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ドラクエ5(SFC)をジュエルで無双

ドラクエ5の仲間モンスター【おどるほうせき(ジュエル)】が強いという情報をチラホラ目にして、SFC版を久々にプレイしてみたら、すっかり惚れ込んでしまうくらいに強かったので感動のあまりnoteに記録する。

ジュエルは最強装備が【はがねのキバ】【カメのこうら】【シルクハット】とサラボナで買えるものだけで、レベル上限が7のため、青年時代前半で引退と思われがちだが、実のところ雑魚戦・ボス戦・裏ボス戦まで圧倒的に無双できるゲームチェンジャーだ。今までとは全く別のゲーム体験ができるので是非プレイしてほしい。


ジュエルの強さ

  • 圧倒的な耐性と圧倒的な守備力で、敵の攻撃がほぼ当たらない。青年時代前半は先頭に立ちパーティの壁になれる。

  • 圧倒的なすばやさでほぼ確実に先攻できる。【メダパニ】、【ラリホーマ】、【マホトーン】、【しゅくふくのつえ】の回復などで戦局を支配できる。とくに【ほしふるうでわ】を装備すると絶対先行できる。(レベルカンストが早いので、ほしふるうでわバグに当たりにくい笑。)

ドラクエWikiより拝借

ジュエル中心の攻略チャート

プレイ方針

1/16未満のモンスターは勧誘しない。
パーティ(加入順):主人公、スラリン、コドラン、ピエール、ジュエル、男の子、女の子、ゴレムス
カジノは使わない(ジュエルの強さを味わうためにメタルキングの剣は封印)。
レベル上げしない。メタル狩りしない。メタルに出会ったらMPだけ奪って逃げる。
たねは使わない。道具が持ち越せない少年時代のみ全て主人公に使う。ただし、【かしこさのたね】はジュエル用に温存!

少年時代

普通にプレイする笑。【こだいのいせき】に行く前にゴールドを使い切り、少年時代終了時の所持品を概ね以下のようにしておく。

ゲマに焼かれる直前の道具一例

かわのぼうし、せいどうのたて、せいどうのよろい(主人公装備)
チェーンクロス、うろこのよろい(ヘンリー用)
いしのキバ、けがわのマント(コドラン用、ゲレゲレから引っ剥がす)
エルフののみぐすり、まもののエサ(少年時代限定宝箱)
かしこさのたね(ジュエル用)
たいまつ、ゴールドオーブ

青年時代前半(ジュエル加入前)

マリアからもらった1000ゴールドとカジノで拾える【ぎんのかみかざり】売却金で【やいばのブーメラン】を主人公用に購入する。
【スラリン(1/2)】を勧誘したら馬車に引っ込めて、すぐにラインハットはみ出しエリアで【ピエール(1/4)】と【コドラン(1/16)】を勧誘する。
ピエールに【くさりがま】を購入したらすぐに【サンタローズのどうくつ】に行く(ピエール、主人公、ヘンリー)。
ピエールは加入時点で【ホイミ】【マホトラ】を覚えてるのが鬼強い!洞窟で出現率が高いメタルスライムはマホトラが効きまくるので、ホイミ用のMP枯渇を気にせず攻略できる。そのため本作では基本的にピエール先生がホイミ役となる。【てつのむねあて】を拾ってヘンリーに装備させる。
【ラインハットの地下洞窟】で【はがねのキバ】【かいがらぼうし】を入手しコドランに装備させる。
【ラインハットのかぎ】を手に入れたら、2Fの宝物庫で【てつのよろい】を入手してピエールに装備させるのを忘れずに!
【神の塔】以降はしばらくピエール、コドラン、主人公で攻略する。
【ポートセルミ】で【マジックシールド】を購入して主人公に装備させる。

主人公:やいばのブーメラン、せいどうのよろい、せいどうのたて、てつかぶと
ピエール:くさりがま、てつのよろい、マジックシールド、きのぼうし
コドラン:はがねのキバ、てつのむねあて、かいがらぼうし

ジュエル加入!

