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手紙




わたしは言葉がとても好き。
自分の身に起こるさまざまな出来事のひとつひとつと、それらに対して生まれた感情を、言葉にしたいと思っている。
本を読むのも、人と話すのも、文章を書くのも好き。常に言葉とつながりたい、そういう性格です。

そのせいか、いつも頭の中は考え事でいっぱいだ。整理しきれない色々なことが詰まっていて、こんなに言葉が好きなのに、会話になるとうまく表現できなかったり、焦って見当違いのことを口走ってしまったり。そのたびに、うまくいかないなぁ、と落ち込む。そんな自分も肯定できたらと思いつつ、それはとても長い道のりになりそうなのです。

でも、いつか、もっと先の自分が、そんなわたしのままならない毎日を、この時の自分はこんなことを考えていたんだなぁと懐かしく思い返してくれるなら、まあいいか、と思えてもいる。平凡ながらも大変な毎日の中で、必死になって日常にしがみついているのが現状だけど、そんな今のわたしの姿を、大人になったわたしはどんな風に眺めるのかな。
あの頃の悩みなんて大したことないなあ、とは、何となく思ってほしくないのが本音です。わたしは人生のすべてをわたしと共にするのだから、自分だけはどんな時も自分の味方でありたい。そういうふうに思う。大人になったわたしも色々な問題や複雑な心情を抱えているかもしれないけれど、あの頃も今も、わたしはよくやってるよ!と思っていてほしいな。



これから、日常の中のなんでもないことや、なんでもあることを、いつか忘れてしまう日のために少しずつ残しておきたいと思っています。無理せず、たまーに、ゆるく、続けていけたらいいなあ、

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