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ジャンプの誌上バトルで「レベル7で竜王に会った」というのは本当なのか?
※この記事は6月25日に更新しました。マガジンとしては「5月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。
※この記事は『ドラクエ』素人が書いたもので、結論は出せませんでした。詳しい方の意見が聞きたいです。
前置き
初代『ドラゴンクエスト』の発売日は、1986年5月27日でした。
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当時は、ファミコン(1983年発売)が子供たちに大人気。
1986年5月といえば、『キン肉マン』でも謎にゲームっぽいアレが出てきた頃でした。
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当時の少年漫画誌の様子
『少年サンデー』でも、1985年10月増刊から『最先端くらぶ』を連載していました。
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ファミコンの『ドルアーガの塔』などが登場する漫画ですが、
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この漫画は3話で終了。
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しかし、漫画が終わっても、ゲーム情報のコーナーが1年ほど続きました。
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この号を見ても『ドラゴンクエスト』に関するハガキは多く、当時の人気がうかがえます。
ファミコン神拳
『少年ジャンプ』でも、「ファミコン神拳」というゲーム記事が人気でした。
まず、1982年44号で始まった「ジャンプ放送局」という読者コーナーを担当していたのが、桃鉄のさくまあきらさんで……。
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さくまさんの紹介で、当時『月刊OUT』などでライターをしていた堀井雄二さんも『ジャンプ』に参加します。
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そうして、堀井雄二さんが「コミケに行ってきた」「アップルショーに行ってきた」みたいな記事を『ジャンプ』に書きました。
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「エニックスゲームプログラミングコンテンスト」の紹介では、
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と、堀井雄二さんがお人形で遊びながら『ロリータ・シンドローム』を紹介しています。
そして、『コロコロ』でファミコンの袋とじが人気になっているということで、『ジャンプ』でも1985年36号から「ファミコン神拳」を開始。
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この「ゆう帝」が、堀井雄二さんでした。
ドラゴンクエスト
そして、『ファミマガ』『ファミ通』などと差別化を図るために……。
鳥嶋編集「ゲームを作るところの内側を見せながら、そのゲームを大ヒットさせ、その情報を独占して他の専門誌に差をつけよう、ということになったの」
堀井雄二「そう。とりあえずRPGを作りたい、と中村(光一)くんと2人で話して、エニックスに企画を持ち込んだ」
そうして、『ジャンプ』でドラゴンボールを連載中だった鳥山明先生も巻き込まれて、『ドラゴンクエスト』が誕生したそうです。
「ファミコン神拳」では、その「独占紹介!!」みたいなのを発売前から載せていました。
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竜王会見 誌上バトル
……と、そんな感じの時代背景で。
その「ファミコン神拳」で、『ドラゴンクエスト』の発売時に行われたのが「竜王会見誌上バトル」でした。
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竜王を倒す必要はなく、どれだけ低いレベルで世界の半分をもらえるかという企画です。
※「竜王と話をしている画面の写真を撮って応募」という方式。
(応募写真が誌面に載ったりはしませんでした)
過程
期間中は、毎週記録が更新されていく感じで……。
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『ドラゴンクエスト』の発売から2か月足らず。
レベル7で竜王にたどりついた写真を送った人がいたようです。
結果
最終結果はこんな感じ。
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1位・2位はレベル7。
3~4位はレベル8で、5~8位はレベル9、9~12位はレベル10となります。
今日の話題
それにしても、本当にレベル7で行けるものなのでしょうか。
私は『ドラゴンクエスト』に詳しくなくて、あまりちゃんとしたことが書けなくて申し訳ないのですが……。
いちおう、私なりに「Lv7竜王会見」を試した感想を書いてみます。
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