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僕の使ってきたカメラ、一眼レフカメラを使う理由

前回、愛車の事を書くとか言っていた筆者、カメラマンだという事で、まずは愛機のカメラについて書くことにした。

こんな感じで、気分で書く事がコロコロと変わってしまう、ここいらへん、かなりいい加減ですのでご了承ください。

ここに書き出す内容は、筆者の視点、完全な主観である事をまず、お断りしておきます。


上のカメラの写真は、現在でも現役バリバリで使っている、ニコンD800E

すでにグリップ部のゴム張りはとろけてしまい、電子ダイヤルの指の引っかかりもはがれてしまっている。

こんなぼろぼろのカメラで、写真は撮れるの?
と思われても仕方がないぐらい、ぼろぼろであるが、写真はしっかりと撮れるのだ。

長年バリバリと使っても、トラブル無くいつでも確実にシャッターが切れる。
ニコンのこのクラスのカメラ、信頼性はピカイチ。


筆者は長年のニコン使い。

F3T F4 D3


僕の使ってきたカメラのほとんどがニコンのニコン使い。

フィルム時代から使ってきたニコンカメラを列記してみると。

F4s、F3T、F3、F5、(F801、F90)、D70、D200、D3、D800E、D850、(D7100)、ニコノス5

その他に、キャノンFTb、ミノルタα7700i、ペンタックス645、パナソニックGH4などがある。

カッコで囲ったのは、あまり使わなかったカメラ。

D70は故障ばかりで、ヘビーには使えなかったなー。
カードエラーが出るようになるのだ。

D800Eはすでにサービス期間は過ぎてしまい、メインのカメラではないけれど、現在でもバリバリに使っている。

ブログで、「今でもD800Eを使う理由」というような記事を上げているので、ご興味のある方は覗いてみてほしい。
何で、いまさらD800Eを使うのか、その理由を詳しく述べている。
ブログの中3位4位を競っている人気記事。

大きな理由は、D850よりも多くの条件で、高画質の画像を吐き出してくれるから。

まだフルサイズのミラーレスは使用するにいたっていない。

その理由を下に書き出してみた。


今でも一眼レフを使う理由を簡単に説明

僕にとって、光学ファイダーのメリットは絶対に譲れないものがあるのが理由。

光学ファインダーとは、いわゆる、レンズが結ぶ焦点、ファインダースクリーンに投影された実際の光を、直接見る仕組み。

ミラーレスとデジタル一眼の見取り図 ⓒTakashi Iwamoto


一眼レフカメラは、電池の消費も最小限ですみ、電池の消耗を気にせず撮影に集中できる。

解像度的には最近の電子ビューファインダーでも、十分であるが、そのダイナミックレンジに関しては光学のそれに遠く及ばない。

上の点を踏まえると、光的にも悪条件での撮影が多い、野生動物や野鳥の撮影、一眼レフで得られるメリットも、まだまだ多いのが実情。

ファインダーにおいて重要なのはそのダイナミックレンジとタイムラグ。


光学ファインダーのダイナミックレンジは∞、さらにはタイムラグ0、もうひとつフレームレート∞大。

光学ファインダーをフレームレートに換算すると、これ以上分離できない、プランクの世界まで分離できる理屈だ。

見たまんま、タイムラグも発生しないし、夜の暗闇から太陽の光まで、見たまんまのダイナミックレンジ無限大。

これだけでも気持ちよく写真撮影が出来るのがお分かりいただけると思う。さらに一眼レフカメラの良い点は、小気味良いアコースティックのシャッター音が楽しめるところも大きい。

