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すべてはひとつの渦の中で (畑記録)

畑に自生しているカラスノエンドウ、プクプクのさやを剥くと美しいこと…! あまり味わいはないけれど豆ごはんに。ルッコラのベビーリーフも元気に育っている。


先月、サツマイモの蔓を植える予定の畝に挿した芽が出始めのサツマイモ、暖かくなってきてようやく少しだけ成長してきた。モッサモサのジャガイモとえらい違い。

温床で育てたらもう植え付けられるくらい大きな蔓になっているのだろうけれど、暖かくして急いで大きくしなくてもこの土地に合ったリズムで育ったり育たなかったりでいいかな? と思って、ただ見守っているだけ。

4/6 桜が散った頃に挿した芽が出始めのサツマイモ
5/4 ここ数日でぐんと成長したなー



様々な工夫は昔の人が積み重ねた尊い知恵だけれど、いったん頭の中をまっさらにして、今は目の前の植物自身に教えを請いながら畑をつくりたいなという気持ち。

…と言いつつ、育たなかったら蔓を調達したりして 笑。


自然農法、って言葉はなんだかしっくりこなくなった。自然と不自然の間に境界線をひいているみたいだからかな?

不自然とされている人の意図も矛盾もひっくるめてのみこまれてひとつの渦になり、その中で生まれて遊んで死んでいくんだろうなと植物と季節をめぐりながら思う。

「ハタケニラ」という食べられない外来種なのだそう
可愛い花だね

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