SONYの大復活が嬉しくて
オーディオ機器にはあまり興味がなくガジェットのなかでもずっとスルーしてきたのだけど、今回Sonyが発表したワイヤレスイヤホンを見て、急にテンションが上がってしまった。
ノイズキャンセリングとかハイレゾとか、そういうのはよくわからないけれど、SONY製品について「音はいいだろうし、機能も多いんだろうし、細かい使い勝手はいいんだろうな」という安心感はあった(Appleに対してはあまり抱けない安心感だ。ファンにはその違いがわかると思うけれど)。
しかし私がこれまでSONY製品に食指が働かなかったのは、ひとえに
「デザインがイマイチだから」
という理由だった。
前作の「WF-1000XM3」はこんなデザインだった。
まあ悪くはないけれど、「日本的デザインだなぁ」という若干の残念感が否めなかった。なんだろう、丁寧に考えているのはわかるんだけど、考えすぎた結果思いきりに欠けてしまって微妙に保守的というか。ウォークマンから抜け出せていないというか。色も少し古くさいなぁと感じてしまった(あくまで個人的な感想です)。
(小うるさいことを言うと蓋を開けた時の黒地が気に入らない。そのせいでチープな質感に見える。蓋のゴールドも表面積が大きすぎてオシャレさん感が出てしまって嫌だ!)
……少なくとも、見て「欲しい!」と思うデザインではなかった。
しかし今回発表された「WF-1000XM4」というモデルは、こうなった。
「これはカッコいい!欲しい!」と感じた。はじめてワイヤレスイヤホンというものが欲しくなった。
すこしBang&Olufsenっぽさのある北欧風カラーリング。
シンプルだけど他と差別化できる形。
ユニセックスであること、シーンを選ばないこと。
一番気に入ったのはシルバーの色味と質感だ。この絶妙な色(実物を見ていないのでわからないけれど)、大袈裟かもしれないが、この色を日本の大企業が出せたことにかなり感激している。
私はApple大好き人間だけれどAppleに固執したいわけではない。やっぱり日本人として、日本企業が頑張っているのを見て素直に嬉しい。数年前までは不調だっただけに、特に。
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実はAirPodsやAirPods Proのデザインがあまり好きではなかった。
単純な機能に対して支払うにしては価格が高すぎるから、デザインがしっくりこないせいで、ずっと買えずにいた(どんだけデザイン重視やねんと自分でも思う)。
「イヤホンあったら便利だよなぁ。一つくらい買わなきゃ。やっぱ操作性でAppleかなぁ」
……迷っていたところへSONYのこれが登場したから、急に「イヤホンもデザインで選べるかも!」とワクワクしてきた。
数日前に発表されたBeats Studio Budsもなかなか可愛いのだけど、これは若干ポップすぎるかなぁ。白ではAppleっぽい、黒ではAnkerっぽい、赤は個性的で良いけど服装に合わせづらいし。
ただしこちらはSONYの半額で買えるから、その点で魅力的。
そろそろAppleが新型を発表しそうなので、あと少し発表を待ってどれか一つ選びたいなぁ。SONYが私に「イヤホン買おう!」と決断させてくれた(このままだとSONYを買いそう。高いけど)。
(──にしても、SONYのWebサイトダサすぎない!?日本のメーカーサイトってどうしてこうなっちゃうんだろう。Webデザインも刷新してほしい!!)
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