少しだけ『大奇岩』の話をしたい
前置き
今日は、1969年の読切『大奇岩』の話をさせてください。
なんで急に『大奇岩』の話をしたくなったのかは、この読切のオチに関わるので、あとで書きます。
(もったいぶる話じゃ無いのですけど、話の順序の都合で……)
作者について
『大奇岩』の作者は、篠原とおる先生でした。
1970年から『ビッグコミック』に連載した『さそり』が出世作となった方でして……。
それから『0課の女』『ワニ分署』などを描き、強い女性が主人公のアクションに定評があります。
『週刊少年ジャンプ』でも、少年向けのヒロインアクション漫画に挑戦したことがありました。
(その辺は、以前の記事でも触れました)
『大奇岩』は、『さそり』よりも前の作品で、ジャンルは「SF怪奇まんが」となっていました。
大奇岩
『大奇岩』は、『週刊少年キング』1969年25号に掲載。
(たぶん、単行本には収録されていないように思います)
7800人が暮らしている普通の町に、突然、巨大な岩が降ってきて、町の3分の1がつぶされた……という冒頭です。
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