不動産繁忙期の闇!!!


「繁忙期になると物件が無くなっちゃう」
いつでも物件は無くなります。たしかに、たくさんの方がお部屋を探す時期になるので、物件が決定するスピードが早くなることは事実です。
ただ、その分ですが、住んでいた方々は新しい家に引っ越すわけですから、その分空き家もでます。
入れ替わりになる訳ですが、無くなってしまうというのは少し意味が違うという事です。

次に
「繁忙期は物件が高いから…」
そんなわけでないです。今、住んでる方達からクレームの嵐です。
そんなに簡単に家賃は変動しません。物価の高騰や住環境の変化などが要因として挙げられますが、3月だから家賃を1万円上げてみました。なんて事があったら大変です。

そして最後に
「繁忙期はいい物件がない」
これも同様に住んでいる方々で新しい家に移り変わるので、良い物件、悪い物件の基準にはなりません。
どんなにいい家に住んでいても、就職の関係で通勤を考慮しなくてはいけなくなれば、そこの家は引払います。
その都度お客様の状況に応じて賃貸物件は借りられるので、いい物件がないなんて事はないです。

3点を例に挙げてお話しをしてみましたが、どうしてこういったお話が世間に出回り、イメージが浸透したのかというと…

単純に悪徳な不動産屋が増えたからです。
不動産の営業マンの大半は歩合制の方が多い業界です。ほとんどの不動産屋は基本お客様の事なんて考えていないお店がほとんどです。
何故なら、基本的にはどこに行っても同じ物件を紹介できるのが不動産ですので、せっかく来店された方を逃す事ができないからです。
その為、「今決めないと物件が無くなってしまいますよ」「本日空いた物件でラッキーです」「月を跨ぐと高くなってしまいます」など、不確定要素満点の発言でお客様の心理を仰いで焦らせます。

何も知らないお客様は、「せっかく決まった大学に行けなくなったら困る」「苦労して決まった就職先が4月から始まるから何が何でも部屋を決めなきゃ」などの気持ちの方々が大半ですので、もう焦らすだけで簡単に決まります笑

それはそうですよね?そう言われればそれが正しいと思いますし、先の事なんて不動産営業マンですらわからない話を平気で謳い文句に使ってきます。

もしそんな思いをしたり、言われた事があれば要注意です!
気をつけてくださいね。
悪徳な不動産の可能性が高いです笑

結論としてはやはりお客様自身が知識を付けて、正しいタイミングや条件で探せば、良い物件は簡単に見つかります。

相場に合ってない無理難題な条件で探している。
謳い文句に囚われて焦って探している。
時期に合っていない物件をいくつも問い合わせしている。

などが最も失敗する部屋探しのパターンです。

このnoteを見られた方は今一度振り返っていただき、ご自身がこんな思いをした記憶があるなぁ?などありましたら今後の部屋探しに活用してみてください!

※あくまでの個人の意見です。

それではみなさんよろしくお願いします!

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