最近の読売ジャイアンツについて語らせてください

どうも巨人ファン歴25年のチシャねこと申します。
今回は最近の読売ジャイアンツについての記事になります。
なるべく言葉を選んで書くつもりですが多少荒っぽい言葉を使うかもしれないのでそこはジャイアンツ愛から来るものとして勘弁してください・・・。

若手時代の高橋由伸 一番好きな選手

小さいころ、父親(阪神ファン)の影響で家族で夜ご飯を食べるときは何かとテレビには野球が映っていました。

僕がファンになった25年前と言えば高橋由伸前監督がちょうどルーキーで4番松井5番清原とスター軍団がそろっていました。
当時はミレニアム打線なんて言われて、小学生の僕の目にはそりゃもう華やかに見えました。
エース級の斎藤桑田上原率いる投手陣。高橋松井清原の協力クリーンナップ。その強い巨人軍を見て僕はファンになったのを覚えています。
そして小学生ながら巨人軍を応援していこうと、誓ったのです。


そして時は流れ、2023年の巨人軍はというと

1番・左翼 オコエ(元楽天)
2番・二塁 吉川
3番・右翼 丸(元広島)
4番・三塁 岡本和
5番・一塁 中田翔(元日ハム)
6番・遊撃 坂本
7番・中堅 ブリンソン(助っ人1年目)
8番・捕手 大城卓
9番・投手 ビーディ(助っ人1年目)   (開幕スタメンです)

なんだこいつら!?

9人中5人が他球団の選手でなんかよくわからないキメラ状態になってるじゃないですか! 生え抜きの選手すっくな! 

多分5年くらい記憶を失った状態でこのスタメンを見せられたら巨人の打線と分からないでしょう。
で、でもまあ控えには優秀な若手がたくさんいて育成も進んでるはず・・・。

ベンチ
松田宣浩(39歳)長野久義(38歳)梶谷隆幸(34歳)小林誠司(33歳) 
その他育ってない生え抜き

なんだこのオッサン!?


たまげましたね

というのもここ数年、巨人の監督である原監督は何故か引退間際の選手を他球団からかき集めており、選手の高齢化が進んでいるのです。

松田も長野も梶谷もそして中島もキャリアハイは素晴らしい成績を残してきた選手です。
しかし悲しいことに人は衰えていくもの。40歳付近になるとどんなにすごい選手でもキャリアハイの成績を残すことは難しいのです。

しかし先述したように原監督は、40手前になり他球団で戦力外通告を受けるような選手を集めてあろうことかスタメン起用、もしくは代打の切り札として起用しているのです。
結果、活躍している若く将来ある選手を2軍に幽閉し、新しい芽が育たなくなっているのが巨人の現状。


なぜこんなことになっているのか


現監督 原辰徳

ここからは僕の憶測になるのですが、原監督は目の前の勝ちに囚われすぎているのではないでしょうか。
数年前、連敗したとき原監督は「戦力が足りない」と言っていました。

この「戦力が足りない」という言葉、どう捉えますか?
戦力が足りない=戦力を増やす ということに当然なるのですが、
原監督の戦力を増やすというのは有望な若手を育成することではなく
即戦力の他球団選手、もしくは即戦力の外国人で穴埋めしていくことなのだと思います。

実際戦力が足りない発言をした年のオフに当時の横浜の4番村田修一と、ソフトバンクのエース左腕杉内俊哉をチームに引き入れ、翌年優勝しています。
こうして原監督の中で、チームが弱くなったら他球団から実績のある選手を引き抜けば勝てるんだ、というのが確立されちゃったのではないでしょうか。
なので巨人は毎年毎年FAした選手を狙ったり、トレードを積極的に行ったり、助っ人外国人も長年定着することなくコロコロと変えているんだと思います。

この文章をここまで読んでいて「いや若手も同時に育成すればいいじゃん」と思われる方もいるかもしれません。僕もそう思います。
しかし原監督になって以降、現在スタメンを獲得できている生え抜きは坂本勇人だけなのです。

