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みんな『キャプテン翼』の描き文字はちゃんと読めているのでしょうか

今回の話は『キャプテン翼』に限ったことでもないですし、非常に野暮天な内容です。申し訳ありません。

 

いきなり本題

『キャプテン翼』のこういう描き文字って、みんなちゃんと読めているのでしょうか?

『キャプテン翼 ワールドユース編』17巻

これは、サンターナによる「この世に存在する究極のシュート」を、スーパーグレートゴールキーパー様がセーブした場面。

人によっては、「じしゃっ」とか「ドしゃっ」とかに見えるのかな……と思います。
個人的には、「ぐしゃっ」の可能性が高いと考えているのですが、そこまで自信はありません。

 

「ぐ」について

『キャプテン翼』に登場する「ぐ」の文字は、傾きやバランスが「じ」に近いものが多いです。

いくつか例を挙げてみると……。

『キャプテン翼 ROAD TO 2002』 第3巻
『キャプテン翼』文庫版21巻
『キャプテン翼 ワールドユース編』第4巻

ただ、前述のシーンの文字は、反り方などが他の「ぐ」の文字と一致しないところがあって、「ぐしゃっ」説も少し怪しく感じます。

他の場面の「ぐ」との比較

「ぐしゃっ」以外に有力な読み方があれば、そっちに転向したいのですが……。
いまのところ、あまり良い仮説を思いつけておりません。

 

「ド」について

また、『キャプテン翼』では、「ド」がページ左端で切れているパターンが、けっこう多いです。

『キャプテン翼 ワールドユース編』第10巻 「ドッギュワァァン」
『キャプテン翼 ワールドユース編』第10巻 「ドゴォオン」
『キャプテン翼 ROAD TO 2002』第15巻 「ドッ」(だと思う)

……ということで、曲線の感じだけでいえば、「ドしゃっ」説もあり得そうな気がします。

『キャプテン翼 ワールドユース編』17巻

ただ、こういうのがカタカナ・ひらがな混じりになっている例が、他にほとんどないのが引っかかります。

「ぐしゃっ」なら他にも出てきますし、やはり、「ドしゃっ」よりは「ぐしゃっ」の方が納得感があるように思います。

他にしいて可能性を挙げるなら「どしゃっ」ですが、ちと苦しいでしょうか?

結局、よく分からなくて、申し訳ありません。
何か見落としていたらごめんなさい。

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