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QuizKnockさんから学ぶ、楽しく分かりやすく伝える方法

こんにちは!TinKamana(ティンカマナ)です🇳🇵

今日の投稿はスペシャルバージョン★
QuizKnock(クイズノック)さんのイベント『QK REPORT』に参加した時のことをお伝えします!

そもそもTinKamama(ティンカマナ)って何?

初めて記事を読んでくださっているみなさんに、まずは私たちのことを紹介します!

私たちTinKamanaは、ネパールのことを日本の皆さんに知ってもらいたいという思いで、ネパール出身のLaxmi(ラクスミ)と、日本人のKi(きい)とFumi(ふみ)の3人で、Instagramを中心に発信活動を行なっています

基本的には、ネパールに関するトピックを記事にして投稿しているのですが、この記事を書く作業がなんとも大変…!

実は私たちは、これまでライター経験のないメンバーばかり。
TinKamanaを発足してすぐの頃は、インターネットや書籍で「分かりやすい文章の書き方」や、「校正校閲のポイント」などを探して読むことから始めました。

この活動をする中で、記事を執筆することにもだいぶ慣れてきたメンバーですが、まだまだ成長途中。日々試行錯誤を続けています。


なぜQuizKnockさんのイベントに参加?

ある日、Fumiが「QuizKnockさんが学生向けのイベントを行う」という情報を入手。
もともとQuizKnockさんが好きだったFumiは、LaxmiとKiに必死にプレゼン。
大学在学中にwebメディアを立ち上げたという共通点と(私たちはそれほど大掛かりなものではありませんが…笑)、Laxmiが将来母国で教育にも携わりたいと思っていることから、「いいじゃん楽しそう!」との回答を2人からゲット!
こうしてTinKamanaとしてイベントに参加させていただくことになりました。

QuizKnockって何?

【公式プロフィール】
QuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディアです。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。現在、全国の小・中学校、自治体での講演活動も積極的に行なっています。YouTube(https://www.YouTube.com/c/QuizKnock)チャンネル登録者数は184万人を突破。(2022年5月時点)


イベントの質問から学んだこと

今回のイベントは、あらかじめ集められた質問の中からいくつかピックアップして、代表の伊沢拓司さんと須貝駿貴さんが回答するという形式でした。
私たちは、“異文化との向き合い方”についての質問をいくつか提出していたのですが、高校生・大学生がターゲットということもあって勉強や進路に関する質問がほとんど。残念ながら私たちの質問は選ばれませんでした…。
しかし、別の方の質問内容が、私たちにとっても大切なことだったので、いくつかこちらで紹介したいと思います!

物事を分かりやすく楽しく伝えるときの思考や気をつけていること

伊沢さん:順序に気を遣う
物事を伝えるときは、定義や概念を伝えるなどの、すっ飛ばしてはいけないことがある。まずは分かってもらうこと、分かったという達成感があることが大事。

須貝さん:何を言わないようにするかに気をつける
専門的なことを話すとき、本当は専門用語や数式を使って全部説明したいが、その分野に詳しくない人にも分かってもらうために、専門用語を使わなくていいところまでで止める。

【感想】
これは私たちが執筆するときにも気を付けている点です。
普段はInstagramの画像を使って簡単な記事を投稿しているのですが、Instagramで一回にアップできる画像は10枚まで。最初の表紙と、最後の「Thank You for Reading」というページを除くと、本編に使用できるのは最大で8枚。さらに、正方形の小さな画像なので、文字が小さすぎたり、多すぎたりすると、かなり読みにくくなってしまいます。
このように字数が制限された中でも、「導入パート→概要→詳細→まとめ」にすると、一連の流れが生まれて読み手に伝わりやすいため、ほとんどの投稿はこのような順序で構成しています。

