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ちゆ12歳の麻雀入門・その4(リーチ)

(このパートには、特に小ネタがありません。すでに麻雀をご存知の方には、読む価値がない文章です)


「役」という概念

前の項では、「4つのメンツと1つのアタマ」についてお話ししました。

しかし、実は、「4つのメンツと1つのアタマ」が完成しても、アガれないときがあります。

というのも、アガるには、「4つのメンツと1つのアタマ」の形になった上で、なにかひとつは「役」を含んでいないとダメというルールがあるからです。


たとえば

たとえば、「役牌」という役があります。

やくはい

これらの牌に関しては、同じのを3枚持っていれば「役牌」という役になる、というルールです。

なので、

かたち

この形なら、「中」が3枚あるので、「役牌」でアガれます。


なので

どんな「役」があるのか、覚えないといけないのですが……。

とりあえず、「役」を全部覚えなくてもネット麻雀はできます。

アガれるときだけ、アガるためのボタンが出るので、間違えることはないです)

なので、ここでは、ひとまず重要な「役」だけ紹介します。

残りは、気が向いたときに覚えれば、大丈夫だと思います。


「リーチ」という役

それで、たぶんもっとも重要なのが、「リーチ」という役です。

たとえば、手牌がこんな感じになった場合……。

てはい

あとは、

画像4

このどちらかが来れば、「4つのメンツと1つのアタマ」になりますね。

このように、「あと1枚で完成」という形になったとき、ネット麻雀では、「リーチ」と書かれたボタンが光ります。

それを押すと、「リーチ」をしたことになります。


リーチについて

リーチをすると、それ以降、自分の番に引いた牌は、すべてそのまま捨てることになります。

そうして、

画像5

のどちらを引けば、「アガリ」になって終わり。

それが来なければ、ひたすら引いた牌を捨て続けるだけ。

……リーチをした後は選択権を失い、なりゆきを見守ることしかできなくなります。

画像6

そのかわり、無事に

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を引いて「4つのメンツと1つのアタマ」が完成したとき、「リーチ」という「役」が付きます。

なので、ほかの「役」を知らなくても、とりあえずリーチだけしていれば、アガることができます。

よく分かんないときは、とりあえずリーチを目指してください。


具体的には

たとえば、最初に配られた手配が、こうだったとします。

てはい3

ここから、「4つのメンツと1つのアタマ」を目指します。

とりあえず、

2めんつ

という、2つのメンツが、すでに完成していますね。

あとは、

たーつ

この辺が、メンツになるかも……。

などと、「4つのメンツ」がどこから作れそうか、ぼんやり考えます。


ぼっち

それで、自分の番になると、新しい牌が1枚やってきます。

たとえば、

画像11

がやってきた場合……。

てはい2

ここから、いらない牌を一枚選んで、捨てます。

どれがいらないでしょうか。

基本的には、ぼっち状態の牌が、あまり役に立ちません。

ここでは、見るからに孤立している

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をポイすることにします。

麻雀界には、ここで「北」を絶対に切らないという宗教も存在します。
実際、色々なアレがあるのですが、今回は初心者向けの話ということで、とりあえず「北」を捨てさせてください。


それから

その後、「7萬」を引いたとして……。

てはい4

とりあえず、ぼっちの

画像15

をポイすることにします。


何切る問題

すると、次に「8萬」を引いてきました。

てはい5

さて、何を捨てましょうか?


漠然としたイメージとしては……。

てはい7

という感じで、なんとなく、「2つのメンツと1つのアタマ」が見えます。

あとは、

3たーつ

この中から、「2つのメンツ」ができれば、完成です。

無駄な牌はないのですが、どれか1枚、捨てないといけません。


比較

で、

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という形は、

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のどちらかを引けば、メンツになります。


また、

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という形は、

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のどちらかを引けば、メンツになります。


そして、

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という形は、

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を引いたときだけ、メンツになります。


選択

つまり、

3たーつ

からの選択だと。

「78」や「45」は、メンツになる牌が2種類あるのですが、
「89」は、7が来ないとメンツになりません。

こういう場合は、「89」を捨てるのが基本です。


両面

次のように、

りゃんめん

「6か9が来ればメンツになる」
「3か6が来ればメンツになる」
と、両脇どちらか埋まればメンツになる形のことを、

両面(りゃんめん)

と言います。

麻雀では、この両面の形を大切にするのが基本です。


続き

そんなわけで、両面を残して、「8ピン」を切りました。

てはい8

すると、次の手番。

7ピン

を引いてきました。

てはい9

よくあることです。
イラッとしますが、落ち着いて「7ピン」を捨てましょう。

正しい選択をしても、裏目に出ることはあります。

麻雀プロの中には、この「7ピン」引きを予知して、7ピンを引けるときには「89ピン」を残すのが理想だ……という人もいます。
しかし、基本的には、それができるのはエスパーだけです。


リーチ

そして、次に

6わん」

を引いたとします。


りーち

ネット麻雀だと、ここで「リーチ」というボタンが光ります。


そのボタンを押して、いらない

画像32

を捨てれば……。


てはい10

この形で、リーチしたことになります。

あとは、

画像34

のどちらかを引けば「アガリ」。

「リーチ」という役がついて、点数がもらえます。


点数計算のこと

アガったときに「役」が多いほど、もらえる点数が増えます。

おおざっぱなイメージだけ言うと、

役がひとつで1000点
役がふたつで2000点
役がみっつで4000点
役がよっつで8000点

……みたいな感じです。(親は1.5倍)

実際には、役が4つあるのに5200点しかもらえないことがあったり、かなりブレるのですけど、おおまかなところは、上のイメージです。

ちなみに、役満は32000点

麻雀の点数計算は無駄に複雑なので、最初から覚えようとしない方が良いです。

(ネット麻雀では、自動的に計算してくれるので、心配いりません)


続きはこちらになります。


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