ミラーが上がって、シャッターが切れて、ミラーが下がる。
こんな精度が要求される機械的動作、数十万回の動作が保障されているからまた驚きだ。


液晶ビューファインダーのデメリット


一眼レフのファインダーに対して、電子ビューファインダーは、液晶モニターの限られたレンジの中でのハイライトからシャドーの表示。

されにはタイムラグは少なからず存在する。
フレームレートも秒間30、60、120コマだったりと、連続で静止画が表示されたもの。いわゆる動画見ての撮影になる。

もちろん、メリットデメリットの世界で、

電子ビューファインダーにも多くのメリットも存在する。


夜間の星の撮影でのピント合わせやら、光学ではなかなか精度が出せないものもあるが、電子ファインダーを使えば、拡大表示、明るさ増強表示もなんのその。

ホワイトバランス、露出、撮影等、出力される映像を見て確認しながら撮影出来るので、失敗が減るメリットもある。


ピントが合っている部分を、強調表示するピーキングを出しながら、リアルタイムでフォーカスを確認しながら撮影する、てな事も出来る。

でも、そこいらへんのメリット、ミラーレスで無くとも、いまどきのデジタル一眼、高性能な電子ファインダーがついているので、大抵享受できる事。

という事で、ミラーレスに別段こだわる必要はないのだ。

最後に、最も重要な点、視力への悪影響が最小限だという事。

ファインダーで被写体を凝視するような被写体、電子ビューファインダーを2時間も3時間も凝視することを想像してほしい、そんな撮影したら、眼はしょぼしょぼになるという事が用意に想像出来るだろう。

光学ファインダーでは、そんな事は起こらないのだ。

ミラーレスにはフラン時バックが短く、、光学的なメリットが多く存在するが、長くなったのでそのうち記事に書くつもりでいる。




デジタル一眼レフカメラ、ある意味良いとこ取りの、ハイブリッドカメラといってもいいだろう。

いまだ僕が一眼レフを使い続けるのは、その光学ファインダーのメリットを享受するため。

「今でも一眼を使う理由」みたいなブログも書いているので、ご参照。


D800Eは普段中古品ばかり購入している筆者が、発売されたばかりのころ、珍しく新品で購入したカメラ。その前に新品で購入したカメラは、フィルムカメラのF4sだ。


20年以上ぶりの新品で購入したカメラ。

現在、僕がメインとして使用しているカメラは、ニコンD850
30pではあるが、4K動画が撮れるので、動画撮影では重宝している。

ちょっと専門用語が出てくるな。


noteで書く記事は、専門用語をなるべく出さないか、わかるように説明して書いていく事にしようと思っている。いや、様子を見ながら調整していく予定。

30pというのは、1秒間に30フレームで動画をキャプチャーするという意味で。後ろのpという文字は、プログレッシブの略。

え、プログレッシブって何?プログレッシブというのは、iと表現するインターレースに対しての、Pとプログレッシブと表現。
インターレースは、画面の中のフィールドを上下に奇数列、偶数列に分けて、交互に取り込むのに対して。プログレッシブは一気にすべて取り込む。

こんな感じで合っているかな?

4Kはいわずも知れた、左右の解像度が4000ピクセルという意味。


実際はFHD 1920 x 1080 の2倍 3840 x 2160 の解像度が一般的で、4000前後だと思っていただけると正解かな?
ま、今までのFHDよりも高画質で動画が撮影できるという事。

説明するとなると、記事のテンポが悪くなるな・・・

まだ、noteにどのように書いていくのか思索中ですので、御読み苦しい点失礼いたします。いろいろと試していく予定です。

感じ的に、文章の途中に説明を入れるのはあまりよくなさそうだ。


ナイロビに生息するトキの物語は、ほとんどD850で撮影。

D850の動画、なかなかいい色合い、質感を出してくれるので気に入っている。

D800Eは3600万画素、2012年の発売当初は、圧倒的な解像度だったが、2023の現在、ごく当たり前になった解像度。
D850は4500万画素で、D800Eのさらに上を行く。

実際問題、画素数が高くなれば画質が良くなるわけでもないので注意が必要だ。

もちろん、高性能なレンズで撮影すれば、画素のより細かなところまで非常に繊細に写真は表現される。

ただ、全般的に解像度が上がれば画質が良くなるわけでもなく、ノイズが増えて色の質感が落ちるという特性がある。
それはセンサーのピクセルの一つ一つが小さくなる事に起因する。

