私的ゲームランキングトップ100をレビューする 第77位「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」

イヤッハー!!!!

某大乱闘ゲームによる風評被害であまり顔を見たくないことでもおなじみ、猫目リンクシリーズの2作目?になります。
舟を使って海を行ったり来たり…という基本的なシステムは「風のタクト」に近い感じではありますが、今作ではより海でのあれこれを重視したゲームになっているような気がしますね。

DS初のゼルダということもあり、タッチ機能をゴリゴリに推していることによるあれやこれやもあるらしいですが、まあそれはさておき早速思いつくまま行きましょう。

・船、楽しすぎ問題
どこかの記事で空戦はロマンなんやとお話した記憶がありますが、海戦だって当然ロマンなんですよね。特に今作は前作の赤獅子の王とかいうしょっぼい帆船とは違って、相棒キャラのラインバックも搭乗するかっこいい蒸気船?を操ることになります。
そこにパーツやらなにやらのカスタマイズができたり、航路をタッチペンで思うままに操作したりと、まあこれが苦手だとか退屈に感じる人もいるにはいるらしいですが個人的にはとても楽しめました。

・ラインバック良いですよね
最早ゼルダのアタリマエになっている相棒キャラ、今作はいつもの妖精ちゃん+船乗りのラインバックというメンツになっています。
このラインバックが良いキャラしてまして、まあスカウォのバドみたいなと言うべきな、序盤はなんやこいつな感じでいながらストーリーが進んでいくにつれてどんどんいいやつになっていくというか、大長編ドラえもんのジャイアンとスネ夫を足して2で割ったような高感度の上がり方をするわけですね、スネ夫は小宇宙戦争のスネ夫に限る。
ラストバトルでも大いに輝いてくれるのでイヤッハー!と共にテンションアゲアゲになれます。やはり海戦はロマンなのだ。

・海王の神殿について
まずポケモン脳なので「かいおう」だと思っていたら「うみおう」でした、なるほど。
このダンジョンはストーリー中ずっと関わってくるメイン要素なんですけど、ここがまあまあめんどくさいつくりをしているんですね。
なんか時間制限みたいなのがあったり、ステルス要素があったり(個人的なアレにはなりますがステルス要素がすっっっごく苦手です)と、まあそれがあろうがなかろうが同じダンジョンを何度も攻略するというのは相当な工夫が無いと面白くなりにくいものです、最近話題の某聖杯ダンジョンとかね。
まあ最後の方でファントムというゼルダの下Bで出てくる憎き無敵キャラを存分にしばけるようになるのでその時はその時でまあまあな気持ちよさがありました。

・BGMについて(大地の汽笛要素含みます)
DSで出た風のタクトの続編シリーズは全2作品ありまして、今作の続きとして「大地の汽笛」というゲームも発売されていました。こっちは海ではなく陸を汽車で移動してなんやかんやします。これがあまり面白くない。
ただ大地の汽笛も夢幻の砂時計もBGMがバツグンによく、というかゼルダシリーズはだいたいそうなんですけど、特に大地の汽笛のラスボス周りは曲だけでソフト分のおつりがくるんじゃないかというかっこよさですね、ただし笛を吹くのが難しすぎるのはそれはそれということ。
夢幻の砂時計だと「大海原」とかがスマブラに採用されていたりで有名ですね。これもずっと聞いていられるタイプの良BGMです。

・ボタン操作、させてくれてもよくない??
DS作品にままありがちなんですが、全編タッチ操作”のみ”対応になっているんですよね。これがまあ直感的で楽しいと言えば楽しんですけど、まーー普通に遊ばせてくんない?と思わないこともないのもまた事実。
今作だったら海のシーンはタッチペンで、それ以外の陸のシーンはボタン操作と併せて、みたいな感じで動かせてもよかったような気がします。

・おわりに

DSのゲーム、思い入れが無い問題浮上してない??
じゃあなんでこの高さなんだっつー話ではあるんですけど、たぶん船のあれこれがめちゃくちゃ楽しかったんですよね、マリオパーティのスーパーデュエルモードとかもね、面白いのでそういう感じです。
ただ大地の汽笛の汽車は流石にちょっとうーん……って感じの面白さだったので、まあなんだかんだ猫目リンクは風のタクトが一番ってことやな!

次回、76位はゆがんでいます!おかしい!何かが!コロシアムの!なゲームです。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?