手鍋焙煎にオススメの器具3選【2500円未満】
手鍋焙煎をする人が増えている
こんにちは。つーじーです。
片手鍋焙煎したコーヒー豆でカフェの間借り営業したり、コーヒー豆をオンラインストアで販売したりしています。
少し前までは、コーヒーの焙煎は職人がやるもので、庶民は、職人芸によって焙煎された豆を買うものでした。
しかし、働き方の変化等でおうちで過ごす時間が増えるにつれ、コーヒーブームが起き、自分で焙煎を行う人もたくさん出てきました。
家庭で行える焙煎の一つとして、片手鍋焙煎があります。
この片手鍋焙煎を僕は強くオススメしております。
オススメしている理由については、
で詳しく書いています。
片手鍋焙煎で用意するもの【全部で2500円未満】
では、片手鍋焙煎といっても、さまざまあるので、何を用意したらよいか。
この記事では、実際僕が使っている片手鍋焙煎の器具を3つ紹介したいと思います。
すべて商品ページのリンクを貼っておりますので、よかったら商品を見てみてください。
1、片手鍋(ダイソー:税込550円)
まずは、本体である片手鍋です。
いろんなサイズ、材質があると思いますが、ダイソーの片手鍋がいいです。
理由1 サイズが程よい
ダイソーの片手鍋は直径16cmで、一度に最大200gくらいまで焙煎できます。
片手鍋焙煎では、15分程度、片手鍋を振ることになります。(詳しい焙煎方法はまた記事にします。)
ダイソーの片手鍋より大きいものは、手首クラッシャーになり得ますので、ダイソー以上のサイズにする必要はそこまでないと思います。
理由2 ちょうどええ材質
また、材質はアルミニウム合金なのですが、ほどよい伝熱性、蓄熱性です。
伝熱性が高すぎると、熱せられた鍋底が高温になりすぎて、生豆が焦げやすくなります。
蓄熱性はありすぎると、鍋内の温度をコントロールしにくいし、低すぎると、外気の影響を受けて、温度が下がりすぎて焙煎が安定しません。
ダイソーの片手鍋は両方ほどよいです。
理由3 蓋がガラスである、絶妙なフィット感である
もう一つオススメの理由は、蓋がガラス性であることです。
ガラスの何がいいかというと、中が見えることです。
業務用の焙煎機でもコーヒー豆の様子が見えるように小窓がついていたりします。
ダイソーの片手鍋は、上からコーヒーが焙煎されていく様子が観察できるため、しっかりと豆の状態を確認して焙煎ができます。
あと、蓋のフィット感が絶妙なんです。
これは、実際にやっていないとわからないかもしれませんが、「蓋は開けやすいのに、片手鍋を振っても開かない」というちょうどええ感じなんです。
(振り方によっては、開いてしまいます。片手鍋の振り方についてもまた記事にします。)
この片手鍋を作った人は焙煎のことなどまっったく気にしていなかったと思いますが、焙煎のために作られたかのようなつくりになっています。
2、温度計(できれば欲しいが、必須ではない)
こちらの記事でも書いたように焙煎は温度が大切です。
温度を測りながら焙煎をすることで、意図的に火力、時間の調整等を行える他、「あの時の味をもっぺんつくりたいなあ」となったときに温度の記録があると、再現の道標になります。
毎回の一期一会を楽しみたい方は、温度計はなくても焙煎は可能です。
では、温度計を使われる方に向けてオススメの温度計を紹介します。
こちらが実際に僕が使っている温度計なのですが、ダイソーの片手鍋との相性が抜群にいいのです。
蓋の取手を外すと、そのままその穴にスポっとはまります。
長さも、鍋底につかないくらいでばっちしです。
完璧です。
一応ですが、この温度計をつかっても、業務用焙煎機のような正確さまではないです。
鍋内の空気の温度を測っていることになるので、間接的にコーヒー豆の温度を推定する形になります。
「えーなんかやだー」と思ったあなたにオススメなのは、非接触式の温度計です。だいたい3000円くらいで手に入ります。
こちらの温度計の場合、コーヒー豆の表面の温度を直接測れます。
ですが、弱点もありまして、温度を測るためには、毎回蓋を開けないといけないということです。
また別の記事で書こうと思いますが、片手鍋焙煎において、蓋を開けることは焙煎にかなりの影響を与えます。
温度を測りたいだけなのに、意図せず焙煎にいろんな影響を与えかねないので、その辺りを考えながら焙煎できる上級者向けな気がします。
3、ざる的なもの(ダイソー:税込220円)
焙煎後のコーヒー豆は、かなり高温なので、ざる的なものに入れて冷まします。
そうしないと、焙煎を終わったつもりが勝手に進んでしまうのです。
冷まし方は、ひとそれぞれですが、うちわで仰いだり、扇風機の風をあてたりです。
ざるはなんでもいいですが、僕はダイソーのこちらを使ってます。
焙煎後の豆にチャフという薄皮がついていたりするのですが、豆を冷ましつつチャフをとるためにもざるでシャワシャワ混ぜるので、
持ち手があるのがとても便利ですね。
4、その他もろもろ
3つと言いながら、もう少し…
もともと持っているであろうものたちで、焙煎にあるといいものを簡単に紹介します。
タイマー
なんでもいいです。携帯でも、キッチンタイマーでも。
時間は測らなくても焙煎はできますが、いろいろこだわるなら時間は測っておきたいです。
コンロ
カセットコンロがオススメです。
家のコンロでもいいですが、温度が上がりすぎると自動で火力が抑えられる仕様になっていることが多いです。
設定をOFFにできるなら家のコンロでもOKです。
生豆
なんでもいい。
最近は通販で生豆が売られているので、自分が飲んでみたい豆などから買ってみましょう。
お手軽に焙煎を始めてみよう
いかがだったでしょうか。
おもったより簡単に焙煎は始められます。
しかも、思ったより簡単に美味しいコーヒーができます。
自分で焙煎しちゃえば、自分が好きなコーヒーをいつでも鮮度よく飲むことができます。
もうひとつ、自分での焙煎をオススメする理由があります。
思ったより簡単に美味しいコーヒーができると書きましたが、お店で飲むクオリティーのコーヒーまではなかなかたどり着きません。
普段、自分がお店で飲んでいるコーヒーたちがどれだけの積み重ねでできているかを実感を伴って感じることができるので、それもおすすめです。
では、よかったら一緒に焙煎を楽しみましょう!
じゃーにー
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