ザンビアの思い出、組みあがったバイクは快調
今回はブログネタを一旦お休みして、ザンビア、アフリカネタ。
1996年、当時は、オートバイを持っている人は、キャンプで彼一人だけだった気がする。
キャンプというのは、国立公園運営関係者、レンジャーやスカウト、そしてその家族たちが一緒に住んでいる。
ザンビアでは、ケニア、タンザニアでのレンジャーのことをスカウトと呼ぶ。レンジャーはスカウトよりも上の位、スカウトのリーダー的存在。
キャンプには確か800人ばかりが住んでいたかと思う。
キャンプの中には、小学校もあり、子供たちもたくさんいた。
子どもたちともよく遊んだ。
上の写真、
オートバイにまたがる彼の名は、ミスターピリー。
前回紹介した記事のサッカーを勝利に導いた彼である。
彼はオートバイの他にも、テレビを持っていた。
おそらく、彼は独身だったので、お金に余裕があったのだろう。
機械にも強かった彼は、壊れたものを安く購入、自ら直して使えるようにしたり、人のものを直したりと、副収入も得ていたのかもしれない。
このオートバイは、オーバーホールだったか、大きな修理をした後。
組みあがったオートバイは快調に、周囲を一周、テスト走行は無事に終了。
エンジンも快調で、問題は無さそう!
テスト走行を終戻ってきたところを捕らえたもの。
カメラを構えると皆、ご機嫌にポーズをとってくれた。
金銭的には貧しかった、ザンビアではあるが、みな陽気に楽しく、優雅な時間が流れていく。
休みの日であろうと、労働日であろうと、それほど変わらない、いつでも時間は優雅に流れていく。
そんなに優雅に過ごしていれば、工業製品などまともなものが作れそうには思えなが。
いやいや、世界には日本や中国がいる。
彼ら働き者、世界の工場で作ってもらえばいいのだ。
製品のサイクルは早く、しばらくすれば安く手に入る事だし。
さて、何を持って貧しいというのだろう。
そして、豊かというのだろうか。
誰もが平等に与えられた時間、優雅に楽しく過ごしたほうが勝ちのような気もする。
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