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虎ノ門横丁・冬の黒潮

こんにちは。最近、虎ノ門横丁で「キャプテン」と呼ばれている者です。

まずは読んでない方のために、前回の黒潮note貼っときます。

まぁまぁ、たくさんの人に見ていただいたみたいです(いいねしてね)

また今回もフリが長いので、すぐに横丁のまわり方がみたい方は
「〜ここから本題〜」までスキップしてね。
まぁ、すぐに「ここから本題に」スキップしたほうが、身のためだと思います。

もしくは、今まで通り
虎ノ門蒸留所・虎ノ門ブルワリー・TAMA・つかんとで黒潮するのか。

横丁での入場制限のルールの改定や、寄り合い席と呼ばれる共有席の増加・開放があり
そこでのナンパの活性化は、素敵なことだと思いますが皆さん、そこはスマートにお願いします。

中には、店舗に入ってからの強者も見られるらしいですね。
「つかんと」では店内での声掛け「NG」ではなく、声をかけるなら女性分の支払いを提案。

オーナーの意識が昭和だから、令和の「割り勘」持ちこまれてもダメだぜベイベーという感じ。

このコロナ禍で、横丁内の1軒もスタッフ内にコロナウイルス感染者を出さず閉めるお店も無かったことは、各店のスタッフの日常生活における意識の高さだと理解しています。

その意識の高さは、心から称賛の意に値すると思っております👏

「意外とみんな、コロナにかからないじゃん。」と言うのが、実の本音であります。

さて、みんな大好きな黒潮。

「黒潮してます」「黒潮ってどこから始めればいいですか?」
こんな言葉が、横丁で聞こえる時もちらほら。

東京外の方から「東京行ったら黒潮したいです。」なんてことも言われたり。

黒潮note見て、それを真似してくれる人がいるなんて!!

ガッデム!そんな事があるなんて!!

さ、そんなボクですが、実は最近はあまり黒潮してませんでした。
飽きっぽい性格なこと、毎日のように横丁にいることで「黒潮の良さ」に麻痺してきたのかも。
最初に黒潮を見つけた時のあの感動を、忘れてしまっていたのかも。

そうして虎ノ門横丁に来ても黒潮しないで、つかんとで飲みながら過ごすようになっていました。

開業から半年近く。「虎ノ門横丁」の知名度は高い。

こちらも少しづつデータも取れてきて、金曜日は17時30分はまったく人がおらず
19時前くらいにやっと、席が埋まり始めてそこからは、たくさんの人が横丁に溢れるというのが毎週の流れ。

普段は、ボーッとカウンターの角で飲みながらiPadいじってるボクも金曜日はレモンサワー作ったり、オレンジワイン注いだりして手伝い、ガンガンにつかんとを回しております。

そんな、10月30日の金曜日。

17時30分、どこも埋まってない虎ノ門横丁で本当に久しぶりに「黒潮」してみました。
自分は親に感謝しなければいけないほど、お酒の吸い込みが良くスコンスコンと飲める身体なので各店5分くらい滞在での「高速黒潮」

連日、スキマもないほど埋まるTAMAで海ぶどうとシークワーサーサワーを1杯
虎ノ門ブルワリーで新しいビールが入荷したとジョッキで1杯
虎ノ門蒸留所に行き、ジンハイボールを1杯

10分で辿り着いた終着駅、虎ノ門蒸留所のカウンターにスタンディングで飲むジンハイは、胃には1滴も入らない。
心に、全てが染み渡る。

あれ、思い出が蘇る。
開業前から緊急事態宣言を経て、少しづつお客さんが増えていく、たくさんの出来事やお客さんの笑顔、虎ノ門横丁で見た全ての絵が、頭の中を駆け抜ける。

もしかして、これが走馬灯なのか。
そうだ、人間は最後にそんな景色を見るって言ってたっけな。

ま、まさか
お、俺は死ぬのか!

気づいた時には、身体が崩壊していきます。

そうなんです。
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃で首を切られていました👹
(鬼滅)

〜ここから本題〜(ね、フリは読まなくてもいいって言ったでしょ。)

横丁に来る人に、色々とおすすめを聞かれることがあります。

ただ、だいたいの人は「とりあえず」来ているので
つかんとは「とんかつでお腹いっぱいにしたくない。」と言われたりする。
つかんとでお腹いっぱいにするのは、難しいと思うんだけど。。。

だから、そんなの、もったいない。もったいないお化けだ。

ただ、前回お店ごとの紹介はしたので、今回はシチュエーションで薦めたいと思う。

初ガツオなあなたは、予習に使ってくださいな。
迷いガツオなあなたは、これで動き方が見えましたね。
戻りガツオなあなたは、「あぁ、確かにそういう感じあるよね」…と。プロですね。プロガツオです。

