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自分にマル印をつけよう #029「自分のこと褒めていますか?」 〜タイニーのご自愛タイムズ〜

タイニーのご自愛タイムズはご自愛について語り合う場です。ともこ&あこや、様々なゲストと共にそれぞれの日常を紐解き、「ご自愛」について探求していきます。

今回のテーマは、「自分のこと褒めていますか?

なかなか自分で自分を褒められないあこさん。
自分の事を褒めるのがとても上手なともこさんを見て感じることがあったようです。
さて、どんなことを考えたのでしょうか?

自分に厳しいけど、他人は褒める!

あこ:ともこは、自分のこと褒めるのうまいなと思ってるよ。

ともこ:「よし今日もちゃんとやれてるぞ、今日も進んだぞ、やりたかったこと全部終わったぞ〜」とか声に出すもんね、私。

あこ:そうそう。一方で私は自分がしたことは、やって当たり前だと思ってるんだよね。だから褒めることもなく、そのままにしちゃってるかな

ともこ:あこさんは人のことは褒めるよね。「すごい、完璧じゃん、いいね、最高!」とか。自分には厳しいけど他人は褒めるっていうのは面白いなと思うよ。

あこ:そうだね。今までは、ともこがミーティング終わった時とかに自分を褒めてることについてあんまり意識をしていなかったの。でも、最近はそこにアンテナを張っているから、その言葉が聞こえるようになってきているんだよね。

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ともこ:不思議だね。

あこ:noteにお店のレシピとかを書いているんだけど、書くということ自体が不調になることがあって。「何を書いたらいいんだろう」とか「そのまま(のあこさん)でいいよって言ってくれるけど、そのままって何だろう」みたいにちょっと曇ってる感覚。

そんな時にともこやメンバーが、「あこさんが頑張って書いているから、私も10日間チャレンジでnote書き続けてみよう!」なんて言ってやり始めて面白い記事を書くわけですよ。そうすると、「面白いなあ、バトンタッチしたほうがいいんじゃないか…」って思い始めちゃったり。

でもよくよく考えてみたら、今まで書けていなかったところから、細々と毎日毎日更新している。これを他の人がやっていたら、私は「すごい!」って言うなと思ったの。

ともこ:でも、自分に対しては褒められないんだね。

あこ:「できて当たり前」って思っちゃっていることに気づいたの。自分に対して「いいね!」ボタンをちゃんと押して、また頑張ろうという清々しい気持ちで次のステージに行ける自分でありたいなあ、って最近は思っているよ。

ともこ:なるほどね~。だから私が自分自身を褒めている声が聞こえてくるんだね。


自分にマル印をつけよう!

あこ:前に「他人と比較しちゃう私」という話題で、ともこに「比較してるということは、何か自分が考えていることの入り口なんじゃない?」みたいに言われたでしょ。今は、「ともこは自分のこと褒めているけれど、私はできていない」って比較しているから、きっと褒め言葉にアンテナが立っているってことなんだよね。面白いなあ。

今思い出したんだけど、タイニーを立ち上げた頃、標語的に「マル印をつけよう!」ってめっちゃ言ってたよね。

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ともこ:みんな自分にはすごく厳しくて、「私なんてできてない」って言いつつ、他の人には「すごーい」って褒めるのが特徴だったから。自分自身にちゃんとマル印をつけられるようになろうねって話をお互いに言ってたんだよね。

私も思い返すと当時は全然してなかったなあ。3~4年お店をやってきたけれど、今までの人生で経験したことのないことの連続じゃん。組織の代表もはじめてで、「経営ってこんなに大変だったの?教えてよ、知らなかった(笑)」みたいなこともあって。たぶん自分で自分のことを定期的に褒めないと、続けられないと思ったんだろうね。

新卒の頃は目標を達成しても全然満足できなくて。そしたら、社会人3年目のときに同期に「ともちゃんは、いったい何を満たしたら自分のことを認めてあげられるの?」って言われて、はっとしたの。「もう底なし沼かも…1個クリアしたらまた次に向かって、ああ自分は足りてないってまた思って…人生ずっとこのレースを続けるの?」みたいに感じて。

もちろん絶え間なく向上していきたいという気持ちはあるけれど、常に不安で自分は足りていないみたいな呼吸が浅い感じってどうなんだろう?って思ったんだよね。他者評価って上には上がいるから、行き着く先があんまりないんだよね。だから自分で自分にオッケーを出せないと、結局は安心できないんじゃないかな。

自分への褒め言葉は、人に頼らないご自愛

ともこ:自分自身がどういう言葉を発して生きるのか、誰にどういう言葉をかけるのかで、自分の心持ち・考え方・価値観が形成される感じがするんだよね。だから、植物にちゃんと水をあげるように、いい言葉を自分自身に対してもかけてあげた方がヘルシーでご自愛力が高い状態を保てると思っているのかもね。

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あこ:ともこと10年前に他の現場で一緒に仕事をして、その後3・4年ブランクがあってまた再会したときに、コミュニケーションがすごく気持ちいいなと思ったの。

ともこは気持ちの伝え方が上手なんだよね。「これをやってよ」じゃなくて「これできる?」とか「これやってもらったら嬉しいな、助かるな」って変換して伝える。再会したタイミングがちょうど子育てを始めた時だったんだけど、私もともこを真似して、伝え方を変えてみたんだよね。気持ちを伝えるってことは意識している?

ともこ:意識してるよ。私はミセス繊細ちゃんで感受性が豊かな方だから、人とのやり取りやコミュニケーションにおいて、結構心が振れることが多いの。いかにダメージくらわずに、気持ちよく人と一緒に生きていけるかってことを、多分昔からすごく探究しているんだよね。

あこ言霊(ことだま)と言われるように、言い方ひとつでも変わるんだろうな。

ともこ:自分に、褒め言葉のシャワーをかけてあげたほうがいいよ。だって人には埋められないもん。人から褒めてもらうことだけを養分としてしまうと、今日褒めてくれなかった…っていう気持ちになってしまう。他者依存じゃなくて、自給自足で褒めることをしたらいいんじゃないかな?

自分のことを褒めるのってなかなか難しいですよね。一日の終わりに、自分のことを褒める習慣をつけるとご自愛につながりそう。私は「今日の記事もがんばってまとめた!」と自分を褒めてあげたいと思います。

▼こちらの内容は、タイニーのご自愛ラジオに収録されています。
通勤時間や、料理をしながらなど、スキマ時間にぜひ聴いてみてくださいね。


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