次の人生に進むことにした話。他人を気にするなかれ、魅惑のプー太郎ライフ編

12年勤めた会社の最終出社日を終えた8/1。
一ヶ月間の魅惑の有休消化期間が始まった。
考えてみれば12年って小学校から高校卒業までと同じ期間だ。
だから気分的には卒業って感じだ。

特に思ったのは幼稚園に入る前ぶりの所属するということから離れたとも言える気がする。(所属の単位は、家族、地域、国、とかあげれば色々あるあろうけど。言いたいことはなんとなく伝わるだろうか。)

そんなことを色々考えながらも、休暇の初日に朝起きてしたことは、
“パソコンがわりのiPadを開く” だった。我ながら笑える。
在宅で家にずっといたこともあり体勢がまったく変わっていない。
時間ができたからといって意気揚々と朝早くから制作に着手なんてしない。
私なんてそんなもんだ。(言い訳しておくとね、思い立ったらやるタイプ)

続いて、上京してから初めて3週間ほど実家に帰ることにする。
で、さっそく帰った。
実家にはご高齢のお犬様がいる。よって要介護。
最盛期には4匹いたお犬様もラストサムライよろしく今ではラストイッピキとなった。
久しぶりのイッピキのお犬様、動物に飢えていたので楽しく介護に勤しむ。(4本足のお友達編をそのうち書く)

それから、ずっと行きたかった母の故郷に行く。
今は広い家に祖母が1人で暮らしている。そこに1週間お邪魔した。
滞在中はよく喋る祖母の話を聞いて、掃除して料理して畑にでて散歩して、好きなだけゴロゴロして
それからネットがないためギガを大量消費する。
いかにネットに依存していたか気付かされるも気づいただけで終わる。
1週間の滞在を存分に楽しみ、実家に戻り、移動の疲労で沈没。

その後、あるタイミングで会った方にことの顛末を聞かれるままに色々と話す。
ここでとても興味深いことに気づく。

やめると決断して、旧知の方々にその旨を伝えた際には様々な反応、質問があった。
まず、いただいた反応は、
"おめでとう"や
"まだやめてなかったのか、もうやめたと思ってた。"、"大丈夫?"など。

そしてこの"大丈夫?"には質問がセットでついてくる。
大きく分類すると3つあるなと思った。

その1、お金の不安について
その2、会社を辞めて不安定になって他人からの目(肩書き的な部分含む)
その3、何かやりたい気持ちはあるが、気力が湧かない。

…これ、どれもとても共感できるのよ。
なぜなら、私もそれがずっと悩みだったから。
本当に過去の自分をみているようだ。

そして、こういう質問をいただいたときの自分の心の変化も非常に興味深いもので、
辞める決断ができるようになる前は、言われる度に心が揺らいでいたのだけど、
今は自分の考えに自信が持てる。
しっかり自分の中に芯が通ったということだと思う。

ここで3つの質問に対する自分の考えを書き留めておく。

お金の不安は現状を把握することをおすすめしたい。自分の資産、将来貰えるお金、日々の生活にいくら必要なのか。と言ったことがわかると次の計画が立てやすくなったので、まずは確認してみるといいのではないかと思う。

2つ目の世間体。これに関しては自分の人生なのだから他人にとやかく言われることではないと思っている。誰に何を言われようとそのアドバイスを聞くのも断るのも実行するのも最後は自分の心が決めているわけで、他人のせいにはできないからだ。堂々としていたらいいのではないだろうか。

3つ目のやりたい気持ちはあるが気力がない、については、たぶんその人にとって動くタイミングじゃないのだろうと思うので、気力がわいたら迷わず進んでみたらいいと思う。気力がないことを悩む必要はない、振り返ってみるとその時間も必要だったとわかる時がくるはず。
進んでみた今、思うことは以上だ。

さて、話は戻って本当の退職日の8/31、魅惑のプー太郎生活も終わり、真のプー太郎生活に突入。

会社に所属しない生活になってみてわかったことがある。
私の長年のストレス、悩みの根源は
自分の時間を自分の人生なのに自分でコントロールできないことだ、
ということだった。

退職した8月から9月にかけては、
特段、解放感があったわけでもなく、元からそうだったかのように、自分の時間を自分で選択して生きることに、何の違和感もなくライフシフトした。

現在、思いつくままに創作活動に打ち込んでいる。
体勢が変わらないのが新しい悩みだけど
これからは好きな時に運動ができるから、たいした悩みじゃない。

そして9月末に迫る渡仏に向けて、少しずつ準備をした。
せっかくなので、二ヶ月の渡仏に向けてどんな準備をしたか、まとめておこうと思う。

次回は私は1日に一つのことしかできないのよ、渡仏準備編。

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