218. Nem jó csillag lenne már én belőlem (Bonchidai csárdás)

踊りの先生との思い出

Te で話し始めた踊りの先生は、研究者肌というか学者肌という感じで、普段は物静かな印象です。が、一方レッスンとなるとその熱意と共にその場に何人いようと全員を自分のペースにもっていくという気迫にあふれ、毎回、素晴らしいレッスンを受けることができました。今はご高齢のため、こんなに遠くの日本にお招きすることはできませんが、その先生のレッスンを受けられた私たちは本当にラッキーだったと思います。

あるとき、私が今まで長かった髪を肩ぐらいにまで切ったことがありました。ちょうどいつもの講習会の直前のことでしたが、先生は私に会った途端、脚を止めて口をへの字に曲げ「Sírok....(僕泣いちゃう)」と言いました。ご丁寧に両手の人差し指を目の下にもってきて、あたかも涙が流れるようなしぐさをしたので、思わず吹き出してしまい「また伸びるから～」となぜか私が慰めた(笑)という…。こんなとてもお茶目な一面もあるかたで、普段の物静かで学術に真摯な顔とのギャップ萌えも魅力となって、みんなに慕われています。

あ、ちょっと褒めすぎかとお思いかもしれませんが、別に宗教じゃありませんからね(笑)。この先生が一番長く教えてもらっているだけで、ほかの先生にも習っていますし、どの先生も素晴らしい先生です。

世界は狭い

因みにセゲドでの私の踊りの師匠は、偶然にも上記の先生と長年の付き合いで、セゲド民俗舞踊団は何度もこの先生の舞踊団と共演しています。世界は狭いですね。

Nem jó csillag lenne már én belőlem

Nem jó csillag lenne már én belőlem,
Nem sokáig, nem sokáig ragyognék én odafenn.
Mert mikor az égen kéne ragyogni,
Akkor mennék, akkor mennék a babámat ölelni.
星になるのは良くない
空の上でそんなに長く輝いてはいられない
空で輝くべき時に
恋人を抱きに行きたいんだから

発音動画。パスワードは abc です。
https://vimeo.com/470055589
演奏です。パスワードは同じく abc。
https://vimeo.com/470056089
演奏：Ökrös „Bonchida háromszor” より

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