岡本和真も吉川尚輝もいるじゃないと思われるかもしれませんが2選手は、高橋由伸が監督だったころに頭角を現した選手です。
高橋監督が打てなかった時期も怪我があった時期も辛抱強く育成してスタメンに定着したのが岡本と吉川なのです。(阿部慎之介は長嶋、内海哲也は堀内時代)

では原監督政権だった2002年~2003年、2006年~2015年、2019年~2023年の間に数年単位でスタメン、ローテ入り定着した生え抜きはどれくらいいるだろうと思い返すと・・・、
坂本勇人、菅野智之、小林誠司、戸郷翔征、山口哲也、あと無理やり上げるなら長野と亀井・・・・・・。

!?

これだけ!?

恐らく僕も全選手を把握できてるわけではないと思うので見落としている選手がいたら大変申し訳ありません。
しかしざっと思い返してみると、原政権の時にスタメン定着した選手はなんと10人もいないことになります。一瞬活躍してもだいたいは翌年いなかったりしました。
15年間監督をやって10人もスタメン定着した生え抜きがいないんですか!?


しかし原監督は名将と呼ばれてる監督です。
それは何故か、15年中9回リーグ優勝しているからです。
第2回WBCの監督も務め、見事世界一位に導きました。
これは揺るがない事実で力がある監督なことは間違いありません。

ただそれは戦力がある状態で発揮される力であり、弱いチームを自分の手で強くできる力ではないと思います。

WBCは言わずもがな、トッププレイヤーが集まります。原監督の時はイチローや青木宣親、投手は松坂や岩隈など錚々たる顔ぶれでした。
そういった強い駒を持った時の原監督は本当に名将なのだと思います。

巨人にしても同じく、9回優勝した時はメンバーが強かったのでしょう。
では何故今は勝てないのか?
単純に今より巨人に来る選手が優秀だったのです。

2007年~2009年三連覇の時には小笠原道大、李承燁、谷佳知、小坂誠、ラミレス。長嶋政権時代の残党の高橋由伸や阿部慎之介もいてめっちゃ強かったです。
2012年~2014年の三連覇の時は上記したように村田修一、杉内俊哉が加入し、坂本勇人も全盛期真っただ中、菅野の加入。ベテランの阿部高橋共に大活躍。
2019年~2020年は広島から丸加入に加え、高橋由伸時代に温めてきた岡本と吉川が台頭。

という感じで大雑把ではありますが、優勝した年を振り返ってみました。
こう見るとマジで原政権出身は菅野坂本以外微妙だなと。
阿部慎之介が2019年に引退したことにより、長嶋チルドレンが絶滅。
高橋由伸が残した岡本吉川を除けばだいたい今の若手は原チルドレンということになります。

もう原監督は自分の手で若手を育成しないといけない時なのです。
今年でいうと中山、門脇、山瀬、菊田、秋広等、伸びしろありそうな若手がたくさんいます。
常勝巨人軍という昭和の文句は忘れて一度育成の年を作ってもいいのではないでしょうか。

巨人ファンも一枚岩ではないのでわかりませんが、おそらく生え抜きの若い選手が活躍するのを見たいはずです。

毎年コロコロ変わる外国人、高年俸で取る活躍しないFA選手、活躍した生え抜きを引き換えに手に入れるトレード選手。これらにドラフトで獲得した期待する選手は出場の機会を奪われ埋もれていきます。
たまにならいいんですけど正直選手に愛着も湧かなくなってきてるんですよね。

なんか後半書いててうんざりしてきました。
去年のドラフトで浅野選手をせっかく取れたけどどうせベテラン優遇で使われないんだろうなぁ・・・。クソでか溜息出ますよ。


なんやかんや巨人が好きなのでここまでボロクソに言いましたが根本は応援しています。
僕が野球を見始めたころの様に毎試合楽しみなチームができることを期待しています!!!!!


最後に

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最後まで見ていただきありがとうございました!

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