【サラボナ】でジュエル用に【シルクハット】【カメのこうら】を、ピエール用に【はじゃのつるぎ】を購入する。周辺で【メタルハンター】を狩りまくって【かしこさのたね】をドロップさせる(確率1/16)。かしこさのたねは宝箱・壺から3つ手に入るので、あと2個必要。SFC版はモンスターが複数種類いると絶対ドロップしない仕様なので、あらかじめメタルハンター以外をスラリンの【ニフラム】で消去しよう。
死の火山でジュエルを勧誘する(確率1/16)。

待望のジュエル勧誘の瞬間=無双の始まり!

【死の火山】でジュエルを勧誘に成功したら、かしこさのたねを5つ投入してかしこさを5→20に上げる。毎回かしこさが3上がるように吟味することをお忘れなく!
ジュエルを勧誘したら、最終盤まで基本的にジュエル、ピエール、主人公の3人で運用する(コドランは完全引退w)。
初期レベルで【ルカナン】、【メダパニ】、【マホトーン】を覚えてるのが強い。【まふうじのつえ】を拾ったら、もちろんジュエルに持たせて、【ホースデビル】のメラミを封じる。

本作のメダパニは回復手段がなく自然回復もしない凶悪攻撃。しかも弱体制以下のモンスターが多いので、面白いように敵の戦力を無効化できる。

鬱陶しい【ほのおのせんし】はスラリンのニフラムで消去する。
【ようがんげんじん】は主人公のスカラで強化したジュエルの単騎で無双する。1体メダパニでも効けば仲間割れさせればあっという間に処理できる。

ジュエル加入後

【メダル王の城】で【きせきのつるぎ】と交換しピエールに装備させる。
青年時代前半の難所として知られる【グランバニアのへ洞窟】もジュエルの鉄壁守備とピエールのきせきのつるぎの回復力で、もっとも楽しい区間に変貌する。フローラと結婚すれば、道中で【みずのはごろも】がゲットでき、スラリンに装備させれば、鬱陶しいミニデーモンを【ニフラム】で消去するときに馬車から出しやすくなる。

グランバニア

ふうじんのたて(ピエール用)、ドラゴンメイル(主人公用)を購入する。

主人公:はじゃのつるぎ、ドラゴンメイル、マジックシールド、てっかめん、ほのおのリング
ピエール:きせきのつるぎ、てつのよろい、ふうじんのたて、てつかぶと
ジュエル:はがねのキバ、カメのこうら、シルクハット、まふうじのつえ、てんくうのつるぎ
スラリン:みずのはごろも、かいがらぼうし

青年時代後半

青年時代後半は男の子、女の子が加入する。基本的には主人公、ピエール、ジュエルで攻略するが、【大神殿】で人間が強制加入させられることを踏まえて、ある程度はレベルを上げる必要がある。しかし青年時代後半は馬車不可のダンジョンが多いのが非常に厄介なところ。【エルヘブン】への道中でのレベルアップに期待しつつ、【迷いの森】と【ボブルの塔】地上部で子どもを運用する。

サンタローズ(青年時代後半)

ドラゴンキラーを購入して主人公に装備させる。

トロッコ洞窟

この辺から敵の攻撃が苛烈になるので、ジュエルは後方支援に回ったほうがよい。【サウルスロード】の突進のような強化攻撃が数少ないジュエルの天敵(体当たりが数少ない無耐性)。【しゅくふくのつえ】をゲットすれば絶対先行回復で安定する。ここ以降、保険として主人公に【せかいじゅのは】を1枚持たせておく。

主人公:ドラゴンキラー、しんぴのよろい、マジックシールド、てっかめん、ほのおのリング
ピエール:きせきのつるぎ、やいばのよろい、ふうじんのたて、てつかぶと
ジュエル:はがねのキバ、カメのこうら、シルクハット、まふうじのつえ、しゅくふくのつえ、ストロスのつえ、ほしふるうでわ
男の子:天空装備、ドラゴンメイル
女の子:ようせいのけん、みずのはごろも→プリンセスローブ、うろこのたて、しあわせのぼうし、しゅくふくのつえ(兼用)

