私的ゲームランキングトップ100をレビューする 第75位「東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.」

イッツ、ルナティックターイム!!!
ふざけるなよ

本ランキング早くも何本目かわからないような東方シリーズの作品になりました。ちなみにここから3本東方が続くぜ。

東方の記事を書くたびに難易度が高いと言っている気がしますが、今作はそんな中でも満場一致で最高難易度と言って差し支えないと思います。
そもそもゲームシステムの都合上(完全無欠モードとか)弾幕自体は難しめに設定されても仕方ないと言えば仕方ないのですが、それにしても圧倒的に難しい。
レガシーモードルナティックノーミスノーボムフルスペカの動画には「人間卒業試験」なんてタグもついていましたね。いやはや。
お話自体はいつもの通り、悪いやつがなんやかんや企んでいるのを懲らしめるお話です。それでは行きましょう。

・1面
道中BGM「忘れがたき、よすがの縁」いいですね~、1面道中界だと2番目にすこ。
今作は死んだらチャプターごとにやり直しになる都合上、同じ曲を何度も聴くことになるのでどこのステージも1ループが長めかつ飽きが来ないようにうまく工夫されているような気がします。
ボスBGMの「兎は舞い降りた」も今作の高難易度を示唆するかのように不穏な立ち上がり、それはさておきスペカ名の「鷹は撃ち抜いた」あまりにもかっこよいですね。

・2面
道中BGM「湖は浄めの月光を映して」はどこかFF7のさらに戦う者たちを感じさせたりさせなかったりする気がします。ドゥドゥドゥペーイ。
しかし相変わらず2面というのはいまいち印象に残らないというか、難敵ぞろいの紺珠伝でも1面2面はまあそれなりの難易度ですぐクリアできちゃうのもありますね。
ボス、リンゴちゃんのBGM「九月のパンプキン」はダンゴダンゴしているスペカも相まって非常に秋のお月見感とかグラコロ感のある曲調、いつものといえばいつもの展開ですが世間の評価がやたらと高めなイメージもあります。

・3面
紺珠伝が牙をむき始めるのがここから、BGM「宇宙を飛ぶ不思議な巫女」の疾走感に合わせてどんどん難しく速くなっていきます。
さておきこの道中曲めっちゃいいですよね、3面界隈は強豪ぞろいなので1番とは言いませんがとても印象に残る。
ボスBGM「永遠の春夢」はぺこぺこ言ってる特徴的なイントロから非常に口ずさみたくなるような展開をするこれまた癖の強い3ボス曲になっています。いちばーんーこーわーいーのーはー つうじょーうーだんまーくー。
とまあその通りでボスのドレミー・スイートちゃんの攻撃はスペカよりも通常の方が避けていてしんどい珍しいタイプのボスでした。完全無欠モードとかいうのを実装したのをいいことにとにかく事故らせに来る弾幕が多いですね。気合い避け楽しいのでそれはそれということ。

・4面
次の5面があまりにもあまりにもなので影が薄くなりがちなステージですが、ステージの背景と弾幕とアイテムが狙っているのかいないのか、絶妙にかみ合うことで非常に視認性の悪い攻撃を仕掛けてきてきりきり舞いになってしまいます。
BGM「凍り付いた永遠の都」はもはや4面道中ではおなじみになりつつあるいつものフレーズを取り入れながらまさに嵐の前の静けさと言った具合。今思うとこの時からピュアヒューリーズ感出してきてますね。
ボスの稀神サグメ様は口に出したことと反対の事が起こる的なアマノジャクの進化系みたいな能力、どうやらめちゃくちゃ複雑でめちゃくちゃ強いらしい。そういうの、いいですよね。早苗Aだとバカ程苦戦するのでそこはきらい。
BGM「逆転するホイールオブフォーチュン」も早苗Aで苦戦しているときのBGMな印象がつよいです。使い魔的なアレを壊せないのだ……。

・5面
お ま た せ
多くの東方プレイヤーたちにトラウマを植え付けた罪深きステージ、BGMの「遥か38万キロのボヤージュ」はボヤージュつながりなのかどこか永夜抄感を出しながらイントロから序盤にかけてはやたらと大人しめ、しかし弾幕はどんどん苛烈になっていってついにあのピエロが姿を現します。

イッツ、ルナティックターイム!

