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大川隆法総裁の「IQ200」の話など(幸福の科学関連小ネタ集)


IQ200伝説

公式サイト

「幸福の科学」の大川隆法総裁は、IQ200以上らしいです。
教団の公式サイトには、こんな風に書かれております。

※文脈から察するに、ここでいう「IQ」はWAISとかではなく、「精神年齢÷実年齢×100」のものだと思われます。ビネー式で精神年齢が20歳の2年生(7~8歳)だったら、IQは250~285くらいでしょうか?

この話、よく読むと「知能テストでIQ200以上だった」とかじゃなくて、「担任の先生にIQ200だと言われた」という話なのですよね。

 

詳しい流れ

どういう状況で担任の先生が「IQ200」とか言い出すのか、よく分かりませんが……。

その状況について、『マンガ 若き日のエル・カンターレ』では、こんな感じにマンガ化されておりました。

総裁は、小学校に入る前に知能検査を受けており、

その結果は「IQ98」(平均)だったそうです。

兄は「IQ186」だったとのこと

しかし、小学校の先生によると、実は「記入する場所を間違えて」いたそうで、本当は「IQは200以上ありますよ」と言われたそうです。

ここだけ見ると、「記入する場所を間違えなければIQ200以上だった」と告げられたように思えます。

ただ、ほかの本に書かれている内容との整合性を考えると、

  • IQ98は記入ミスによる間違い(本来の結果は不明)

  • 大人と同じ知能だからIQ200以上だろうというのは、この先生が勝手に思っていること

と解釈した方が、矛盾は少ないと思います。

 

最近の証言

というのも、この件について、2022年6月18日(亡くなる8か月前)の対談で、総裁ご本人のコメントがありまして……。

『「小説 竹の子の時代」余話』

担任の先生が言った「20歳の大人と同じ知能」というのは、「田舎で農業をやっている20歳の大人と同じ知能」という意味なのだそうです。

いつのまにか「小学校三年生」の出来事になっているのも謎ですが、2年生(8歳)だとIQ250になっちゃいますし、3年生(9歳)でIQ222の方が「IQ200以上」という表現には合ってそうです。

つまり、ここでいうIQとは、担任の先生がイメージする「20歳の大人」を基準にしたIQらしくて。

別に知能テストでIQ200だったわけではなくて、「そう言われることもあるくらい天才だった」というエピソードなのでした。
(幼少期の総裁を見て「20歳で読むような本を9歳でスラスラ読んでるからIQ200以上だな」と先生が思ったとか、なんかそういう系統)

用例としては、

「小学2、3年生のころ、担任の教師から『20歳の大人と同じ知能(IQ200)』と言われるほどの天賦の才

『主なる神に弓を引いた男たち』(幸福の科学総合本部編。2023年)

といった言い方をすべきもので、ウェクスラー式知能検査でIQ200だったとか、そういう話ではないようです。

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