私的映画ランキングトップ100をレビューする 第25位「スポットライト 世紀のスクープ」

まーた要らん邦題つけよってからに……。

「ピクセル」に出演していたことでもおなじみ(ではない)、トム・マッカーシー監督が手掛けたアカデミー作品賞映画でございます。
ボストンだかそこらで実際に行われていたカトリック司祭による性的虐待を明らかにするために奔走する「スポットライト」チームを描くお話で、実話をもとにしたなかなかにヘビーな作品でもありました。
別のユニバースでもおなじみなあの人やこの人など豪華メンツなのもまた魅力、それでは思いつくままに行きましょう。短くなる気がするぜ

・あの人、出てます
最早短くなる記事特有になりつつあるこのお話。
今作は主演という主演が居ないような気がしないでもないですが、緑の大男や凄腕マジシャンでおなじみマーク・ラファロさんを筆頭に、コウモリ男や鳥スーツ男でもおなじみマイケル・キートンさん、天才外科医の元カノでもおなじみレイチェル・マクアダムスさんなどなど、お前どこかで見た顔だな?みたいな俳優さんがずらりと揃っているので目の保養には事欠きませんね。

・これ、実話らしいですよ
実話をもとにした映画に弱いんですよね~。
この記事より前だと「ゼロ・ダーク・サーティ」とかがそうなんですけど、映画というエンタメに落とし込まれたストーリーが現実でも起こった話だっていうのがもうぞわーっとしちゃうというか、さすがに脚色はされているにしてもね、やっぱこう来るものがありますよね。
カトリックというのはキリスト教のなかでも確か結構厳しめな方だったという認識なのでそいつらの悪事を暴くというのがどれだけ大きなことなのかというお話や、そもそもボストンというアメリカのどこそこに根付いている文化だとか、日本に住んでいるがゆえになじみがないというハンデがありながらも見ているとすーっと入ってくるのがお上手です。

・メインテーマ
全体的に画も展開も地味っちゃ地味な映画ではありながらも、随所で流れるメインテーマの曲がやたらと耳に残る作品でもありました。
ピアノを主体、というかほぼピアノオンリーな感じの曲で、確か映画始まってすぐとかエンドロール前とかほんのちょっとしか流れるところはなかったと思うんですけどね、あの訴えかけてくる感じはいったいどうやって生まれているのか謎だな~という次第。
あとこれは余談なんですけどこの曲「ノマドランド」のこれまたメインテーマ的なあれとすっごい雰囲気似てませんか?と思って作曲者調べたら全然違う人でした。すまんぼう。

・邦題について
世紀のスクープなどというサブタイトルが邦題としてつけられておりまして、これはまあ日本で公開する上では興行収入の見込みとかもあってしょうがないところもあるんでしょうけども、さすがにちょっと蛇足だよな~と思わずにはいられませんね。
その他の作品だと「ペンタゴン・ペーパーズ」とか「グランドイリュージョン」とかも邦題が要らんことしてるよな~っていうタイプ、ディズニーの映画とかだと結構おしゃれな邦題が付くケースも数多くあるだけにやるせない気持ちになってしまうなということです。

・その他あれやこれや
もう察してくれや、書くことが思いつかんのや。
こういう社会派でずっしりとした映画っていうのはたくさん勉強して沢山考えれば色々とお話できることもあるんでしょうけども、浅学な身としては「はえ~こんなことがあったんすね~」と面喰っているのが限界というかね。
まあ一つ無理やり話を伸ばすとしたら中盤位に挟まっていたチームで野球を見に行くシーン、あれって当時の試合を再現しているんでしょうけどCGでやってるんですかね?だとしたら結構なお金かかってそうだなあというアレでした。

・おわりに
許してくれ…!
なんかよくわからんけどすっごい面白くて2回くらい続けてみちゃったからランキングもこのくらい高いんです…でも語れることがあまりにもすくないんです……。
残り四分の一ということでスパートかけていくようなところでね、さぼったり短かったりとアレですけれども、次の記事以降ギア上げていければいいですね。

次回、24位は私にとっても本物だったあの映画です。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

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