ウォルフ波動に特化したチャネルラインの引き方。

この度はnoteをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
チリトマトレーダーと申します。

このnoteは私の趣味で書いているだけなので最後まで無料で読めます。
販売価格に設定してある150円はチリトマトレーダーのチリトマト代としてネタ的に設定してみました。笑
利益のきっかけになったらチリトマ奢ってください。笑

お伝えするチャネルを引く手順について、
具体的に述べているトレーダーさんは私が調べた範囲では確認できなかったので皆様も聞いた事はないと思います。

このnoteの内容は一般的なチャネルラインの引き方とは異なり、ウォルフ波動の完成からウォルフターゲットまでの値動き、ウォルフターゲット到達から、その後の値動きを予測し利益を上げる事に特化した特殊なチャネルラインになります。

ウォルフ波動を狙ってトレードすることもできると思うし、自分のエントリー根拠の補助として使っていただけると思います。

特に出来高の高い(取引量の多い通貨ペア)で機能することが非常に多いです。

★ウォルフチャネルの特徴★
・自分の勝ちパターンがまだない方に特にオススメ
・エントリーや損切の根拠を明確にしやすい
・条件が揃ったチャートを探すだけで機械的にラインが引ける

・同じ手順で引くから迷いが少なくなる
・意識されやすいラインの角度が予測出来る
・チャネルの幅(値幅)を予測出来る
・意識されやすい斜めのレジサポを予測できる


ご自身の手法と組み合わせて使うことで根拠のプラスになるかなと思います。
※エントリー根拠の最後の隠し味程度に使ってください。

ある条件とはウォルフ波動の完成が条件になります。
早速ですがまずウォルフ波動について簡単に説明させて頂きます。

下記の画像をご覧ください。

画像1

2019年5月のドル円1時間足です。

※今回は1時間足ですが基本どの時間足でも効果的ですが長期足のほうが機能しやすいです。

右側の青色ゾーンは見えていないものとして考えてください。

ピンクのラインを見ていただくと呼び方は様々ですがウォルフ、ウエッジ、リーディングダイアゴナル、エンディングダイアゴナルなどと呼ばれる形状になります。
これがウォルフ波動です。この形を読者様に探していただきたいのです。

この記事ではウォルフと呼ばせていただきます。
そして、このウォルフを根拠に引いたチャネルラインを「ウォルフチャネル」と名付けることにしました。

基本的にはこのウォルフが作られるとトレンドの転換を予兆するものと考えていただければと思います。

基本的には相場の力関係が変わりつつあり、一旦の調整もしくはトレンドの転換が考えられる場面です。

詳しく知りたい方は調べてみてください。

今回のチャネルの引き方ですが、このウォルフ波動から作られるウォルフターゲットのラインが重要になります。

特に強調して言いたいことが、ウォルフ波動が作られる相場ではウォルフのリズムが受け継がれてバランスを取りながら波が動いていくということです。
逆に言えば相場のリズムがウォルフを作っているとも考えられます。

また、ウォルフが完成すれば直近でウォルフができやすいので是非、探してみてください。

ここからウォルフの簡単な説明になります。

画像2

上記のようにウォルフターゲットは①.②.③.④.⑤の5点で形成された波動の①.③.⑤の3点を付けた後、②→④を結んだトレンドラインをブレイクしたところでウォルフが完成となり、どこにレートが向かうかを予測することができます。

画像3

上記のように①→④を結んだラインをウォルフターゲットと呼びます。

ここで注意していただきたいウォルフのルールがあります。
・①→③→⑤で引いたラインが髭、もしくは実体で一直線になっている。
・②→④で引いたラインが髭、もしくは実体で一直線になっている。
・上昇のウォルフの場合①、③、⑤と②、④のラインはどちらも切り上がっている。
・①→④のラインは切り下がっている。

※下降の場合は真逆になります。

ウォルフターゲットを引くと言っても①はダブルトップになっているし④は髭と実体どっちに引けば良いの?となると思うのですが①、③、⑤がきれいに引けるポイントや②、④がきれいに引けるポイントを選ぶと良いです。
迷った場合は①と③、③と⑤がなるべく同じ幅になるポイントを選んでください。

このケースはきれいに下落してますが、揉み合いになったり、上昇したりする場合もあります。

①→④のラインは実体で引くと意識されることが多いので基本は実体で引くと良いです。
下記の場合は④の下げ止まった陰線の実体に引いています。

画像4

下記は下げ止まった陰線の髭で引いています。
※基本的には、上げどまった陽線もしくは下げ止まった陰線に引いてください。

画像5

ここまではウォルフ波動のラインなのでどれかのラインで止まりやすくて意識されやすいと考えてください。
下抜けた場合はレジサポ転換が起きやすいので意識されやすいことが確認して頂けると思います。

そしてここからが重要なのですが、実体に引いたラインと髭に引いたラインでなるべく優秀なライン(最も意識されているであろうライン)を採用してください。

画像6

上記のところまでレートが進むと厳選しやすいですね。

今回は上記のように良く効いている実体で引いた2本を採用してみようと思います。
(今回のケースは②パターンラインが引けますがほとんどの場合ここまで迷わないと思うのでご安心ください。笑)

上昇してきたときにどこまでレートが進みそうか見てみましょう。

相場環境によっては当然、チャネルを下抜ける可能性も上抜ける可能性もありますのでご注意ください。

画像7

上記のように2本のラインを平行移動して⑤の高値に合わせるとレートの目標がある程度予測できます。
これで2つの仮チャネルラインが完成しました。
さらにこのラインにセンターライン(チャネルを半分にした点線のライン)をそれぞれ引いてみます。

