録画を失くしてわかった「好き」な宝塚作品

宝塚関連の録画を溜めていたハードディスクが天に召されてしまいました。修理に出してサルベージを試みるも不可能とのこと。ちゃんとバックアップをとっておかなかった自分が悪いので、泣く泣く諦め…きれない…無理…

さようなら「龍の宮物語」
さようなら「夢千鳥」
さようなら「夢現の先に」
さようなら「銀ちゃんの恋」
さようなら「出島小宇宙戦争」

ん?
失くして惜しいと思うのは大劇場ものよりバウとかの小作品ばかり。

自分、以前は小劇場のストレートプレイを好んで観ていたから、元々そういう指向ではある。
宝塚は大劇場でみる豪華な舞台だからこそ楽しい!と思い込んでいたけれど、心の底ではもっと緻密な空間とか大胆かつ繊細な演出とか、役者さんひとりひとりの個性をじっくり鑑賞できる舞台も望んでいたのかもしれません。

自分が月・宙・雪組の舞台を好むのも似たような理由かも。
どうやら自分は宝塚の舞台に「らしさ」を求めていないらしい。
面倒な客であります。

そういえば先日観た「専科のお時間 #3」で、
「自分がタカラジェンヌだと感じるのはどんな時?」
という質問に対して、ゲストの一樹千尋さんが
「らしくありたいけれど、ぶってはいけない。」
とお答えになっていたのが強く印象に残っています。かっけぇ。専科最強。

さて、どうしよう。失くした番組の再放送を待つか。
出ているものはBlu-rayを買っちゃおうか。

いや待て自分。落ち着け自分。先日、すでに自宅の棚に並んでいるBlu-rayの数のエグさに気づいて戦慄しつつも「DEATH TAKES A HOLIDAY」と「ODYSSEY」を買っちゃったばかりだし。
これから「Xcalibur」「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ」「フリューゲル」も買わなきゃだし。「PAGAD」だって絶対欲しくなるに決まってるし。
駄目だ自分、やめるんだ自分、キャトルレーヴオンラインを開けてはならぬ。
せめて日比谷の店舗で買おう♫

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