村上 春樹さん「職業としての小説家」

「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」

 1978年4月。神宮球場でのヤクルト広島戦を観戦中に村上春樹さんはこう思ったそうです。

「空から何かがひらひらとゆっくり落ちてきて、それを両手でうまく受け止められたような気分」
と表現しておられますが、このエピソードが好きでこの本を何度も読み返してしまいます。

「職業としての小説家」村上 春樹
新潮文庫/平成28.10発行

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