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ちゆちゃんの抱き枕千夜一夜 第4夜「あちらへは手ブラで行く」

このシリーズ記事は無料です。(第1夜第2夜 / 第3夜

 

サービス精神は有り難いのですが…

全年齢向けの一般アニメでも、抱き枕は可能な範囲でエッチにしようと頑張ってくれることがあります。

ズボン一丁で胸を手で隠しているサーニャ、脱げかけの水着を手で押さえているレナ。
たぶん作品的に許される限界に近いところで、サービス精神は感じます。

ただ、個人的には、布面積が少なければ嬉しいとも限らないのですよね。

というのも、普通に服を着ている絵柄ならおっぱいを服の上から揉めるところ、こういう絵柄になると、手でガードされているおっぱいが揉めないという問題があるからです。

 

シャアが来る

たとえば、抱き枕の使用者がシャアだったとしましょう。

シャアとしては、こうやっておっぱいに顔をうずめて甘えたり眠ったりしたいわけです。

しかし、先ほどのサーニャだと……。

胸に甘えたいのに、手の甲に頬ずりしてしまいます。

乳首を出せないキャラが上半身裸になると、胸を隠す手が邪魔という問題が発生するわけですね。
使用者がシャアの場合は、「全裸手ブラ」よりも「着衣ノーガード」の方が良いと言えるでしょう。

そんな感じで、公式抱き枕の場合は、無理に手ブラにしたり、本編で一度も着ていないような水着にしたりして露出度を上げるくらいなら、いつもの普段着にして欲しいと思います。

とはいえ、ツイッターとかを見ると、タペストリー的な評価で「いいね」が付くみたいです。
「抱き枕として使わずにグッズの一種として購入する作品ファン」がメイン購買層なら、一枚絵としてのアピール力を優先した方が良かったりするのかも知れません。

 

腋について

まあ、おっぱいがどうとかは、シャア以外の人類にはどうでもいいことかも知れません。
「手ブラがダメ」というのは、抱き枕好きの共通認識というほどでもないと思います。

たとえば、腋に甘えたいタイプのシャアもいて……。

腋好きのシャアにとっては、抱き枕が「腋を見せている構図」かどうかが、重要なポイントになったりします。

その辺の対応として、最近の抱き枕には、片手を上げて腋を見せているものが増えているようです。

と、胸だの腋だの、外せないポイントや理想は人それぞれです。

やはり、自分にとって最高の抱き枕は、自分の目や足や金で見つけていかなければなりません。

 

おわり。

 

それ系の話だと、「口が扇子で隠れてるような抱き枕はキスできないからダメ」みたいなのは共通認識に近いかも知れません。
(口に何か咥えてる絵柄は、抱き枕では原則避けるべきです。禰豆子とかなら良いと思いますけど)

『ちゆちゃんの抱き枕千夜一夜』というのは『クロちゃんのRPG千夜一夜』リスペクトな感じのつもりで、『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』は城山三郎先生の著書のタイトルです。

1~4夜は2009年に同人誌に書いたもので、5夜以降を新規にnoteで書こうかなと思ってます。
(最近公式系の裏面に多い「添い寝」と称する頭を起こしたポーズへの苦情など)

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