実際、写真を撮ると、D850よりも、D800Eのほうが繊細で、画質がいいのだ。


特に、天体などの強調処理をする被写体では、その差は如実に現れる。
これが、僕がD800Eを使い続ける理由でもある。

人物などを撮っても、画像処理エンジンの差か、D850がぱっと見はくっきりときれいに見えるが、拡大してシャドー部を見ると条件にもよるが、結構汚い。

D850の画像は、拡大して見ると、階調飛びを起こした縦横に細長いブロックノイズが発生してしまうのだ。

エンジンでノイズを処理すると、写真としての質感が消えてしまう。
それに対してD800Eは、ノイズも自然で、ノイズを処理せずとも汚くないのだ。

D800EとD850のシャドーノイズ

上の写真は2020年に地球に接近したネオワイズ彗星、
2台のノイズを比較するために、それぞれの右下部分をトーンカーブで、シャドーを持ち上げたもの。

ちょっと見づらいが、D800Eに対してD850のシャドーノイズが汚い事がよく分かるかと思う。

Z8やZ9が同様の4500万画素のセンサーを採用しているが、ここら辺は改善されているのだろうか?

そんなこんなで、安定してきれいな画質を吐き出してくれる、D800Eはいまだ手放せないでいるのだ。


この3600万がそのセンサー、僕自身、フルサイズでは、ニコン史上最強のセンサーと思っている。

ニコンが作っているセンサーではないのだが。

カメラは新しくなるほど画質が良くなるというわけでもないので、D3、D200もいまだ使う。

フィルム時代のフィルムを交換する感じで、カメラを交換するイメージだろうか。

D200はAPSCサイズのCCDセンサー、低感度ではCMOSセンサーとは違った美しい発色をしてくれるのだ。

サブ電子ダイヤルもスベスベ

ここまでボロボロになったD800Eであるが、いまだかつて一度も修理に出した事がない。

オートフォーカスの調整に2度出した事があるが、分解修理はいまだかつて行っていない。

それだけ頑丈というか、耐久性に優れた信頼性のあるカメラだ。
僕がニコンを使う大きな理由だ。

雨の中、使用した回数も数知れず。
それにもかかわらず故障という故障を起こした事が無い。

D800Eの現在のシャッター数は、今調べてみると、387,921と出た。

これだけ撮りまくっても、まだまだいけそうだと感じる。

唯一起こったトラブル


ミラーが吹っ飛んだD800E

D800Eで、今まで使ってきて起こった唯一のトラブルは、ミラーが吹っ飛んだ!現象。


ミラーがはがれて吹っ飛んでしまったことがある。

それまで、ミラーはしっかりと固定されていたのかと思っていたのだが、実際は両面テープのようなもので固定されてただけ。

手元にある、F3F4などのカメラのミラー、ミラーがばねで押さえつけられている。
この方式だと極小域、ファインダー像は蹴られるかも知れないが、フォーカス面の精度が狂うことは考えられない。

手元にあるD3も留め金が無いので両面テープで固定されているのだと思う。

それに対して、多少の弾力性のある両面テープ、フォーカス面の精度が不十分な気がする。

現に、D800E使い始めてしばらくすると、どうもファインダーと実際のフォーカスが狂うと感じるようになっていったのだ。

フォーカスエード、オートフォーカスではピントのあった写真が撮れるが、
マニュアルでピントが合わせられない状況。

今思えば、ミラーが少しずつ浮いていったのが原因だと分かる。


フォーカスがぴたりとくるような両面テープを見つけて、自らミラーを貼りつけ戻した。

この両面テープで、マニュアルでもフォーカスが決まるようになった!


その後、ファインダー面と、フォーカス面が合致、マニュアルでも安心してピントが合わせられるようになったしだいである。

ミラーが吹っ飛ぶ事によって、ファインダーの狂いの原因が分かり、修復する事も出来たので、ある意味、ミラーが吹っ飛んで良かったようだ。


こんなこと書いたら、耐久性があるカメラともいえないな。

気がつくと4000字を超えている。
とりあえずここで閉めます。

再び修正したら5000字、
長文失礼いたしました。


いろいろと、読みガイのある文章を目指してまいりますので、今後ともよろしくお願いします。

ついでにブログのカメラ関連のまとめページを貼り付けて起きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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