BGMがサビに入ったあたりからもう訳が分からないくらいの速さでわけのわからないレーザーがビュンビュン、何度も何度も死ぬことになるので何度も何度もサビを聞くハメになりトラウマになる人も多数いたようです。
四苦八苦しながら道中を潜り抜け、先程の謎ピエロと対面を果たすことになるのですが……。
ここからが本当の地獄だ!
BGM「星条旗のピエロ」が不穏におどろおどろしくプレイヤーたちの心を煽る中、東方史上最も凶悪と名高いクラウンピースとの闘いに入るわけですね。
こいつのスペカは今になって考えてみるとまあ確かに5面相応な難易度か……?と思わないこともないですが、とにかくいやらしい攻撃ばかり、通常にしろスペカにしろとにかく事故を狙いに来たり、そもそも5ボスの1枚目のスペカが耐久てあんた、やっとるやん。
ちなみに個人的には「フラッシュアンドストライプ」が一番苦手です。どうやら簡単に感じる人が多いらしい、なぜだ……。

・6面
道中はいつもの6面と言った感じ、曲名「故郷の星が映る海」ももうおなじみの6ボス曲のなんとかっていうアレです(ボキャ貧)。
そしてクラウンピースを越えた我々の前に満を持しまくって現れるラスボス様が純狐様、こいつも恐らく現状6ボス界最強でしょう。嫦娥よ、見てるか!!!!?!?!???!?
BGM「ピュアヒューリーズ」は地霊殿以来のストロングスタイル系パワフルタイプ、そもそもこいつは弾幕もスペカではなく本気で殺しに来ている攻撃という設定なのでとにかく圧がすごいです、しょっぱなの通常からヤバいしその後も初見殺し気合い避け精密操作ととにかくとにかく激しすぎる。個人的なお気に入りは「震え凍える星」と「殺意の百合」ですね。殺意って言っちゃってるよ……。
ラストスペルの「ピュアリーバレットヘル」は難易度が上がるとすっごいことになるらしいです、いやノーマルでもすっごいことになるんですけどね、なんとか取得できたのが奇跡だ……。

・EX
本編があまりに強烈であるがゆえに影が薄いイメージのあるEXですが、こっちでも高難易度なのは変わりません、道中「見たことも無い悪夢の世界」は悪夢と言う通りドレミーちゃん再び、まああくまで中ボスとしての登場なのであまりフィーチャーされるわけでもないですがどこか星蓮船のアレっぽい感じがしますね、どこかね。
ボスのヘカーティア・ラピスラズリは東方シリーズ内では設定上最強キャラ、マーベル的に言えばセレスティアルズとかその上のリビングトリビューナルとかそのくらいの格上らしいです。最強キャラ、いいですよね。ぜったいに誰にも負けないでほしい。
BGM「パンデモニックプラネット」はその最強キャラ感があるかというと怪しいところではありますが、うさん臭く得体のしれない強さ感はそこそこあるのではないでしょうか。まあEXの難易度的にあまり出し切れていない部分もしょうがないとは思うのでそれはそれということ。

・おわりに
5面~6面のインパクトが強すぎてそればかり語られがちなイメージがあります。その上トラウマを植え付けられた人からはクソゲー呼ばわりされることもあるとかないとか。
まあ何度も死ぬことになる上BGMも何度も聴くことになるので飽きちゃう人がいるのも仕方ないですね。ぼくは飽きないタイプの人なのでとても楽しめました。
ただね、やっぱレガシーでノーミスやる人たちは頭おかしいよ……。

次回、74位は(゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!なあのゲームです。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。



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