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大丈夫、Appleだから。

4月20日に開催されたAppleイベントのおかげで、ガジェット界隈は連日かなりのお祭り騒ぎだ。最近のAppleは破竹の勢いである。このイベントもその勢いを加速させるものだった。

しかし一方で、不満の声も(ガジェット界隈では)聞こえる。「なぜあのデザインなのか」という声もちらほら耳にする。


そこで、Apple信者の私は言いたい。
大丈夫、Appleだから。心配するな!」と。


Appleはもはや時価総額1位の企業である。ただのメーカーではない。ものすごーく潤沢に資金があるのだ。つまり、

・トップクラスのデザイナー
・トップクラスのエンジニア
・トップクラスのマーケター

という、ものすごい頭脳が集結しているのだ。だから、彼らが決定したことの背景には凡人には想像できない事情があるに違いない。私はそう信じている。

思い返してみれば、

・iPhoneが発表されたときは「そんな電話、限られた人にしか必要ないのでは」と懐疑的な声が多かった。しかし今は……言わずもがなである。

・iPadが発表されたときは「iPhoneを4枚並べただけ」と揶揄された。しかし今となってはタブレットがない生活など想像できない。

・iPhone Xが発表されたときはノッチ(画面上部のカメラが仕込まれた部分)が邪魔だとかハゲとか散々言われた。しかし今となってはこのデザインがスマホ全体でスタンダードになっている。

Appleは新しい生活を提供しようとしているので、そのデザインは必然的に馴染みがないものになる。だから最初は違和感があって当然だ。

というか、

凡人が抱く違和感に、彼らが気づかないわけがないのである。

今回のiMacに関して言えば「アゴ(ディスプレイ下の部分)が邪魔」「ベゼルが黒もしくは同色がよかった」「ツートンではなく一色がよかった」「前面にもAppleロゴが欲しかった」などの声が多い。正直、私もそう思う。

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でもそんなの、Appleのハイパー頭脳集団ならとうの昔に気づいていることなのだ。たぶん2年ぐらい前に気づいた上で、このデザインがベストと判断したのだ

仮にアゴをなくして、そのぶん2倍厚いディスプレイになっていたら、どうだったろう?

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この側面の印象はかなり変わっただろうし、重量も変わっただろう。そしたらこのセンセーションは巻き起こらなかったかもしれないし、目指すスタンダードには程遠くなり、ただの「ディスプレイにパソコン入れてみましたぁ」になってしまったような気もする。

あと、アゴはポストイットを貼るのにちょうどいいので(笑)、個人的にはけっこう便利だと思う。


Appleは1周どころか3周ぐらいまわってこの結論(=製品)を出しているはずだ。

彼らが自信を持って発表している製品である。私は凡人としてまだ共感できない部分もあるけれど、

「大丈夫、Appleだから。きっと彼らには見えているものがある

と安心しきっている。

(こんなことを言っているとたまにマジで騙される。しかしそれはそれで「憎めないヤツ〜」と処理してしまうので、なんとも都合のいい思考回路だ)

私にはまだ到底見えていないAppleのイノベーションがきっとある。果たしてどのように生活を変えてくれるのか、楽しみでたまらない。今回はそんな未来への期待を高めてくれるイベントだった。

最近のAppleは本当にすごい。暗いニュースばかりの毎日に彩りを与えてくれる、私にとっては欠かせない存在だ。

(ちなみに、新iMacを自分で買うならシルバー一択だ。基本的に色物は買わない主義なので。でも、自分では選ばないけれどカラバリには胸が躍る。とりあえず躍っているだけでも楽しい。私はiMacがAppleの中で最高の製品だと思っているので、一般向けな展開を始めたという事実だけでご飯をおかわりしたくなる。このディスプレイとスピーカーと頭脳とデザインで、この値段。贔屓目に見なくても最高にリーズナブルな商品に仕上がっている。例えばiMac 24”+iPad Air+iPhoneという組み合わせはプロユーザーでなくても最高に満足した生活が送れる理想的な組み合わせだ。家ではiMacをテレビ代わりにしたらいい。画面がめちゃくちゃ綺麗で空間オーディオに対応したので映画を観るのにも最高の環境だと思う。これは自信を持っておすすめできる。──なんか最後がやたら長くなってしまった。)

※画像はApple公式サイトより引用



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