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「斫」と「切掌」について。
「斫」は「シャク」と読む。コンクリートを人力で削ることを「ハツリ」と言うが、この「斫」という漢字があてられ、「斫り」で「ハツリ」と読んだりする。
対して武術には「切掌」という技がある。これが古くは「斫」と呼ばれていた。
今回の画像であるが、太極拳の「高探馬(こうたんま)」である。この「切掌」の用法がまさに「斫」になる。
「斫」はチョップに似ているが別物であり、相手の首や脇に滑り込ませながら打つ。
「高探馬」は私の得意技であるが、長年、レベルアップが頭打ちになっていた。今回、この「斫」の用法をもってしてやってみると、とても打ちやすかった。
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