ジャンプの打ち切り漫画『心理捜査官 草薙葵』 単行本未収録エピソードの紹介
5月24日~5月31日まで毎日更新します。
『心理捜査官 草薙葵』について
『心理捜査官 草薙葵』は、1996年にジャンプで連載したミステリ漫画です。
詳しいことは3月の記事に書いたのですが……。
少しだけ繰り返させていただきますと、このイラっとするツラの男が主人公で、
プロファイリングで事件を解決していく推理漫画です。
当時のジャンプには『喧嘩商売』の木多康昭先生も連載しており、この『心理捜査官 草薙葵』をネタにしていました。
ネタにしていたというか、コケにしていました。
木多康昭先生の漫画の中では、草薙葵について歌ったりして……。
この歌詞に対して、『草薙葵』の作者である月島薫先生は、巻末で「別に怒ってないっス」と返答。
「ただ、作品中で殺すかも…??」と犯行を予告して、
ほんとに殺ったのでした。
幻のエピソード
と、漫画の内容より木多康昭先生との絡みの方が話題性のある作品が、『心理捜査官 草薙葵』です。
90年代半ばに流行った『金田一少年の事件簿』と『FBI心理分析官』の悪魔合体という企画そのものは悪くないと思いますが、23週で打ち切られました。
そして、単行本は全3巻ですが、収録されているのは20話分とオマケ。
実は、3話分だけ、「ジャンプ連載時には存在したのに単行本に収録されなかった話」があるのでした。
今日は、この全3話のエピソードを紹介してみようと思います。
この件も3月の記事にまとめるべきだったかもですが、ちょっと別の話という感じだったので、独立した記事にしました。
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