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さらにチャネルを平行移動してずらしていくと

画像10

その後の動き↓

画像11


画像12

その後の動き↓

画像13

私が検証した結果だとチャネルの角度が浅い方が効きやすいことが多かったです。
また、点線で引いたセンターラインが③点目とキレイに当たっている方が機能しやすいことが多いです。

このケースはキレイに止まっているので良いですが⑤点目が上髭が長いパターンやダブルトップになっているパターンなど様々です。

もしお時間があるようでしたら一旦、この段階で一度過去のチャートからウォルフを探して実際にラインを引いてみてください。
基本的に①、③、⑤の間隔を基準に今後の値幅が動きやすいと考えてください。
チャートを少し違った視点で見れると思います。

チャートの左側を見て直近の高値や安値でも意識されていればより信用できます。

いくつかパターンがあるので何度も引き直して自分の納得できる幅と角度を探してください。

画像14

ここから応用ですが、下記のように仮のウォルフターゲットラインを③点目に平行移動してそのラインを倍にするのもありです。

画像15

私の場合は、他の根拠が重なれば上記のような手順で②、④で引いたトレンドラインをブレイクする前にエントリーしてウォルフターゲットまでショートで狙ったりもすることもあるので暫定のウォルフターゲットを③点目に平行移動して⑤点目を推測するなんて使い方もすることがあります。
また、下記のように仮の①、③、⑤ラインを①、③が確定した時点で引いておいて、⑤点目をおおよそ推測することも可能です。(下図ではまだ、青いゾーンにレートが来ていないと考えてください。)


画像16


ウォルフが確定していないのであまりおすすめはしませんが自信のある方は是非やってみてください。
リスクリワードの良いエントリーになると思います。
あくまでウォルフターゲットまでのショートは②、④ラインを抜けてからが基本になりますのでご注意ください。


以上のチャネルラインだけを見てトレードするのは根拠が薄いので他の根拠と合わせて使ってください。
フィボナッチ、上位足から引いたトレンドラインや水平線、MA、ボリンジャーバンド、エリオット波動などなんでも良いです。

また、相場環境次第ではラインを上抜けるケースもあるのでエントリーはご自身の手法に沿って行ってください。
トレンドの調整波がこのウォルフになる場面は機能しやすいです。
また、このウォルフの形が美しければ美しいほど機能しやすくなります。
汚いウォルフだと誤差というか、長く使えないことが多い印象です。

今回のチャートはあくまで一例で下降のウォルフでも同じように使えます。
この先は読者さん自身で過去チャートなどを使って検証、練習してみてください。

自分の中で納得出来たら実戦でも使ってみてください。また、今回は一時間足でラインを引きましたが時間足が変わってもこのラインの引き方は有効です。

上位足の影響を受けやすいのであまり1分や5分の短い足はあまりおすすめできませんが使えると思います。
レートはチャネルの流れにそって動いていきます。
流れにそって動かない場合は、流れやリズムが変わったと考えることもできます。
時間が経過するにつれてズレが生じてくるので新鮮なうちに使ってください。
ドル円の日足、4時間でチャネルを作成したのでご覧になってください。

ドル円日足(②点目がピンクのトレンドラインに届いていないのであまりおススメできる形ではないですが応用として載せておきます。基本の引き方は同じです。)画像17

時間が経過するとずれてくるので微調整しても良いです。
当然ですが始点が決まっているのでチャートが進むにつれて引いたラインの誤差は大きくなります


なるべく始点は変えずに行うのがポイントです。
髭先や実体の数パターンで引き直してみて一番しっくりくるものを使うと良いです。

微調整した場合↓(①実体から④実体にした場合)

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センターラインをさらに半分にしても有効です。

下はおまけです。

画像19

これはチャネル関係ないですが、赤のラインのようにウォルフに水平線を引いても機能しやすいです。
意識される高値と安値なので当たり前と言えば当たり前ですが。

ドル円4時間足。これも一応ウォルフになってます。

画像20


下記もしっかり機能してますね。

画像21
以上です。

とにかく、きれいなウォルフで日足、4時間、1時間などウォルフのフラクタルになっている通貨はトレードしやすいので是非探してみてください。
正直、それだけでも十分利益出せると思います。

このライン引きを4月の時点で知っていればもしかしたらボーナス相場になっていたかもしれませんね。

ゴールドの週足です。

画像22


ウォルフチャネルが重なっています。
赤チャネルのセンターが青ラインと重なって見えます。

最後によくあるパターンを紹介します。
ご自身のトレードと組み合わせて使ってみてください。
下記の場合、トレンドラインブレイク後の(1)で反発した場合。

画像23

下記の場合、トレンドラインブレイク後の(2)、(3)で反発した場合。

画像24


などなど、ウォルフを最大限に生かしたトレードやその後のチャネルラインとしてお使いいただけるかと思います。

以上がウォルフチャネルの引き方になります。

最後になりますがこの記事を読んでいただきまして誠にありがとうございました。
今後、チャートを研究していく中で気が付いたことや、わかったことがありましたら追記や記事の更新をしていきますので、もし役に立ったと感じて頂けたのであればコメントを頂けると嬉しいです。
またご意見やご不明な点がございましたらお気軽にメッセージください。

それでは失礼します。             

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