたい方向へと曲がるので、ハンドルで曲げようとする意識は不要です。

車体が傾くので、タイヤの接地面は側面も使うのですが、これでは少し感触が良くありませんでした。

パンクレスタイヤは、エアの充填が不要なので、メンテナンスが楽です。
特に小径の電動キックボードは、空気のボリュームが少なく、少し空気が抜けただけで、一気に圧力が下がってしまいます
自動車より、こまめなエアチェックが不要になるという意味では、大きなメリットがありました。

ワイドパンクレスタイヤレビュー

ワイドパンクレスタイヤを、100kmほど使用しましたので、通常パンクレスタイヤとの違いをレビューしていきます。

左:新品 右:100km使用 ワイドパンクレスタイヤ

まず、大きな違いは耐摩耗性です。
通常パンクレスタイヤが、400kmで溝が無くなったことと比較して、100km走行したワイドパンクレスタイヤの摩耗度は、新品の溝から2%ほど削れた程度です。

通常パンクレスが100km時点で、どれくらいの溝が無くなったのか計算すると、25%の摩耗具合という事が算出されます。

つまり、ワイドパンクレスタイヤは、筆者調べで10倍長持ちであると予想され、計算上は4000km使用が可能と予想されます。
多少高くても、パンクレスタイヤを導入するのであれば、ワイドを買った方が、結果的にお得といえる結果です。

そして肝心の走行感ですが、直進では安定感を強く感じます
タイヤが太くなったことで、グレーチングの溝や、道路の割れ目などの影響をうけにくくなりました
特に、電動キックボードが走行する路肩は、側溝や、クラック、工事跡などがあり、それぞれに対応した操作が必要なので、それが楽になるという点は大きなメリットです。

次に、旋回時には、独特な挙動をするタイヤですので、慣れが必要だと感じました。しかし、最初から、このタイヤで慣れていれば、気になる点とはならないでしょう。

というのも、ワイドパンクレスタイヤの形状が独特で、

ワイドパンクレスタイヤ

先ほどの写真ですが、タイヤの断面が台形に近い形状をしています。
そのため、車体が傾いていくと、タイヤの角の部分に力が集中することになります。
角に大きな力がかかると、タイヤが変形しようとします。もちろんゴムなので、元の形を保つ力の2つが喧嘩をします。
その時の走行感は、なんとなくタイヤが滑っている気がするというレベルで、こんなものだと思ってしまえばあまり気になりません。

結論

ワイドパンクレスタイヤの1番のメリットは、タイヤとしてのライフの長さが最大のメリットでしょう。
あとは、通常のワイドタイヤと大きな差は感じません。

しかしながら、標準タイヤや、ワイドタイヤの空気圧点検の手間を考えれば、パンクレスタイヤにメリットがあります。

Swallowには、標準タイヤ、標準幅パンクレスタイヤ、ワイドタイヤ、ワイドパンクレスタイヤの4種類が選べます。
個人的には、ワイドタイヤ系は安定感がありオススメです。
特にワイドパンクレスタイヤは、メンテナンスの手間が省け、特にオススメです。
自分の使い方に合わせたタイヤを選んでみては、いかがでしょうか。

ODDメーター513km


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