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北海道横断旅行(網走監獄~札幌)


はじめに

この記事は、「北海道横断旅行をしてみたい!だけど距離も長く横断旅行は無謀かな?」と思っている方に向けた内容です。

一般的な社会人が友人と2人、6泊7日でのんびりと旅行した旅行記になります。今回どんなルートをたどって何をしてきたかを紹介していきますので、ぜひ北海道横断旅行の参考にしてみてください!

それでは、本編スタート!


①北海道横断旅行への憧れ

自然あふれる真夏の快晴の北海道を車で横断してレジャーや観光、食事を楽しむ…聞いただけでワクワクしませんか?

私は大学の友人と2人で毎年旅行をしており全国を巡ってきたのですが、昨年北海道に行った際に2人して北海道の魅力に取り憑かれました。
(因みに昨年は、新千歳空港→札幌→小樽→ニセコ→洞爺湖→新千歳空港という反時計回りルートを巡りました。)

北海道の魅力は非日常感を味わえるというところにあると思っており、例えば、自然を楽しむことのできるレジャーをしたり、牧場を巡ってスイーツを食べたり、あとは車で長距離ドライブをストレスなく楽しめることも北海道ならではの魅力ですね。

ただ、昨年北海道を楽しんだ私は1つだけ思い残しがありました。
それは網走監獄に行けなかったこと、そして北海道を横断できなかったことです。

網走監獄と言えば人気漫画「ゴールデンカムイ」の聖地でもありますよね。
私は「ゴールデンカムイ」はアニメで少し観た程度だったので、聖地巡礼と言うより「網走監獄ってどんなところなのだろう」という好奇心で行ってみたいな~とここ数年ずっと思っていました。

また、北海道横断については大学生の頃に先輩から楽しかった聞いており、その壮大さに憧れもあって「いつか横断してやる!」と思っていました。

ただ、網走監獄を地図で見ると札幌からかなり遠いですよね。
横断旅行となると終着点を札幌にしたかったのですが、北海道初心者にとっては網走監獄~札幌までの道のりは心理的ハードルがすごく高かったんです。

あとは、話をしてくれた先輩は北海道出身で土地勘があることや4人で巡ったということから、全く知らない北海道を2人で横断するには参考にできない話かなとも思っていました。

そんな訳で昨年の北海道旅行では断念した網走監獄ですが、「今年こそは網走監獄を訪れつつ、憧れの北海道横断旅行をするぞ!」という事で友人と2人で4月から計画を立てて実現してきました!


②横断ルートについて

まずは、横断ルートを紹介します。

1日日:昼頃に女満別空港着。北見で宿泊。
2日目:網走監獄観光。斜里町で宿泊。
3日目:知床遊覧船で知床岬を観光。中標津町で宿泊。
4日目:釧路湿原でカヌー体験。帯広で宿泊。
5日目:富良野でキャニオニング。ファーム富田を観光。札幌で宿泊。
6日目:エスコンフィールドで野球観戦。札幌で宿泊。
7日目:新千歳空港から帰宅。

車での移動は2日目~5日目までです。運転した距離は約800kmでした。

北海道の横断ルートは信号がほとんどないので時速50kmで本当に50km先に着いてしまうんですよね。笑

かなり緩やかな予定でも5日目の21時に札幌まで着いたので、しっかりと予定を詰めれば5日目に飛行機で帰ることも可能かなと思います。

そして、実際800kmを2人半々で運転した感想ですが、あまり負担はなかったです。私は旅行の時にしか運転をしないペーパーゴールドドライバーですが、ずっと自然の雄大な景色を眺めながら運転することができ、さらに信号に引っかかるというストレスも少ないので、楽しくドライブをすることができました!

ですので、5日ほどのスケジュールを組める方であれば、北海道横断旅行のハードルは想像よりも全然高くないと思います!
(予定を詰めすぎての事故にはお気を付けください!)


③観光とレジャーの詳細

★2日目:網走監獄観光。

博物館 網走監獄と網走監獄歴史館を巡りました。
かなりのボリュームで、全てをしっかり見ようと思ったら1日かかる場所です。

網走監獄の感想としては、かなり過酷な環境下で北海道開拓に尽力してくださった方々がいたと言うことが分かり、明治頃の北海道、そして日本の歴史を知る上で非常に勉強になる場所でした

行く前は日本一厳しい刑務所の特徴的な舎房をこの目で見てみたいという興味本位の理由でしたが、行ってみて本当によかったと思っています


また、お昼ご飯は隣接している「監獄食堂」で頂けるので、お昼をまたいでも安心して観光できます!

監獄食堂は内装も綺麗で、質素な監獄食もおいしかったです!

ドキドキの監獄食 食券
監獄食の写真


★3日目:知床遊覧船で知床岬を観光。

遊覧船 おーろらからの景色

知床遊覧船と聞くと悲惨な事故があったためネガティブなイメージをもたれる方もいらっしゃるかも知れません。私も実際少し不安でした。

しかし、乗船した「おーろら」さんはしっかりとした船で運営されているので安心して観光できました。

また、大きな船だったので揺れも少なく、船酔いしやすい私も大丈夫でした。(注:私が乗った日は快晴だったので、条件により変わる可能性はあります。)

遊覧船は知床岬まで行くのですが、途中で海岸に熊が発生することが何回かあり、船員さんがアナウンスで教えてくれます。

ただ、海岸からかなり遠く熊かどうか分からないくらいでしたので、もし熊を見たい方は双眼鏡を持参されることをおすすめします


★4日目:釧路湿原でカヌー体験。

カヌーは元々予定はなかったのですが、たまたま飛び入り参加ができました!
お世話になったのは「ファミリーカヌーとうろ」さんです。

明るいスタッフの方が印象的で、2時間のコースをしっかりと楽しむことができました!

世界遺産の釧路湿原を近くに感じることができるので非常にいい経験でした。(蝦夷鹿や狐も見ることができました!)

カヌーで見た蝦夷鹿


また、「ファミリーカヌーとうろ」さんは塘路(とうろ)駅の近くにお店があるので、塘路駅のハンバーガー屋「ボブズバーガー」で舌鼓を打ちながら待つのもおすすめです(ハンバーガーもポテトもめちゃくちゃおいしかったです!)。



ボブズバーガー


★5日目:富良野でキャニオニング。

キャニオニングとはウエットスーツを着て、からだ一つで岩場の川を滑ったり、飛び込みをしたりするダイナミックな水遊びです!

今回は「FUN Outodoor Activities」さんにお世話になりました!
インストラクターはネパールの方でしたが、日本語もしっかり話されており、なにより明るく教えてくださるので非常に楽しかったです!

また、インストラクターの方は非常に身体能力が高く、参加者も安心して遊ぶことができると思います!

このキャニオニングのラストには10m近くの飛び込みがあるのですが、私はかなり足がすくみました。笑
飛び込むまでに時間がかかりましたが、貴重な体験ができてよかったです。


最後に

北海道横断旅行は最初は大変かなと思っていたのですが、どこのレジャー・観光も面白くあっという間に横断することができました。

迷っている方がいれば、思い切ってぜひ試してみてください!




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