迷いの森

主人公、男の子、女の子で攻略する。女の子に【しゅくふくのつえ】を渡しておく。
海の神殿の通過時に多少レベルアップしてるが、女の子がレベル16で【バイキルト】を覚えてから攻略したほうがいいかも。
1ターン目は男の子スクルト、女の子バイキルト→主人公
HP回復、スクルト守備力強化を怠らないこと!
ちなみに、本作のバイキルトは攻撃力x2というシリーズ一の強さを誇る。女の子は【しあわせのぼうし】を装備して、無限バイキルターとして活躍する。

ブオーン戦

ブオーン戦はジュエルが最も輝く場面。
ジュエル(先頭)にファイト一発x2を持たせて、ピエール、主人公に使う。
主人公はスカラを3人にかける。
ブオーンがスカラを使ったらてんくうのつるぎで無効化する。
炎で削られた主人公のHPをしゅくふくのつえで回復する。
これらを意識すればまず負けない。怖いのは2047バグだけ笑。

封印の洞窟

主人公、ピエール、ジュエルで攻略する。DQ5屈指の難所だが、良く知られているように【ふうじんのたて】を使えばレッドイーター、ブルーイーター、エビルマスターを気持ちよく一掃できる。もちろんジュエルに使わせる。逆に一掃させないと、体当たり→強化攻撃のコンボでジュエルすら殺られる可能性があるので、彼らが1体でもいたら【ふうじんのたて】を使うこと!【ほしふるうでわ】をつけておけば確実に先行できる。

ボブルの塔

前述したように、地上部は男の子、女の子のレベル強化を兼ねて人間パーティで攻略する。ゴールデンゴーレムのバギクロス、ブラックドラゴンの攻撃力 が怖い。スクルトとバイキルトを毎回使って慎重にプレイする。
地下部は人間じゃ刃が立たないので主人公、ピエール、ジュエルで攻略する。ゲマ戦は【やけつくいき】対策で【ストロスのつえ】をジュエルに持たせておく。ここもまず負けることはないだろう。怖いのは2047バグだけ笑。長期戦にならないようにファイトいっぱつx2も用意しておく。
ゴンズは【ルカナン】が効くので弱い。
むしろ怖いのはシュプリンガー、メタルドラゴンといった雑魚戦。ルカナンを使われると厄介なので【まふうじのつえ】で封じておくこと。
エビルスピリッツも危険な敵。優先して倒すようにしたい。

ボブルの塔を攻略すると、ようやく即戦力ゴレムスの装備が整う。

ゴレムス:ドラゴンキラー、まじんのよろい、ダークシールド、サタンヘルム

大神殿

強制的に人間キャラが出される縛りプレイ。いつものようにスクルト、バイキルトを惜しみなく使って慎重にプレイする。ベギラゴンを多用するダークシャーマンが出てきたら【マホキテ】を使えばスクルトで減った男の子のMPを回復できる。

イブール戦

イブール戦の直前にしゅくふくのつえを女の子からジュエルに渡す。イブールは輝く息→マホカンタ→痛恨→防御→イオナズン→凍てつく波動のローテーション。輝く息ターンはジュエルだけ出す。マホカンタは防御ターンに【てんくうのつるぎ】で無効化。女の子は主人公、男の子をバイキルトするときだけ出す。適宜ゴレムスを壁役に使ってもよい。

魔界

今まで惜しみまくったお金をジャハンナで一気に使う。
【ふぶきのつるぎ】x2→男の子、ピエール
【みかがみのたて】→女の子
【エルフのおまもり】→男の子、女の子、ピエール、etc買えるだけ。

これ以降、常に馬車をひきつれて行動できるので、
前衛:主人公、ピエール、男の子、ゴレムス、
後衛:ジュエル(けんじゃのいし、メダパニ、まふうじのつえ、ルカナン、ラリホーマ)、女の子(バイキルト、しゅくふくのつえ)、スラリン(フバーハ)で回していく。
【やまびこのぼうし】を拾ったらジュエルに装備させる。これでメダパニ、ラリホーマの成功確率が一気にアップする!

