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不具合COCOAとPCR検査体験記

なかなかできない経験だと思うので、備忘録がてら。

学んだこと

・8/31現在、COCOAは重大な不具合がある。接触履歴があってもアプリ上は「接触なし」と表示されることがあるのだ。通知は正しく出るようだが、見落とす可能性もある。時々、JSONファイルを直接参照し、接触履歴がないか確認した方がいいだろう。(手順は下の方に書いておいた)

・国、都、区、所属組織とで、COVID-19対応ルールが一貫していないようだ。おそらく区の保健所の判断を正として扱った方が良さそう。無症状でCOCOA通知があった際、所属組織へ申告するかどうかは、保健所の見解が出るのを待った方がいいかもしれない。

・厚労省、東京都、区の職員や医療関係者に支えられているおかげで、今の状況が維持できていると実感した。感謝したい。


経緯

COCOAからの通知

8/30 早朝。Apple Watchに陽性者との接触通知がきた。一方で、iPhoneでアプリを開くと、「陽性者との接触は確認されませんでした」との表示が出た。矛盾している。

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Twitterで似たような人がいないか調べてみたところ、アプリの不具合がある模様。JSONファイルの直接確認により、接触履歴ありだということが判明。

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ちなみにiPhoneの場合の確認方法はこんな感じ。

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Q&Aに従って、厚労省の問い合わせ窓口にメールで問い合わせをした。

8/31 夕方、接触確認アプリサポートセンターより回答。「陽性者との接触があった可能性あり」「接触日は不明」とのこと。

「コロナ様症状がある」場合、もしくは「家族や友人、職場の人など2週間以内に身近に接した人で、新型コロナウイルス感染症の感染者がいる、または似た症状のような人がいる」場合は、地域の帰国者・接触者相談センターに連絡を薦められる。

東京都新型コロナコールセンターへの電話相談

無症状ではあったが、職場近隣で陽性者が発生していたので、東京都の相談窓口である新型コロナコールセンターに電話。一発でつながった。とても感じのいい方が対応してくださった。

COCOAで接触通知が出た人は、全員PCR検査を受けられると厚労省は言っているが、勝手に言っているだけで各保健所には話が下りてきていない。検査の必要があるか、出勤を控えた方がいいか、は居住地の保健所に確認してほしい。
基本的には、接触日から14日は外出自粛をお願いしている。ただ、今回のようにアプリ不具合で接触日不明の場合は、通知日から14日となってしまう。実際COCOAでは、接触から通知まで10日くらいかかるケースが殆どなので、14日は長いのだけれど、都としては何とも言えない。個別事情をふまえてどうするかは、保健所と相談してほしい。

地元保健所の相談窓口への電話相談

地元保健所へ電話相談。こちらも一発でつながった。とても感じのいい方が対応してくださった。

保健所の見解では、濃厚接触には該当しない。COCOAで通知があったので、ただの接触者として扱われる。検査は必須ではないが、希望者については無料でPCR検査を受診可能。ただし、初診料、診察料、処方、レントゲン検査などは3割負担。

保健所所属医師からの電話連絡

保健所所属の医師から電話が入った。たいへん手慣れた感じで、約10分の説明を淡々と語られた。

保健所としては、濃厚接触ではないので、行動制限の対象ではない。出社などしても支障はない。ただし、学校や企業によっては自主的に対応するケースもあるので、必要であれば当事者同士で相談すること。保健所は両者の中を取り持つことはしない。(実はこの時点で既に会社には申告しており、とりあえず出社禁止の指示をされていた)
PCRは9/1に受診可能。時間指定はできないので、1日予定を空けておくこと。検査の1時間くらい前に電話で連絡する。検査結果は、9/2夕方または9/3AMに電話で連絡する。書面での陰性証明などの発行はできない。
14日間、健康観察対象となる。毎日検温し、体調と共に申告する必要がある。
もし陽性だった場合は、症状の有無にかかわらず、病院ないしホテルに隔離となる。拒否はできない。隔離の場合の準備などは、陽性になってから話す。仮定で話をしても仕方ないから。

PCR検査

続きは明日。


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