私的映画ランキングトップ100をレビューする 第61位「シュガー・ラッシュ」

When can I see you again??

天下のディズニースタジオが全てのゲーマーたちに贈る夢の一本とでもいうべきでしょうか、後発だと「ピクセル」とか「レディ・プレイヤー・1」とかもこの手のジャンルに入る気がします。

お得意の何も考えずに見ているだけで楽しいのはもちろん、今作では個性の尊重とかそういう感じのアレをテーマに仕込んだつくりになっていましたね。
あと原題がレッキングクルーてきなものらしく、まあ邦題いい落としどころを見つけたんじゃないでしょうかね、カール爺さんとかあれ「Up」とかでしたっけ??シンプルすぎるだろ……。
いつになく短くなる予感がしていますがまあ仕方ない、思いつくことを書いていきます。

・ゲームオタク垂涎
作品の舞台が閉店後のゲームセンターの中ということもあって、全編通してありとあらゆるゲーム作品のネタが垣間見えるのがとにかく楽しいです。
特に序盤に登場する「悪役お悩み相談」みたいなシーンではあのクッパ大魔王様やザンギエフなどなどのそこそこ有名なキャラクターが登場する他、ちょい役ではありながらもソニックだとかQバートだとか、拾いきれていないだけどもっと色々いるのかもしれませんがとにもかくにも楽しさが止まらないのが素晴らしい。
作中で登場するゲームも露骨に「コールオブデューティ」を意識したネーミングだったりして嬉しいですね、カルホーン軍曹、推しです。
続編の「オンライン」の方ではもっとディズニーな感じでやりたい放題やっているご様子、トレーラーだとアイアンマンが空飛んでたりしましたね、アントマンは超静音飛行でもするのか??

・主人公御一行
主人公のラルフくんは今時珍しいタイプの「俺、馬鹿だからよくわかんねえけどよお」というか何かと不憫な目に遭うパッと見悪いけど実はいいやつという具合、パワー系というのもあってどこかハルクみたいでかわいいですね。
そんな彼と冒険を繰り広げるのが相棒件ヒロインのヴァネロペちゃん、今ではすっかりディズニープリンセスの仲間入りという趣ですが、この子能力とかそこらへんからして某神ゲーFPSのトレーサーさんを彷彿とせずにはいられません、まあね、知る人ぞ知るということでここはひとつ。
次回作はまだ見てないんでアレなんですけどトレーラーではほかのプリンセスの皆様と交流していたりもしました、なんか一作目の方が面白いぞみたいなのを所々で見るのがね~気になっちゃうわね~~。

・そんなことは置いといて
とにかくね、この映画は楽しいのが全てなんですわ。
ディズニーのアニメ映画はこれとアナ雪くらいしかまともに見たことないんですけどね、あっちよりこっちの方が圧倒的に楽しかったですね。
そもそもゲームを主題に据えているというのもあって世界観へのなじみも深く、どこそこに散りばめられている小ネタなんかを拾っているだけでも面白い。
その上主人公たちも王道の展開でしっかりアクションなりなんなりで魅せてくれるので本当にね、いい意味で何も考えずほえ~~~っと見ているのが一番幸せな映画でしたね。
いやね、ネタがないのよ、しょうがないね。
そういえば主題歌の「When can I see you again?」あれすっごい良いですね、ノリノリやで。

・おわりに

モチベーションが無いとかそういうことじゃないんですぅ!
確かに見ていてすごく楽しくてなんなら毎年地上波でね、年末辺りに放送してくれたらすっげえ嬉しいのになって思ったりするくらいには好きなんですよこれね、今からでもサマーウォーズかラピュタの枠これにしません??
まあ何も考えずに見て楽しんでいたというのは裏を返せばこれといって印象に残ることも無かったとも言えてしまうのか、あまり深く考えたことがなかったのが裏目に出てしまったということでね、すまんぼう。

次回、60位はディズニー版「JOKER」と言われたりもしていたあの映画です。全然そんなことないですけどね。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。


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