また、「もっと詳しく伝えたい!」「情報はまだまだある!」という時でも、「ちょっと複雑すぎるかも…」「これを説明するには、Aという概念について詳しく触れなきゃいけないから、長くなっちゃうよね…」ということで、カットすることも。「とにかく気軽にネパールのことを知ってもらえるような記事にしたい」という思いを最優先に執筆しています。


相手を惹きつけるトークや文章の秘訣

伊沢さん:相手が今何を求めているのかを常に考える
喋りを売りにするコンテンツには買い手がいて、その買い手にどうなってほしいかが一番優先順位が高い。誰のために何をしなきゃいけないのか常に意識する必要がある。
相手が求めるものをリサーチするには、YouTubeならコメント欄、講演会ならTwitterを見たり、客層を聞いたりするなど、使える手段はなんでも使う。

須貝さん:分かるということがとにかく大事
「話の内容が分かる=楽しい=もっと聞きたい」になる。
例えば、内輪ネタや例示に気を付けることで相手に納得してもらう。

【感想】
お二人は主に“話すこと”に焦点を置かれていましたが、書き物をする時でも同じことが言えると思います。
私たちはInstagramやnoteでの活動なので、みなさんのお顔が全く見えず、記事を読んでどう思ってくださったか、ウケはよかったのか、などを直接観察することはできません。
読み手のリアクションは“いいね”や“コメント”に頼るしかないため、フィードバックを得たり、ニーズを探ったりすることは、大きな課題だと捉えています。

しかし、数ヶ月に一度、Instagramのインサイトをデータにまとめて、年齢層やいいね数の多い投稿を分析することで、ターゲット層や傾向を確認するということは行なっています。他にも、アンケートを実施して投稿の感想をお伺いしたり、DMやコメント欄、Twitterの質問箱などで取り上げてほしいトピックの募集を行なったり、可能な範囲で“フォロワーさんが求めていること”を探る努力をしています。

それでも、これらは相手の回答があってこその方法なので、普段の投稿やこの記事の感想・その他要望をコメント欄等でぜひお聞かせください!「公開されるのは恥ずかしい…!」という方は、InstagramやTwitterのDM機能をご利用くださいね!Twitterの質問箱は匿名で投稿できるので、そちらもオススメです♪


表情が見えない記事でも、楽しく伝えるために気をつけていること

須貝さん:やはり“分かる”が大切
ビックリマークなどを使うことで楽しそうな文に見せるだけでなく、「分かる=楽しい」のために、太字のところだけ読んでも意味が分かるようにしたり、絵を挟んだり、情報の量をコントロールしたりするなど、少ない取り方でも情報が伝わるよう意識している。

伊沢さん:メディアによって使い分ける
Web記事で絵文字を使ってはいけないというルールはないから、LINEを送る時に表情を出そうとしているように使い分けることはできる。

【感想】
これは私たちもよく悩みますし、ライターとしての腕の見せ所だと思います。
イベント内で伊沢さんが「YouTubeでは笑顔を大切にしている」ともおっしゃっていたのですが、私たちは表情そのものをお見せすることはできません。(会議中でも大爆笑が起こるなど、メンバーはみんな非常によく笑います!)
記事のテーマやパーツによっては、感情を乗せたいものもあるので、口調や記号、絵文字で表現するようにしています。

例えば、常体(だ・である調)で書くと、なんとなく冷たい・堅い印象を与えてしまうこともある反面、回りくどくないストレートな表現をすることができます。記事の中核となる情報部分は、「個人的な感情は持ち込まず、あくまでも誤解を生まないように客観的かつシンプルに書く」という考えで書いているので、常体を使うことを意識しています。(上記の伊沢さん・須貝さんの発言内容も、読みやすく簡潔にまとめたい部分なので、常体で書いています。)

一方で、記事のイントロダクションや締めの部分、個人の感想等は、親しみ・柔らかさ・読み手への敬意などを込めるために、敬体(です・ます調)を用いています。(この文がまさにそうですね!)
感想などを書く場合、より親しみやすさを感じてもらうために“話し言葉”を使うという方法もありますが、TinKamanaの編集長的存在であるFumiが、「相手への尊敬の気持ちを忘れず何事も丁寧に」という考えを大切にしているため、基本的には丁寧な言葉遣いで書くようにしています。

