【読書】私たちの思考は言葉に縛られているのだろうか?
■ジョージ・オーウェル『一九八四年』
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2022年2月に始まった戦争が語られる際に、しばしば引用されるディストピア小説。私がこの本をブックオフで手にし読了したのは、戦争が始まる直前のこと。全く別のきっかけであった(詳細は「編集後記」にて)。
とても有名な小説で、重く長いストーリーでありながら一気に読ませる迫力がある。そのあらすじについても語りたいことはたくさんあるのだけど、私の心に深く刻まれているのは「付録」、つまりおまけの部分に書かれた内容だ。
『一九八四年』