私的ゲームランキングトップ100をレビューする 第38位「ファイナルファンタジーXIII」

あの子って…どの子だよ……!

パルスのファルシのルシがコクーンでパージなことでもおなじみ、もはや説明不要なファイナルファンタジーシリーズのナンバリングで言えば13本目でございます、実際のところ何本目なのかは知りません。
FFは4~6とコレと15を途中まで遊んだんですが、なぜか今作は世間の評価がめちゃくちゃ低いことでも有名ですね。
どう考えても15よりは面白いと思うんだけどな……。
まあ色々含めて思いつくままに書いていきましょう。

・パルスのファルシのルシが(ry
別に良くないか??こんな専門用語で分からんなんて大体のゲームはそんなもんじゃない??
しかも有名なパルスのファルシのルシがコクーンでパージってのはちゃんとゲーム進めてたら特に難しくもなく理解できますからね、エアプはよくないですね。
他にも一本道だとか連打ゲーだとか言われてますけど一部あってて一部はエアプといった具合。確かに一本道ではありますけどそれはまあ人の好みもありますから、まあ一本道なんですけども。
そんで連打ゲーっていう評価はまったくもってのエアプ、連打が通じるのは序盤だけで中盤以降は後述のオプティマを駆使しためちゃくちゃ硬派でやりこみがいのある戦闘を楽しむことができます。
このゲームのクソなところなんてせいぜいシナリオと一部キャラクターのふるまいくらいのもんじゃい!!

・そのシナリオ
作品のテーマが「奇跡」っつーこともあって非常にご都合主義なアレっていうのがまず一番にあるんですけど、それ以外でもちょっとねっていうのはやっぱりありますよね。
なんか意味わからんところでキレる御一行とか、何してるのか分からん御一行とか、キャラの好き嫌いはあるにせよやっぱおかしくない?っていう部分はね、ありますよね。
個人的にはスノウとホープが苦手でこいつらが話に絡んでくると「おぉ……」となることもまま多かったです。まあシナリオなんてね、聞き流し解きゃええんですわ。

・ライトニングさん
光速の異名を持ち重力を自在に操る華麗なる女騎士……だか何だか忘れましたけど、美人でかわいいし強いので正義ということです。
ちょっと何言ってるのか分からないところや説明不足が悪い事態を招くことこそありますが、一応主人公なのでそれなりに筋を通して行動している気がするのであまりネガティブな印象も持たれないんじゃないですかね?
あとこれは余談ですけどなまじルックスがバツグンに良いので他所とのコラボとかで結構出張していたイメージもあります。スマブラ、出て欲しかったな~~~。
あとアレ、召喚獣のオーディン関連とかシーンドライブとか、いちいちアクションがかっこいいのもまた見どころ、「素人が」のムービーは筆舌に尽くしがたいかっこよさでした。

・ヴァニラ/ファング
漢の尻眺めてゲームしたくないので上記のライトさんのこの2人を基本的にはパーティに入れて進めてました。
ほんでこいつら強いんですよね、めちゃくちゃ仲がいい姉妹ということでストーリーでも結構絡みが多かったような記憶。
ファングはちょっと男勝りが過ぎるので惜しいな~という具合ですが、序盤でヴァニラが見せるママみというかアレ、「リアルが辛い?」はね、刺さりますね。

・サッズ
良くも悪くも何も印象に残ってねえな……。
ノーチラスで脳散らすみたいなシーンがあったのだけは覚えてるんだけどな……。

・ホープ
ガキンチョキャラは基本的に苦手なのでちょっと……。

・スノウ
無能がすぎんか??
ツヨシ=エストハイムさんの遺言に対する「あの子ってどの子だよ」はあまりにも滑稽、登場からしてヒーロー気取りのいてえやつなのがちょっと厳しいです。
典型的な「俺バカだからよくわかんねぇけどよ」キャラな上、そういうキャラは無意識に核心を突いたりするもんですがこいつに限ってそういうことはせず、おもっくそホープの地雷を踏みぬきまくるのでもう見てられないんすわ。
まあこんなんでも15のヒスゴリとか戦闘中にのんきに写真撮ってるバカに比べたらずいぶんマシなんでね、色んな意味で15の存在は大きいですね。

・戦闘システムのお話
これが最高におもろいんですわ~~!
FFおなじみのアクティブ・タイム・バトルはそのままに、パーティメンバーそれぞれのロール(アタッカーだとかヒーラーだとか)を設定することで構成される”オプティマ”を駆使した戦闘はあまりに奥深く、まさに無限の攻略方法があるのでとても楽しいですね。
キャラによって得意・不得意なロールがあるのはもちろん、そのオプティマの切り替えも非常にスムーズでテンポが良く、またここまで触れてませんでしたけど当時で考えれば異次元レベルにグラフィックがキレイなのもあって戦闘が飽きないこと飽きないこと。おかげでレベル上げとかミッション埋めとかも全然苦にならないのがすごい。
この手のRPGにしては珍しくボスキャラにも状態異常が効いたり、最後には全キャラが全ロールをこなせるようになるのでキャラの縛りもなくなったりと相当な自由度、そして極めつけはそのオプティマたちのネーミングセンスが光ります。「カラミティサーカス」「グレートウォール」「フェニックス」「逆襲の魁」とかさ、いちいちかっこよすぎないか???

・音楽のお話
これまたバツグンにかっこいいんですわ。
通常戦闘曲で一番耳にすることになる「閃光」は今作を知らない人でも聞いたことがあるんじゃないかというくらいには有名、ずっしりとしたイントロからサビに向けて一気に開けていく感じはまさにFF13を象徴するかのような音楽、もしかしたらそういうのも狙っているのかもしれませんね。
その他だと「サンレス水郷」なんかも名曲、ロケーションがキレイなのもあってこれまたずっと聴いていられる系ミュージックです。
あとは詳しい曲名とかどんなもんかはあんまり覚えてないですけどバルトアンデルス戦の曲もまあまあ良さげだったような気がします、まあラスボス周りの人なんでね、あんまり戦ってないのも仕方ないですね。

・おわりに
発売当初はそれはそれは荒れ模様だったみたいですけど、自分が遊んだのはもう発売から数年経ったあとだったのでそういうのは気にせず、たまたまゲームシステムもしっくり馴染んだのでとても楽しく最後まで遊べました。
その上FF15がね、アレだったもんで、まあね、やっぱつれぇわ……。

次回、37位は初歩的なミスですね~~なあのゲームです、あのCMはP3の方かな??
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

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