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20240707

七夕って雨の記憶が強く、当日に晴れるのってめずらしい気がする
天の川もみられるかしら

子と過ごすようになってから、俄然自分ごとになってきた節目のひとつ
短冊に書き添えたり、笹の葉を分けてもらったり
当の本人は、商店街のアーケードに提げられる類の七夕飾りがすきなようだ
鮮やかな色が風になびいて、風情があるものね

夏の風物詩といえば、風鈴も忘れちゃならない
近くの飲み屋さんが軒先につるしていて、風に載せて音が届く
鉄製らしい凛とした高めの音色は、涼しげな心地にしてくれるね

川のせせらぎをみるだけで、清々しい心地になる
陽に照らされ、翡翠のように透き通る川面
いつみても魅せられる

この時期、富士山はうっすらとかすむ
まるで蜃気楼のようだ
その景色さえ幻のなのかと見紛い、クラクラしてしまう

梅雨のさなかなのに連日猛暑で、明けたらどうなってしまうのだろう…と途方に暮れる
それでも、昨夜のような荒れ狂う雷雨の心許なさを思えば、まぁしのげるものなのかな

こんなふうに、夏ならではのおもしろさ
折々にみつけて、触れて、味わっていきたい

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