205. Búzát vetettem keresztbe (Magyarbődi lassú csárdás)

二つのチャールダーシュ

ラッシューとフリッシュ両チャールダーシュのモチーフはほとんど同じで、ただテンポだけが違います。この辺りの地域によくみられる新しいスタイルのチャールダーシュの特徴がすべて見られます。それはすなわち、強拍(1拍目)がアップ(上のポジション)のリダ、頻繁に見られるヴェルブンクのモチーフの流れをくむステップなどが挙げられます。ヴェルブンクのモチーフはもちろん男性だけが踊るのですが、そのときは女性とつながっている両手、あるいは片手を放して踊ります。チャパーシュの種類は少なく、むしろ女性を腕の下で回して踊らせることが多いです。

伴奏で使われる民謡は、バルトークが分類したところによる「新しい」スタイルと「古い」スタイル、両方のメロディーがランダムに使われます。

私のイメージ

スロバキアの踊りは、若々しく元気はつらつ、というイメージがあります。友人ともよく「バンビちゃんみたいに可愛く踊るよね」とも言っているほどで、観ても踊っても楽しい踊りです。そんなスロバキアにこのような地域があるなんて3年前の講習会まで知りませんでした。次回は、毎年行われるそんな講習会のことを書いてみたいと思います。

Búzát vetettem keresztbe

Búzát vetettem keresztbe,
jutok-e babám eszedbe?
Ahány szem van egy keresztben,
annyiszor jussak eszedbe!
麦の種を撒いた
恋人は私のことを思い出すかしら？
蒔いた種の数だけ
私を思い出しますように！

発音動画。パスワードは abc です。
https://vimeo.com/465594337
演奏です。パスワードは同じく abc。
https://vimeo.com/465594569
演奏：Tükrös zenekar - Magyarbődi csárdás és friss より

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