1971年の打ち切り漫画『闇の戦士』の絶望
戦士=打ち切り
『週刊少年ジャンプ』には、「タイトルに『戦士』が入る漫画 = 打ち切り」の歴史があります。
もちろん、結果たまたまこうなったというだけで、別に法則でも何でもないのですけど……。
並べてみると一番続いたのが『地獄戦士 魔王』というのが、まあまあの地獄です。
余談
タイトル云々に関しては、「騎士」でも似たような感じだったりします。
というか、そもそもヒット作っていうのがそんなに多くないので、「ジャンプでタイトルに○○が入る=打ち切り」なんて、色々な言葉で言えちゃったりします。
(「闇」とか「光」とか「伝説」とか……)
『超弩級戦士ジャスティス』
「タイトルに戦士」の打ち切り漫画では、個人的には『超弩級戦士ジャスティス』推しです。
打ち切りは残当かも知れませんが、「極上だぜ」「ジャンプをタテにしてページをめくれっ!!!」とかの、若さと勢いが好きでした。
この漫画は、ちゃんとジャンプをタテにするくらいのノリで読まないと楽しめません。
(セリフや擬音を声に出しながら読むのが推奨されます)
『甲冑の戦士 雅武』
それから、「タイトルに戦士」の系譜で、比較的ネタにされがちなのは『甲冑の戦士 雅武』でしょうか。
『銀牙 流れ星銀』の戦国バージョンみたいな内容なのですが……。
なんかもう、犬と織田信長が会話しているだけで面白いです。
犬が馬に乗って出陣するのもシュールでした。
『闇の戦士』
と、今日は犬の話をする日ではありませんでした。
本日の話題は、「タイトルに戦士が入るジャンプ打ち切り漫画」シリーズの記念すべき最初の作品。
1971年に始まった『闇の戦士』のことです。
当時の連載陣は、こんな感じでした。
新連載の扉絵
『闇の戦士』の作者は、小室孝太郎先生。
1970年11号~1971年34号に連載した『ワースト』というSFが、色々と凄い作品でした。
そして、その次に挑戦した「時代劇」が『闇の戦士』になります。
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