#田んカフェ05 父親に話してみた
こんにちは!
このnoteは、那須の稲作農家が「田んぼの真ん中でカフェ」を開くまでの道のりのリアルを描いたものです。
前回、中古車屋さんで軽バンを見て回って、これだ!という車が見つかったものの、「2駆」だったため、断念したというお話しでした。
しかも、夫が「結婚は妥協だった」ともとれる発言をし、微妙な空気感で中古車屋を巡ったのでした。
今回は、一番の難関、「父親に了承を得る」というお話しです😭
父と娘
現在、稲作本店の農園部門(FARM1739)は、父が代表を務めています。
#田んカフェは、田んぼを利用するため、どうしても父に了承を得る必要があります。
父と私の関係は、良くはありません。
農業承継あるあるで、親子で事業を行う事は、難しい側面もあり、うちも漏れなく、そんな状況だったりします。
なので、今回の事を話すのは、私としては凄く勇気の居る事なのです。
どう切り出そうか。。
晴れた日は、機嫌がいいから、天気がいい日にしようか。。
何を言えば響くだろうか。。
父は、他とは違う、全く新しい事が好きです。
あと、皆のためになる事も大好きです。
その辺りを踏まえると。。
(( 妄想 ))
「あのさ、ここからの景色は最高だよね?
お父さんも、この景色好きでしょ?
この景色は私達だけが楽しむのは勿体ないと思うんだよね。
だから、キッチンカーを作って、田んぼの土手でカフェをしてお客様と共有したいんだ。
もちろん、農作業の合間でだよ?
ほら、いつも散歩してるコースだから、お父さんにもコーヒーを飲んで貰えるし、沢山の人に喜んでもらえるよ?」
よし、これならイケるかも?
シナリオは出来た、後はやるしかない!
父との対峙
実家の玄関を開け、とりあえず昼食の席へ。
いつもより重く感じる扉。
母、父、夫、私の4人で昼食兼会議です。
出し抜くようで申し訳ないけれど、母と父は、ただの昼食だと思っています。
顔に出るタイプなので、ガチガチになりながら昼食を食べ、私の緊張度はMAX。
どうしよう、もう今日は切り出すのは辞めようか。
外は雪だし、なんか機嫌悪そうだし。
うまく言えない気がしてきた。。
いや、でも事業を進めるには時間が無い。
ここで言うしか無い。夫には頼れない。
よし.........!
私「あのさ、、おと、オトン、お父さん。
そ、相談があってさ。6月頃にはなると思うんだけどさ。
私達、近くの田んぼで、キッチンカーでカフェをやりたいんだよ。
ほ、ほ、ほら景色いいじゃんあそこ。
でさ、あそこ借りてる田んぼだから、カフェなんて勝手にやっていいのかなーって。
どう思う?」
・・・全然、シナリオ通りじゃないし!!
父「・・・・・(苦笑)」
・・・苦笑してるし!!
母「え!何それ!?おっもしろ~~!!いいじゃん!
借りてる土地だから大丈夫じゃない?」
・・・ナイスフォロー母親!!
父「・・・そうだな。地代を払っている土地だから、土手で何をしても問題は無いと思う。けれど、了承は得た方がいい。」
母「そうだねぇ、皆を巻き込んだ方がいいよ!皆応援してくれるから!」
・・・・・おおお!!!
私「そうだよね!じゃ、了承得るから、電話してみるわ!」
父の了承を得る事に成功しましたー!
ホッ。。😭😭
次回は、田んぼの貸主に了承を得る話。
さて、父の了承を得ることには成功したのですが、絶景が見える田んぼは、実は借りている田んぼです。
なので、地主さんに了承を得る必要があります。
父が最大の難関だったので、気をよくして、即行動!
さっそく、地主さんにアポイントを取りました。
地主さんは、私が小さい頃から面識があります。
私「あ、〇〇さんですか?田んぼの事でちょっと相談したい事があるんですが、近日中にお会いできませんか?😊
あ、と言っても、そんなに難しい話じゃないです~~😊」
地主さん「こんにちは!いいですよ。
実は私も田んぼの事で話したい事があったんです。」
・・・・え?何それ。
お前の管理がなってないんじゃい!とか?
やっぱ田んぼ貸すのやーめた、とか?😭
次回は、地主さんの了承を得る、というお話しです。
どうぞ皆様、応援ください~😭😭
次から次へと。。
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