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はじめてのApple Watch、一週間後。

10月15日金曜日、はじめてApple Watchを購入した。数ヶ月前から買うと決めて待っていたので、予約開始3分で注文完了し、無事発売日に手元にやってきた。

「数ヶ月前から買うと決めていた」と言っても、今年(2021年)1月の時点ではまだ買う気がなかった。その証拠に、というか……普通の腕時計をそこそこの値段で購入したりもしていた。

自分にとって必要のない製品だ。

とずっと思っていた。……はずなのに、なんだか突然すごく欲しく思えてきて、新型(Series 7)の発表を待つ間にその想いはムクムクと膨れる一方だった。


購入から一週間が経ったので、今日は「どうして欲しくなったか」や「実際に使ってみたらどうだったか」などを書いてみようと思います。


ずっと、Apple Watchを所有する必要性がわからなかった

──単純だけどこれが、私が「必要ない」と思っていた理由。とにかく「なんのために所有するものか」が、発表当初からずっとわからなかった。もう少し具体的に言うと、

● 別に通知はiPhoneで見ればいいし。
● 健康管理にさほど興味がないし、運動もしないし。
● 外で音楽もあまり聞かないし(AirPods持ってないし)。
● デザインだけでいえば普通の機械式時計のほうがおしゃれというか正統派な感じがするし。

といった印象。Suicaは便利そうだなぁと感じたけれど、他の機能はあまり必要ない気がしていた。

・・・

ではなぜ急にApple Watchが気になり出したか?はっきりとは覚えていないのだけど、たぶん以下のような経緯だと思う。


iPhoneから離れたくなってきた

家で仕事をすることが多い私にとって、iPhoneに届く通知から逃れることは実質不可能だった。SNSのような「気が向いたときに見ればいい」ツールは基本的に通知をオフにしているけれど、仕事が絡む電話、メール、Slackなどの通知はとても重要だし、場合によってはすぐ反応しなければいけない。(仕事以外では、親や夫からの連絡もそこそこ大事だ。)

いつ重要な連絡が来るかわからない。

在宅ワークとはいえ仕事中と考えれば、連絡にはすぐ反応しなければいけない。結果として、iPhoneを肌身離さず持ち歩かなければいけない状態になってしまっていた。

大して広い家ではないけれど、例えば洗濯物を干す10分間だったり、ちょっと音が大きめの音楽を聴いていたり、なんだかんだとiPhoneの通知に気づかないことはある。でも通知が気がかりで、何か来ていないだろうかと頻繁にiPhoneを見る日々だった。

「私、iPhoneに縛られてるかもしれない」

と感じるようになっていた。

そしてYouTubeのガジェット系動画などを見るうちに、

「Apple Watchを使えば、iPhoneとの距離がとれるのかもしれない」

と考えはじめるようになった。

・・・

──実際にApple Watchを使ってみて、一番良かったのがやはりこの「通知」機能だ。

「腕に通知が来るなんて、通知に縛られた生活になってしまいそう……デジタルデトックスができないよ!」

と以前は思っていた。が、むしろ逆だった。通知がすぐに確認できるから、「何か通知が来ていないかな」という心配からほぼ完全に解放された。これは本当に嬉しいし、すっごく快適。

Watch生活をしてみて気づいたのは、iPhoneを触る動機のほとんどは「通知を見るため」だった、ということ。さらに言えば「通知を見るため」手に取ったはずのiPhoneなのに、高い確率でSNSなどをダラダラ見てしまっていた、ということにも気づいた。

──通知を確認するためにiPhoneを手に取る必要がなくなった今、iPhoneを触る頻度が下がったし、ダラダラと触ることも減った。

「通知の来ないiPhoneを触る」ということは、何かを検索したり電話をかけたりSNSを見たりという明確な目的意識があるということになる。もちろん「なんとなくダラダラしたいから」という理由で触ることもあるけれど、それも自分の意志で「ダラダラしよう」と思ってやっている。

触らされているのではなく、自分が触りたい時にだけ触っている!

この気持ちよさを言葉で説明するのはすごく難しいけれど、個人的にApple Watchの一番の価値はこれだった。


使ってみてわかったこと

実際に使ってみて、使う前の想像と違ったこと。

● 寝る間もずっとつけている(睡眠記録をとるため)のは、慣れれば意外と気にならない。
● 睡眠記録をつける場合、充電は毎晩お風呂タイムに行う(終電で帰るようなハードな生活の人には厳しいかな)。
● 文字盤の種類や色がとても多くて、簡単に変えられるので、洋服に合わせたり気分転換をしたりと楽しめる。
● バンドがどんどん欲しくなる。時計のバンドを変えるという体験は新しくて、ファッション好きにはたまらない(お金がかかりそう……)。
● 左手につけた状態で改札のSuicaをタッチするのは難しいと思っていたけど、そうでもなかった。ただし一部のコンビニなどの手前に立ち上がりがあるタイプはかなりタッチしづらい。
● とはいえ、Apple Payが超便利。出かける時にiPhoneをカバンにしまっても大丈夫。改札を通るためにiPhoneを握りしめている必要がないのは最高に気持ちいい!
● 本末転倒?だけど、あまり時刻を見ない(他に情報量が多くてついそっちを見てしまう)。

他にも細かいことはたくさんあるのだけど、全体的な感想は

「意外と重くない」
「予想以上に便利」
「実はファッションアイテム」

という感じです。浪費癖のある私にとって一番の悩みは、バンドが無限に欲しくなること。笑

・・・

あとは……今回アルミの新色「スターライト」を買ってみてとても気に入っているのだけど、やっぱりステンレス欲しいなぁ。ていうか、エルメスモデル欲しいなぁ……。

夫に「3年後にエルメスモデル買うから」と謎の宣言を繰り返しています。笑

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Appleの囲い込みはガチです。

そんなわけで、Apple沼にまた一歩ハマったのですが、実はもう一つ(自分の所有する)Apple製品に動きがあり……。Apple Watchよりも生活へのインパクトが大きいかもしれない、というぐらいの購入品。こちらについてもまた書こうと思います。

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