ミルドラース戦

第一形態:呼ばれる【あくましんかん】【キラーマシン】は倒さずにメダパニで混乱させる。
第二形態:ふぶきのつるぎを装備している男の子、ピエールが主力。バイキルトをかけるときだけ女の子を出して、それ以外はジュエルが賢者の石をふりかざしておけばまず負けることはない。レベル30くらいで倒せるはず。

クリア後

【たたかいのドラム】をゲットしたら、もちろんジュエルに持たせる。この瞬間に女の子は御役御免となる笑。
最終装備は以下のとおり:

主人公:はかいのてっきゅう、おうじゃのマント、ひかりのたて、たいようのかんむり、ほのおのリング
ピエール:ふぶきのつるぎ、しんぴのよろい、オーガシールド、メタルキングかぶと
ジュエル:はがねのキバ、カメのこうら、やまびこのぼうし、ほしふるうでわ、まふうじのつえ、けんじゃのいし、ストロスのつえ、ふうじんのたて、てんくうのつるぎ
男の子:ふぶきのつるぎ、しんぴのよろい、てんくうのたて、てんくうのかぶと
ゴレムス:じごくのサーベル、まじんのよろい、サタンヘルム、ダークシールド
スラリン:メタルキングよろい、マジックシールド、かぜのぼうし
女の子(引退):ようせいのけん、プリンセスローブ、みかがみのたて、しあわせのぼうし

エスターク戦

【たたかいのドラム】をピエールに、【てんくうのつるぎ】をゴレムスに渡しておく。
1ターン目:ゴレムス:てんくうのつるぎ(エスタークのマホカンタを無効化)、主人公:囮攻撃
2ターン目以降:男の子:攻撃、ピエール:たたかいのドラム→攻撃、ジュエル:ラリホーマx2
エスタークはラリホーマ弱耐性なのでラリホーマx2は9割以上効く。ジュエルはラリホーマが使えてやまびこのぼうしが装備できる唯一のキャラ。しかも確実にエスタークよりも先制して使ってくれる。ただしエスタークは完全2回行動なので起きてしまう可能性大。その場合はラリホーマx2を連投する。
寝たままの時はジュエルも攻撃に参加してもいいし(バイキルトがかかってるので、控えの主人公やゴレムスよりも強い!)、けんじゃのいしを使っても良い。エスタークが起きてすぐ行動したとき前衛はダメージを食らうが、しんぴのよろいで自然回復していく。ジュエルは炎、吹雪、イオナズンが無効なので自然回復なくても相当倒れづらい。
前衛が倒されたら主人公のザオラル、男の子のザオリクで立て直す。

主人公レベル32でも23ターンで倒せました!

終わりに

当時ドラクエ5は【はぐれメタル】の勧誘が究極のやりこみだった。何をされてもダメージを受けない究極のモンスターである、はずが、実際仲間にしてみると守備力は2047ではなく255以下。HPは10ちょっとなので魔界のモンスターに簡単に転がされてしまい「期待してたのはこれじゃない」感があった。
時を経て、ジュエルを仲間にしたことで、あの頃期待していた無双感をようやく満喫するすることができた!いや、覚える特技が【 はぐりん】よりよっぽど優秀なので期待以上である。

かしこさが足りず全然命令を聴いてくれない、サラボナ装備で打ち止めなため、期間限定のネタモンスターのような立ち位置。それでいて、かしこさのたねをドロップメタルハンターが同時期に出現する計ったような設定。
真の無双メタルキャラは【はぐりん】じゃなくて【ジュエル】だった!
一筋縄ではいかない堀井雄二さんらしい演出だと思ったし、ドラクエ5の底しれない奥深さを感じた。

本チャートを端的に表すなら
敵の攻撃がジュエルに当たらないのを眺めてニンマリするチャート
ジュエルが先制して戦局を支配するのを眺めてニンマリするチャート
といえよう。低レベルでも安全に裏ボスまでクリアできる。

ぜひ皆さんにもジュエルの強さを存分に味わっていただきたい。

参考文献

道中で出会うモンスターの耐性を確認しながら冒険を進めよう。
重要な確認ポイント:
・メダパニ(乱)、まふうじのつえ(魔)、ルカナン(守)(ジュエル)
・マホトラ(吸)(ピエール)
・ニフラム(光)(スラリン)

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