シーン1
「いま、横丁に来ました」
これはとても大事な状況。責任重大だ。

あなたの今日の仕事の疲れ、またはお休みの夜、ちょっと1杯だけ
様々なあなたへの最初の1杯。

やはり、虎ノ門ブルワリーのビールか虎ノ門蒸留所のジンハイボールで始めたい。

とりあえず、この2軒に向かい1杯やりながら「どこの店に行こうか」が幸せの始まり。
いきなりTAMAでオリオン、シークサワーでもいいんだけど、やはり上の2軒を。

つかんとに間違って来ちゃった人は、広島の菅さんが作ったレモンを和三盆と漬け込んだレモンサワーでも飲んでください。

シーン2
「ちょっと食べて来たんですけど」
狙っていた店があって、そこで食事をしてからの横丁2軒目
もしくは、どこかで食事してきて横丁に来ました。のケース。

このタイミングはお腹にご飯があるので、ビールはその後の「〆ビール」に向かいます。
そうするとTAMA虎ノ門蒸留所
TAMAでピータンと紹興酒・もしくはミミガーとシークサワーなんて感じに軽めに合わせて、ヨシとダイキのダブル店長にあとは任せたほうがいい。

というか、TAMAに行ったら最初から任せたほうがいい。
それだけで幸せだ。

そして、実は上級編もある。
お客さんとしての力も試される。
あいつらを乗せたほうがTAMAでの時間は楽しい。
だから、1杯奢ってみよう。

書いてて感じるのは、蒸留所はやはり全方位で凄い。あのカウンターは、フラッと行ってしまう。
横丁が始まり半年。1度しか座ったことはないが、あのカウンターの安定感。
自分を肯定できる安心感(ただ、酒飲むだけ)が、あそこにはある。

ここの上級編は、外で飲むことだ。
オープンから4ヶ月は解放されていなかったテラスに出られる。
ビル風が心地よく、イチバさんの作るジンの香りがそっと寄り添う。

これから冬の季節。
酔いと頭を冷やすのに、最高の場所だと思う。

つかんとに間違って来ちゃった人は鴨とタンの合わせカツ煮とオレンジワインでも飲んでください。

シーン3
「いったん食べたい」
イメージの中では、横丁に2度目以降の人向け。
黒潮を回ってみると相性ってありますから。

そしてここでは2軒のご紹介を。

器楽亭+
虎ノ門横丁に来た事がある人は、必ずみた事がある
正面とても大きな提灯の隣。
器楽亭はここにある。
そして、日本酒とチュルっと酔っ払いエビを食う。

日本酒をツルッと飲んで、ブーストかける感じが最高に上がる。
ただ虎ノ門横丁は異常な女子率の高さ。

そんな日本酒をツルッとやる子は、そうそういない。
そんな時は、カウンターに座り唐揚げや馬刺しとトリュフのユッケなんかを頼んで
じっくりと日本酒を飲むといい感じ。

あとひと口料理あるのに、もう1杯日本酒頼んじゃって、追加で小皿頼んじゃう感じが

「沼」

ここで食べてある程度お腹いれてから、ホッピング開始するのも良きと思われ。

ファイヤーホール4000
ここのキッチン前カウンターはコロナの影響でしまっていたのだけど、解放されてしまいました。
3席しかないカウンターに腰をおろし、目の前には中華のまるいまな板。
そこから切り出されていく野菜たちが、2歩さきで炒められていく。
鍋を振って、まもなく仕上がる。

そう、この時にもうあなたのハイボールはカラになってるはず。
おめでとうございます。追加で頼んだハイボールを右目の前ですぐに作られます。
麻婆豆腐、黒酢炒めなど激アツうまたにえん中華をつまんでのハシゴブースト。

こないだは食べすぎてしまい、次に炭酸系は入らないな〜ってことで、隣のつかんとで
オレンジワイン。
また新しいつかんとへの黒潮が開拓されました。

もちろん火鍋が有名。これから冬だから、火鍋でじっくりもアリアリ。
モハメドアリ。

今回はシチュエーションを添えて、黒潮しました
あなたは黒潮がしたいはず。
いますぐ「黒潮しない?」というLINEを50人に送り、50回来ても大丈夫です。

今回もつかんとの魅力はお届けできませんでした。
オーナー失格です。
ボクはダメ人間です。

福岡に出張で来ているのですが、飛行機の時間の全てをこれに使ってしまいました。
現地での仕事の準備をしなければいけないのに、黒潮したい。
飛行機の中なのに、黒潮したい。
もうボクはダメ人間です。

黒潮したいストレスを全てぶつけた、このnote。
あなたもダメ人間になりませんか?

黒潮noteの通り回っているあなたをダメ人間だと思う横丁のスタッフは1人もいません。

さぁ、Go to 黒潮🏄‍♂️🏄‍♀️


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