その他にも、Instagramのキャプション(投稿画像の下の文章欄)では、説明文だけだと読む気がなくなりがちなため、絵文字を多用するなど、あれこれ工夫して執筆を行なっています。


イベントに参加した感想

上で紹介した3点が、私たちの執筆活動に最も近い質問だったのですが、読み手を意識した記事作りなど、改めて自分たちの執筆活動を見直す良いきっかけになったように思います。
記事制作という観点では私たちの大先輩であるQuizKnockさんですが、気をつけている点などには共通している部分もたくさんあったので、Laxmiは「やってること同じじゃん!」と満足そうにしていました(笑)

ちなみに、他にも勉強や進路に関する素敵な質問と回答がたくさんあったのですが、TinKamanaのテーマとは直接的な関係がないため、ここでは割愛します。
Kiは「私が高校生の頃にこのお話聞きたかった!」と言っていたので、現役高校生や大学院への進学を考えている方は、ぜひ他の高校生・大学生ライターさんが執筆された記事をご覧くださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
感想もお待ちしております♪

おまけ:オススメの QuizKnock動画

イベント内で、伊沢さん、須貝さんがおすすめしていた動画を、 TinKamanaメンバーの感想と共に紹介します!

伊沢さんオススメ

【0文字クイズ】クイズ王、文字がなくても正解できる説

【Laxmiの感想】
「こんなクイズもあるの!?」と驚きました!みんな普通に答えるので、「もしかしたら私にも解けるのかな?」と錯覚しました(笑)

【Kiの感想】
すごすぎる…!問題文がわかっても難しいのに、文字のない状態で解答を推測できるのが超人…。私は全くわからなかったので、次々に答えていく姿に圧巻でした!

【炎上しないで】東大生が日本一バカな大学の入試に本気で挑戦したらどうなる?【想像以上の実力】

【Laxmiの感想】
このクイズなら私も解けるかも!と思ったのに、全然解けませんでした…。簡単そうで意外とできないクイズを、早押しで解いちゃうなんてすごい!

【Kiの感想】
0文字クイズの問題に比べると、私でもよーく考えたら解けそうな問題でしたが、なんせ2人の回答時間が早くて考える隙もありませんでした…。
問題のコツを掴むのがめちゃくちゃ早くてビックリ!

須貝さんオススメ

サマーウォーズの暗号、ガチで解けるかやってみた【RSA暗号】

【Fumiの感想(+解説)】
つい先日1000万回再生を突破したという、 QuizKnockの歴史にも残るような大作動画です!
RSA?なんじゃそりゃ?という私でも、あっという間の24分間でした!
暗号を解く須貝さん、鶴崎さんもすごいのですが、この暗号の仕組みを推測して、分かりやすい企画として持ってきたふくらさんがとにかくすごすぎる…!
QuizKnockの理系チームの凄さが詰まった動画だったと思います!
個人的には、“2627の段”という普通ならまず使うことがない段が登場するところと、「ラマヌジャン2回分」という言い回しがすごく好きです(笑)

Fumiオススメ

東大生100点は取り飽きたので人生最高得点を取る旅に出ます

QuizKnockファンの方にはお馴染みの、名言連発動画です。
大好きな動画はたくさんあるのですが、もし一つだけ選べと言われたら、私はこれを選びます。
初めて見た時、家族に「何!?うるさい!」と言われるくらい大笑いしたのに、定期的に見返しては、毎回同じところでツボります(笑)
QuizKnockの主要メンバーがみなさん出演されている(伊沢さんは画面外ですが…笑)数少ない動画の一つという点でも、それぞれの個性・強みが最大限に発揮されているという点でも、大変おすすめの動画です!


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