私的ゲームランキングトップ100をレビューする 第48位「Newスーパーマリオブラザーズ U」

WiiUの中でも数少ないミリオンセラーらしいぞ。

この企画で何度書いたか分からない、悲運のハードWiiUのそのローンチタイトルにもなりました、世界一有名なヒゲことマリオさんの正統な横スクロールシリーズのWiiUバージョンですね。
デンモクWiiUゲームパッドを無理やり活用させる新要素「バディアクション」や新しい変身のプロペラマリオの劣化「ムササビマリオ」などを据え、苦しみながらも100万本以上の売り上げを記録したのは流石マリオさんと言ったところです。
あんまり思いつくことも無いような気がしますが、頑張って書いていきましょう。

・グラフィックのお話
Newスーパーマリオブラザーズシリーズとでも言うのかその手のアレは実際のところDSから始まっていて、その時点でグラフィックというかデザイン面では割と完成されてはいるんですよね。
それでもWii→WiiUというハードの進化に伴ってその美麗さはかなり向上しました。任天堂お得意の水のグラフィックなんかは露骨ですね。
2Dマリオっていうのは往々にしてマンネリ感との闘いでもありますが、この見ているだけでそれなりに楽しめるというのは結構ごまかしとして重要な役割を担っているような気がします。
あとデカい画面で遊んでいてもゲームパッドで遊んでいても絵がキレイってのはそれだけで新鮮というか、手元で遊べる楽しさもやっぱりありますよね。

・WiiUというハードのお話
散々デンモクだのなんだの言われていたりもしますけど、結構いいハードだと思うんですね。
今でこそSwitchを持っていれば当たり前じゃん!というのもわかりますが、テレビ画面やモニター画面を占有せず、手元で据え置き機のゲームが遊べるっていうのはすごく革新的だな~と思っていました。
今作も先程ちょこっと触れていた「バディプレイ」が遊べるのはもちろん、テレビ画面を使わずにゲームパッドだけで本編を最初っから最後まで遊べるのがお得感あって〇。
そういえばWiiUの初報トレーラーでもマリオやってるときにテレビ権を奪われるやつやってましたね。
言うて今思えばハード末期の頃はひたすらニコニコを見てたまにスマブラかWiiのゲームかVCを遊ぶかしかなかったようにまあね、いわゆる負けハードではあったんですけどね、ぼくは好きでしたよWiiUちゃん、ニコニコが便利すぎるのが素晴らしいですね。頼むからサービス再開してくれ……。

・マルチプレイのあれこれ
おや?これ一個前か二個前かの記事でも書いた気がするな?
まま、ええわということで、今作もマルチプレイで遊ぶことの楽しさはバツグンでございます。
「バディプレイ」なる足場を出現させたり敵をやいのやいのできたりする遊びは、普通にお友達を助けてあげるように足場を作って協力するもよし、いわゆる「孔明の罠」を発動させて大乱闘を楽しむもよしで遊び方にも幅がありますね。あと任天堂公式が用意したスーパープレイみたいなのもあってそれもそれで面白かったような。
マリオWiiのころからあるシャボンのシステムや協力ヒップドロップ、あとは4人が画面に散らばるとカメラがぐいーっと引いていくあの演出、などなど、まあ一緒に遊ぶお友達がいない人からすれば悲しいお話でもありますがね、仕方ないね。

・音の拘り
足音のいいゲームにクソゲー無しとはこのランキングで度々提唱している説なんですけれども、今作も何気にそこら辺の拘りが素晴らしいです。
マリオ達の足音やブロックをたたいた音、敵を倒した音やら何から何まで、いちいち気持ちがいいのでそれこそ、「マリオを動かしているだけで楽しい」という任天堂の遊びの根幹にあるような部分が際立っている印象を受けます。
BGM周りは良くも悪くもいつも通りといった趣ですが、SE周りは何というか、HD画質になったことと関係があるのかどうかは分からない物のかなり聞き取りやすくもなっているし気持ちいい音にもなっているというスキのなさ、さすがですね。

・終わりに
2Dマリオはほんまに良くも悪くもいつも通りすぎて語ることがねぇな!
最近ではSwitchで色々込々バージョンが移植されていたりもするのでそっちで遊ぶこともできるらしいです(らしい)。
なんだかんだ言ってSwitchと比べてもWiiUにしかない良さみたいなの、あったよな~と昔を惜しんでいるところでね、今回は短く終わっておきましょう。

次回、48位はミカヤが俺を護る!な手ごわい?シミュレーションゲームです。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。


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