見出し画像

イメージの力②

もし想像力がなかったとしたら。

まず思ったのは、人の気持ちを察するが
できないんじゃないかなって。

人との会話も、本も、映画も、
何でもやっぱりイメージするからこそ
成り立つんじゃないのかなぁ。

旅に出ようとしたって
あそこにいって、こうしてああして。
だからこれが要るなぁとか。

仕事にしたって、
段取り組むのだって
想像力つかってるよなぁ。

想像と創造
日本語はうまく出来てるよなぁ。
切り離せないものなんだろうな。

・・・

たぶん、だから、子どもたちが
ごっこ遊びとか、おままごととか、
雲を見て何に見えるとか。
すごく育てているんだろうなぁ。

アートはまさに
何かに見立てる、ということ。

そうだ、何もいないはずの水路で
魚やカニを捕って子どもたちが遊んでいた。
あれだ。

・・・

自分の気持ちを言葉で表現するのが
本当に苦手なんだと
アートセラピーを学んでいてわかった。

まず絵に描いてみる、ということを学んだ。

描いてみることはできた。
それはどんな大きさで
どんな質感で
動いているのか
止まっているのか。

そんなことを話すうちに
なんとなく言葉になっていった。

絵が助けてくれた。

・・・

こうしたい、ああしたいを
描くことはできるけど
望みと期待はまた違って。

【期待】あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。

goo辞書

当てにして待つこと。
読んで字の如くか。
待つという字が入ってるもんね。

そう、思い描いたビジョンのようなものは
割と実現できると経験的に思ったけど
期待したことは、まぁ外れることばかり。

「期待からは何一つ生まれない」
アートの先生に教えてもらったことの一つ。

それはどうしてかなんて
深く考えてなかったけれど、
こうしてみると
そりゃ待ってたらだめよね。

宝くじ、本気で当てにいくなら
それなりの資金を持って
枚数を買わないといけないだろうし。
(え、違う?)

ただ待つ、というだけが期待なのかな。

友だち曰く、現実的なベースに成り立ってるか
そうでないかなのではと。なるほど。

・・・

自分が今、深い森の奥で
木漏れ日を浴びながら
深呼吸している

と想像するだけで落ち着く。

誰かとアホなこと言いながら
おいしいごはん食べて
ハイボール飲んで
机叩いて笑ってる

と想像するだけでニヤつく。

想像力。
人間がもつ最強のチカラ。
偉大なり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?