変わらずに持ち続けていたいこと|丼ものレシピ
お店再開に向けて、私たちが大切にしていること、コロナ期を経ても変わらずに持ち続けていたいことを改めて書き留めていくシリーズです。
今日は「タイニーの厨房の1日」。タイニーの厨房はオープンキッチンなので、お店に来ていただいたことがある方はなんとなくご存知かとは思うのですが、noteでお会いした方にはお伝えしきれていない部分もあったので、改めてどんなお店なのか、というのをご紹介していこうと思います。
tiny peace kitchenは、家庭料理レストランなのですが、もう少しくわしく言うと、お店では家庭料理の定食、お弁当を販売し、お店の外ではデリバリーやケータリングを提供しています。
お店のメニューは、日替わり定食と週替わりカレー。
日替わり定食は、毎日違うメインと副菜3品を作っています。
仕込みの量は、1品の副菜だけで、野菜は10kg単位。どれぐらいの量かと言うと、大根だと10本ぐらい、ほうれん草の袋だと50袋ぐらいです。お店の様子をご存知の方は、山積みになった野菜たちをよく見てくださっていたと思います。
ほうれん草の場合、茎の根元の泥を落として、切って、茹でて、水しぼって。家庭では両手でぎゅっとしぼれる水も、10kgの量になると、大ざるに開けて、上から体重をかけて水気をしぼります。体力も使うし、時間もかかるけれど、素材を一から扱うということを続けています。
(経緯を書いたら長くなりそうだったので、こちらの記事に綴っています。)
定食以外にも、デリバリーケータリングも行っています。こちらは日替わりどころか、1日3件ある場合、案件ごとに内容が違います。最近では、パッケージメニューを作ってはいますが、とはいえ、数量が違ったりするので、案件ごとの把握が欠かせません。
日替わりの家庭料理、案件ごとに違うケータリング。同じ1日なんていうものは存在しない、文字通り、目も回りそうな厨房です。
でもどんな時でも、自分たちが大切にしている、自分が食べてて心地よいごはん、大切な家族に食べさせたいものを作るということは、ブレずにやって来ました。
コロナ期を経て、いろんな前提は変わってきます。そんな中でも、変わらずに持ち続けているこの想いはそのままに、これからもやっていきたいと思っています。
明日は、日々厨房内でどんなことが行われているのか。フードロスを出さないようなやりくりや、メニューを考えるときの葛藤など、お店が再開するにあたって考えていることをお伝えしていこうかと思案中です。
今日も特別編、丼ものレシピのご紹介です。
なんちゃってキンパ丼 byえり
材料:豆腐、卵、人参、青菜
調味料:ゴマ油、塩、甜麺醤+鶏ガラスープのもと(もしくはコチュジャン、もしくは豆板醤)、いりごま(上にふる)
作り方:
・豆腐は水切りする。人参は千切り、青菜は細かく刻む。
・炒り卵を作る。味付けは砂糖などお好みで。
・フライパンにゴマ油を熱し、人参を炒めて塩で薄めに味付けする。
・フライパンにゴマ油を熱し、青菜を炒めて塩で薄めに味付けする。
・フライパンにゴマ油を熱し、水切りした豆腐、お好きな醤(ジャン)を入れ炒り卵のような状態になるまで加熱する。
・ご飯の上に盛り付けて、いりごまをかけてできあがり
※我が家は子供が辛いもの苦手なので甜麺醤ですが、大人はコチュジャンや豆板醤の方が好みだと思います。
鶏てり丼 byあこ
材料:鶏むね肉、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、片栗粉
作り方:
・鶏むね肉をそぎ切りにする
・酒をもみ込み、片栗粉をまぶし、焼く
・だいたい火が通ったところに、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて照り焼きにする
(好みで。ニラ+柚子胡椒+ごま油を混ぜたものをトッピングに乗せる)
3色鶏そぼろ丼 byるな
材料 鶏ひき肉、玉ねぎ、しめじ、卵、青菜、しらす、すりおろし生姜
調味料 しょうゆ、みりん、ごま油、
作り方:
・玉ねぎとしめじはみじん切り、青菜は茹でて食べやすい大きさにカットしておく
・鶏そぼろを作る。ごま油をひいたフライパンで鶏ひき肉と玉ねぎ、しめじを炒め火が通ってきたらしょうゆ、みりん、おろし生姜を加えて炒め煮にする
・青菜はしらす、しょうゆで軽く味付けしておく。卵はそぼろ状になるまで炒めて塩胡椒で味付け。
最後に3色になるように盛り付けして完成。
そぼろに肉と同量の玉ねぎ&しめじ。小松菜にしらすが入っているので丼物だけど野菜が取れるレシピです。
豆腐ぶっかけ丼 byともこ
材料:
ご飯、絹ごし豆腐、のり
調味料:
醤油(出汁醤油がおすすめ)、ごま油
作り方:
温かいご飯に豆腐・のりを乗せて、醤油、ごま油をかけて完成
舞茸天どん byやよい
材料:
ごはん、舞茸、薄力粉、醤油、みりん、酒、砂糖、揚げ油
作り方:
・舞茸は小房に切って衣をつけて油で揚げる。衣はボウルに薄力粉(片栗粉や米粉を少し混ぜると、よりカリッと)とやや少なめの冷水、氷1個で軽く混ぜる。
・タレを作る。耐熱ボウルに醤油、みりん、酒を同程度に合わせて(好みで砂糖を足し)チン。
・舞茸を入れて、衣が固まってきたら返し、カリッと揚げる。
・好みでご飯にタレをかけ、タレを絡めた舞茸天を乗せる。
舞茸って、天ぷらにするとお肉的ボリュームが出て、きのこ嫌いな息子も舞茸天だけはオーダーする。娘のヘルシー弁当にもよく使いました。
中華丼 byともこ
材料:
豚肉細切れ、えび、人参、青梗菜、長ネギ、えのき等、好きな具材
調味料:
醤油、酒、みりん、鶏がらスープの素、ごま油
作り方:
・豚肉に醤油、酒で下味をつける
・肉、えび、野菜、をごま油で炒める
・醤油、酒、みりんを1:1:1で加える
・鶏がらスープを水で溶いて、具材が半分つかるぐらいの量を入れて煮込む
・最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて完成
・酢、からしを加えながら食べると美味しい
それでは、また。
あこ
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