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ちゆ12歳の麻雀入門・その6(ドラ)

ネット麻雀の画面を見ると、

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この、なんか謎のやつがありますよね。
なぜか表返しになっている牌。

これについてお話しします。


ドラ表示牌

この謎の

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みたいなのを、「ドラ表示牌」といいます。
その局の「ドラ」がどの牌なのかを示す役割のものです。

で、ドラ表示牌の次の数字の牌が、「ドラ」と呼ばれる牌になります。

たとえば、

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画面の場合でしたら、「ドラ」は

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になります。

(表示牌が「6ピン」なので、その次の「7ピン」がドラになります。「6ピン」がドラになるわけではないので、ご注意ください)


ドラ表示牌のルール

なお、ドラ表示牌が

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だった場合は、ドラは

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となります。

(ドラの表示では、数字がループします


ドラ表示牌のルール・その2

あと、ドラ表示牌が

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だった場合は、

表示牌が「東」なら、ドラは「南」
表示牌が「南」なら、ドラは「西」
表示牌が「西」なら、ドラは「北」
表示牌が「北」なら、ドラは「東」

という感じなります。

(麻雀では、「東西南北(とうざいなんぼく)」ではなく、「東南西北(とんなんしゃーぺー)」なので、慣れないと混乱するかも知れません)


ドラ表示牌のルール・その3

同じように、ドラ表示牌が

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だった場合は、

表示牌が「白」なら、ドラは「發」
表示牌が「發」なら、ドラは「中」
表示牌が「中」なら、ドラは「白」

という感じなります。


パイパン

ちなみに

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という牌は、「白(はく)」と呼ばれています。

何も書かれていないのでなにか特殊な牌に見えますが、こいつは単なる字牌で、「中」や「發」と同じ立場です。


それで、この牌、正式名称は「パイパン」というらしいです。

『花引き』という漫画では、

……みたいなネタにされています。


昔、ネットで「ちゆ12歳」というキャラがバズったときにも、

夏服

「中」と「發」があるということは、「白」もどこかにあるということで、つまりパイパンなのではと言われたりしました。



ドラってなんなの?

話を戻します。

ドラ表示牌によって、その局の「ドラ」が決まるわけですが……。
それで、その「ドラ」という牌に、どんな効果があるのかというと。

アガったときに、「4つのメンツと1つのアタマ」(または七対子)のなかにドラが含まれていると、もらえる点数が増えます。

イメージとしては、

たとえば、本来2000点のアガリのとき、
ドラが1枚含まれていたら、4000点に!
ドラが2枚含まれていたら、8000点に!
ドラが4枚含まれていたら、12000点に!

……みたいな感じで、点数がジャンプアップします。

(基本倍々に増えるけど、8000点を超えると伸びが鈍る感じです)


ドラだけではアガれない

ところで、麻雀では、「4つのメンツと1つのアタマ」がそろっても、最低ひとつ「役」がないとアガれないという話でしたが……。

ドラは、その「役」にはなりません。

たとえドラを持っていても、ほかに「役」がないとアガることができないので、注意が必要です。


ドラドラドラ

ドラと言えば、1991年、ファミコンで『麻雀RPG ドラドラドラ』というゲームが発売されました。

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当時大人気だった『ドラクエ』と、麻雀が奇跡の融合。

人気の要素を掛け合わせれば良いというモノではないのですけど、クソみたいな企画書が通ってしまったのでしょう。

野球ゲームと推理ゲームが融合した『プロ野球?殺人事件!』と同じタイプのゲームだと思っています。

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こんな感じに敵が現れるので、「たたかう」を選ぶと……。

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麻雀で戦うというゲームでした。

思いついても作らないだろうって感じが、いいですね。

しかし、麻雀ものはクソゲーでも中古価格が落ちにくいという現象があって、このゲームも、当時の中古相場はけっこう高値だった記憶があります。


赤ドラ

と、ドラは表示牌によってランダムで決まるのですが……。

それとは別に、

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こういう、なんか赤い牌があります。
この赤いのは、常に「ドラ」あつかいとなります。

(ゲームには、4枚の「5萬」が使われるのですが、そのうちの1枚だけが、赤くなっています)


赤ドラの枚数

一般的なルールでは、
「5ワン」「5ピン」「5ソー」にそれぞれ1枚ずつ、赤いものが混じっています。

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ゲームに使う136枚の麻雀牌のうち、この3枚だけが赤ドラです。

持っていたら点数がアップするので、赤いのが来たら、できるだけ「4つのメンツと1つのアタマ」の中に混ぜるようにしてください。


裏ドラ

それから、リーチしてアガった場合には、「ドラ」が増えるというルールもあります。

ネット麻雀では自動的に処理されるので、細かいことは覚えなくて大丈夫です。
とにかく、リーチしてアガったときは、追加のドラ表示牌が出てきて、運が良ければ点数が増えるという感じです。


カンドラ

あと、「カン」っていうのをすると、「ドラ」が増えるというルールもあります。

ネット麻雀をしていると、たまに「カン」というボタンが光ることがあります。それを押すとドラが増えるのですが……。
「カン」というボタンは、押したほうが良いときと、押しちゃダメなときの判断が難しくて、初心者にはであることが多いです。
(この件については、あとで書きます)


続きはこちらになります。


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