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47都道府県・つかんとプロジェクト
思えば、8年前。カンテサンスという超有名店で働いている頃。
「独立」→「出店」というのが1番すごい形だと思ったけれど
今思えば、別にそんなこともなく。
前は飲食系の雑誌も「独立」特集号は売れ行きが良かったという。
今は、どうなんだろ。
さて、つかんと「フクオカ」が始まるまで、あと10日!!
つかんとは「47都道府県にお店を出す」→海外へと考えていた。
現地に入り、不動産を調べて、業者を調べて、地元の人たちに愛されるコンテンツまで作る。
、、、となると現実的な話で「何年かかるんだ?」
ボクは「つかんと」を生涯をかけたライフワークに据えたわけじゃない。
行ったことがない県は新潟、愛媛、高知と残り3つだけど、どんな空気感か想像もつかない。そんな街に合う店作りをする。となるとあまり現実的ではない。
最近は飲食業の多様性みたいなものに、たくさん触れています。
「つかんとフクオカ」は大先輩の八島さんとパートナーシップを結ぶ。
福岡の飲食人で、八島さんを知らない人はいない。
福岡人の気持ち、流れなんかも、知り尽くしてる。
いったん、ここで自分の話をすると
ボクは立ち上げるのは得意だけど、広めていくのは苦手だ。
「デザートレストラン」「カヌレ」「カツサンド」など種みたいなのは作れても
「誰でもが知っている」みたいな大輪の花を咲かせる能力はゼロ。
いまさら、その能力がつくと思っていないので、そういう能力がある人とパートナーシップを結び「利用してもらう」ことで、広がっていけばいいじゃんと知ったのはTIRPSEをやめてから。
「フクオカ」は、つかんとの可能性を感じてくれた八島さんとのプロジェクト。
こうやって色んな人に届くんだという、飲食の多様性に可能性を感じている。
そして現実的ではないと思った47都道府県への出店。
これも「出店」することだけが選択肢ではない。
パートナーシップを結ぶケース。
京都や広島のように、自分で出店するイメージができる街があるケース。
そして、得意技のイベントでケース。
国境を跨ぐイベント屋として、電気と水道さえあれば「つかんと」は出来る。
行ったことがない新潟・愛媛・高知だって明日にでもイベントが出来る。
国内なら、どこだってサウジアラビアでやるより簡単だ。
サウジには、水道もなかったんだから。
47都道府県と言ってるのは、つかんとのミッションでもある
「豚を揚げるという行為で旅に出る。」というための「掲げる旗」みたいなもん。
「働き方改革」
誰だって、確実に労働はしないといけない。
ただ飲食をやってる人間として
「イベント」という労働を旅とセットにできることが、つかんとの働き方改革なのだと思っている。
もちろん虎ノ門が大事だけど(笑)
自分自身、イベントの仕事が重なりTIRPSEの最後の年に沖縄→ロサンゼルス→屋久島→クアラルンプールって移動で、TIRPSEに「お店大丈夫?」って顔だけ出して、家に洗濯だけするために帰るみたいな2週間があった。
働き方改革で言うと、休みの日なんて1日もないから劣悪な環境だ。
でも、沖縄、ロサンゼルス、屋久島、KLでその土地の夕飯食べて酒飲めるんなら自分的には最高。
そんな移動を用意することは、出来ないけど(笑)
つかんとの手法のとんかつをすることで、移動できるってのをチームに用意したいなぁと思ってるわけでございます。
とりあえず、イベントに始まり10日後の出店がある「フクオカ」
今回は、JAZZ(つかんとのスタッフ)がオープン前から入りまーす!
「うちの店でイベントして」「うちの街でつかんとどうですか?」とか声があれば、コロナ落ち着いたら行きますので、日本中の皆さんご連絡お待ちしております!
さ、今日もやりましょう。
コロナのせいにするより、自分のやりたいことを。
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