39. Zúg az erdő, zúg a mező (Szatmári)
楽器編成
ここまででお気づきと思いますが、踊りの伴奏は主に弦楽器が担当しています。一番一般的でシンプルな編成は、バイオリン、ブラーチャ、コントラバスという3つの楽器です。バイオリンが装飾をつけながらメロディーを担当し、ブラーチャが踊りのリズムを刻み、コントラバスが拍(テンポ)を決めます。
ブラーチャとは、クラシック音楽で言うビオラに相当する楽器で、駒が水平なのが特徴的です。これによって3本の弦をいっぺんに弓で鳴らすことができ、3和音を奏でることができるのです。
ただ、地方によって踊りが違うのと同様、楽器編成もいろいろなパターンがあるので、いつでもどこでもこの編成とは限らず、また臨機応変に編成を変えることもよくあります。
子音の発音(12) tj=ty
舌を上あごにつけて放す発音の ty と同じ発音です。次の歌の2行目と4行目の最後の発音を注意して聞いてください。
Zúg az erdő, zúg a mező
Zúg az erdő, zúg a mező
Vajon ki zúgatja
Talán bizony Angyal Bandi
Sej, haj, a lovát ugratja.
森がざわめく、野原がざわめく
一体誰がざわめかせてるのか
おそらくアンジャル・バンディだな
シェイ、ハイ、馬を跳ねさせてる
発音動画。パスワードは abc です。
演奏動画。パスワードは abc です。
https://vimeo.com/408717821
演奏:TÁNCHÁZ I. -ÉLŐ NÉPZENE IV- より
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