植物はちょうどいいを知っている (畑記録)
今年最後のひとつぶを収穫。
冬に畑にイチゴを植えようと思っていたら、お隣さんから先月おすそ分けをもらったイチゴ。ただ、この辺りはイチゴ好きなアライグマが住んでいて地植えは難しいのだそうで、植木鉢に植えて日々出し入れしたけれど、それも終わり。ありがとう、あとは好きに育っておくれ。
先日まいた枝豆、四角豆、ゴーヤ、えんぴつ茄子、甘長唐辛子、トマトの種、1番先にまいた枝豆の芽を無事に草の中から発見できた!
サツマイモもまだツルを取れるほどではないけれど、少しずつ拡大中。ジャガイモには花が咲いた。
畑にある桃の木は、この家に元々住んでいた方が子どもの誕生記念に植えたのだそう。昨夏越してきた時は葉っぱが1枚もなく死んでいるのかなと思ったけれど、春に満開の花を咲かせたくさんの実をつけてくれた。
なりゆきに任せる、か?…いや、やっぱり甘い桃が食べたい! と摘果を試みたら、半分は自然に落ちそうな実だった。
人が手を加えなくても、木は勝手にちょうどよくなるんだね。
多分その桃の甘さがカラダにもちょうどいいんだろうな。
ポロポロと簡単に取れる小さな桃の実を集めながら、種ができなかった花も、実にならなかった種も、落ちた実も、すべて土に還って他の草木の子ども達をみんなで育てているんだなと気づいて、植物みたいにさりげなく分け隔てない人であれたらいいなと思った。
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