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大切にしたいことは「わかりやすく、わかりにくく?」〜ご自愛研究室たちあげます!所信表明note〜

こんにちは!家庭料理レストランのtiny peace kitchenから誕生した、ご自愛研究室と申します。

今までは健康的な家庭料理を通じて、「からだ」の側面から人々のご自愛をサポートしてきた私たちは、2020年4月に「こころ部」を立ち上げ、集う、話す、学ぶ、を通して、ともにご自愛を探求・実践し、「こころ」を支え合う場の提供に取り組みはじめました。

こころ部での活動を進める中で、私たちが大事にしたい「ご自愛」という考え方を深く探求し、発信していくためにご自愛研究室を立ち上げることを決めました。

このnoteは所信表明。ご自愛研究室で大切にしていきたいことを、たちあげの背景と一緒にお伝えします。

「ご自愛くださいませ」の意味を、あえて考えてみる

競争や評価があるからこそ今の社会がある一方で、戦っていくために「やさしさ」を抑えなくてはならない時が多くあるのではないでしょうか。やさしくなるのが難しい世の中を私たちは生きていると感じています。

そこで私たちは「ご自愛」という言葉にたどりつきました。やさしさが連鎖するためにも、個人のやさしさが滲み出てくるサポートをすること、すなわち「ご自愛」することから始めることにしました。

「ご自愛」は、自分の願いやニーズは何か考え、実践していくことだと考えています。世の中にある様々な物差しによって「これをしたほうがいい」「〜すべき」に流されてしまいそうになる。そんな時に、自分にとっての願いやニーズは何かを自分の内側から考えて実践していくことで、「やさしさ」を取り戻せると思っています。

加えて、自分に対して「やさしさ」を持つことは、他者に対しても「やさしさ」を持つことと強くつながりあっていると感じています。自分にやさしくあることで余裕が生まれてくると、他者にも「やさしさ」を配りたくなる。自分と他者の間にやさしさが増えていくことで、「やさしさ」が連鎖していくと、私たちは考えています。

普段はビジネスメールでしか、なかなか使わない「ご自愛」という言葉の意味を考えることって少ないはず。同様に、自分たちの願いやニーズを立ち止まって考えることも、忙しない毎日の中ではつい難しくなってしまいがちではないでしょうか。高速道路を走るような速さで進んでいく毎日だからこそ、普段考えないようなことを考えてみてほしいという思いも込めて、「ご自愛」という言葉を用いています。

考える材料をお届けします

ご自愛研究室では、名前の通りご自愛を「研究」していきます。「ご自愛」は解釈の余地が広く、「自分を甘やかすとは違うの?」「自分さえ大事にできればいいの?」「ゆっくり休憩するってこと?」など、人によって様々なイメージが広がる言葉。「結局ご自愛って何なの?」と考えれば考えるほど思ってしまうと感じています。

この「考える」というプロセスが大事だと、私たちは考えています。「ご自愛はこれ!」という1つの答えはない。だからこそ、自分にとっての「ご自愛」を自分の中から導き出していきたい。考えるのが難しい「ご自愛」だからこそ、みなさんにとってのご自愛がよりクリアになる材料を届けていくことが「ご自愛研究室」の存在意義だと考えています。

ご自愛研究室では、様々な分野で活躍する方々とコラボレーションしながら、そのプロセスと共に研究結果をお届けしていきます。

・ご自愛タイムズ

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ご自愛研究室のメインコンテンツ。tiny peace kitchen代表のともこが、様々なゲストに「ご自愛」についての問いを投げかけていきます。

「サステナビリティ学からみたご自愛とは?」
「音楽とご自愛のつながりは?」

などなど、いろんな角度から「ご自愛」を見つめることで、みなさんがご自愛を考えるための材料をお届けしていきます。

大切にしていきたいこと

①答えは人それぞれの内側にある
私たちは、「ご自愛はこれ」という決まったものに従うのではなく、自分にとって何が「ご自愛」かを考え始めることを大切にしていきます。だからこそ、「共に考えを始められる」ような発信、場作りを心がけていきます。ご自愛研究室の発信を通してみなさんの中に生まれた問いを、一緒に考えていきましょう。

②わかりやすく、わかりにくく
ご自愛研究室では、ご自愛を考えていくためにアカデミックなアプローチも用いながら、わかりやすく落とし込んでいきます。日常の生活ではない視点を持つことで、ご自愛に対する考えが深まっていくことを期待しています。
ただ、全てをわかりやすくするのではなく、わかりにくさも残しつつ発信していくことを大切にしていきます。わかりにくいからこそ出てくる疑問や問いから、ご自愛に対する深い理解が始まっていくと考えています。

③「わたし」と「あなた」と「わたしたち」
「やさしさが連鎖する経済圏」を目指していくためにも、「わたし」と「あなた」と「わたしたち」という3つの視点でご自愛を考えていくことを大切にしていきます。会社のチームメンバー、家族、友人。いろんな「わたしたち」が日々の暮らしの中にあると思います。「わたし」のご自愛からはじまりつつも、「わたし」だけにとどまることなく「わたしとあなたが共にご自愛するには?」という視点も持ちながら、ご自愛について考えていきたいと思います。

最後に

みなさんにとって「ご自愛」を日常的に考え、実践していくためのサポートを、ご自愛研究室で取り組んでいきたいと思っています。ご自愛が浸透することで「やさしさ」が体現され、「やさしさが連鎖する経済圏」へ向かっていくことがとても楽しみです!

ご自愛研究室では「ご自愛ラジオ」を通して、自分に「やさしく」あるというのはどういうことなのか?というテーマを探求するための企画をお届けしています。

tiny peace kitchenのともこ&あこや、さまざまなゲストと一緒に「ご自愛」についてゆるゆると語っていきます。YouTube、Spotifyにて、週2程度の頻度で配信しています。





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