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フラメンコ歌手 ホセ・メルセをご存知でしょうか

今回は、フラメンコではかなり有名な歌手、
ホセ・メルセの新しいアルバムより2曲、
紹介させていただきます。

まずは、曲はマルティネーテ。

もともとマルティネーテは鍛冶屋の労働歌といわれていますが、映像がまたリアルですね。

ただ、この歌詞は昔から歌い継がれているものではなく、オリジナルで、お父様への敬愛を歌われていると思われます。

”Cuando Todo Empieza”(すべてが始まるとき)

先行でシングルがリリースされたのですが、
アルバムが、3月4日にリリースされていました!
アルバムを通して聴くと、この曲が3曲目で、
ジュンケと言いますが金床を金槌で叩く音がそのままのペースで次の4曲目につながります。

"Tengo de cosas que contarte"
(伝えたいことがあります)

ジュンケの音、最後までペースを崩すことなく
聞こえていましたよね。
(この0.1秒の狂いもなく一定感覚で単音でリズムを刻み続けるのなかなか難しいです)
神妙な歌からポップな歌への移行がカッコいいですよね。

パルマを聴くと一瞬ブレリアっぽくもきこえますが四拍子、かといってタンゴでもルンバでもなくロックに近いような‥?でもテイストはフラメンコ。
ギターのメロディに心を掴まれる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらのギターも超有名なギタリストで、トマティートです。

コラボの女性は、マラ・ロドリゲス、
フラメンコ衣装を着てちょっとしたマノの動き(指〜手首を回す動き)でフラメンコテイストを醸し出していますが、ヒップホップのアーティストです。
そのして、このマネキンかのように静止から突然踊り出すバイレ(踊り手)もミステリアスですね!

こちらが新しいアルバム"El Oripandó(太陽🌞)"の3曲目〜4曲目です。

ちなみにマルティネーテは踊りでも踊られる曲ですが、踊り手がバストン(杖)でリズムを出したりとか、ジュンケ、もしくはカホンなどリズムのみと歌だけでで踊られることが多いです。

是非聴いてみてください。
新しい世界が開けると思います。







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